春の薬膳 5

薬膳

気持ちの良い春の日なのに、規制があるのは ストレスがかかりますね。
思いっきり太陽の日を浴びて、のんびりできるのは、いつになるのでしょうか。
いろいろな情報が流れていますが、今こそ人間力が試されている時なのではないでしょうか。
今まで自分ファーストでいきてきたのか、きちんと社会性や精神的な面をきちんと培ってきた人生かが問われているかもしれません。

春の薬膳5を書かせて頂きます。

肝の働きを助け解毒するもの


菜の花、空心菜など旬の青い野菜

清熱  上半身の熱を冷ますもの


セロリ、春菊、くちなしの実、たんぽぽ、菊花、苦みの山菜など

献立   いかと菜の花のオイスターソース炒め

材料
紋甲いか 100g 菜の花  2束
ごま油 オイスターソース ネギ くこ 生姜  少々

作り方
いかと菜の花は食べやすく切り、軽くゆでておく。クコの実は水でもどし、ねぎは白髪ねぎに切っておく。
ごま油でしょうがのみじん切りを炒め、香りがでてきたら、イカ 菜の花をいれて炒め
最後にオイスターソースで味をつける。
上にクコの実と白髪ねぎを飾る。

ポイント
五臓の肝の働きを整え、旬の菜の花を美味しく頂く

献立  春菊と菊花の鮭のマリネ  


材料
春菊 半束   菊花  2輪  鮭のお刺身
五味子クコ酢  オリーブオイル 塩コショウ

作り方
春菊は葉を食べやすい大きさにちぎってよく洗い ざるにあげておく。菊花ははなびらをつまんでさっと洗い、ざるにあげておく。春菊、菊花を五味子クコ酢とオリーブオイルと和え、塩コショウで整える。鮭の上にそえる。

ポイント
苦みのある菊花、リラックス効果のある春菊で春を感じる一品です

クコ棗酒


材料
クコの実 200g  棗 400g ホワイトリカー 800cc

作り方
消毒した容器に、クコの実、棗、ホワイトリカーをいれて3週間以上つける。

ポイント
肝と日本人が弱い人が多いと言われる脾の働きを助け、陽気の増える春の体調を整える

食材紹介

イカ
肝腎 月経不順 体力回復 低カロリー
タウリン、シトステロール、ナイアシン、グリシン、アラニン、VB2,VA,VE,
Zn,Cuなど
菜の花
肝肺脾  炎症 吹き出物 産後の回復
食物繊維、カロチン、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、スルフォラファン、VC,VB2,VK,K,Fe、Caなど
オイスターソース
腎脾肝  食欲増進
イノシトール、タウリン、VB,コリン、ビオチン、葉酸、Zn,Na,K,P,Ca,Mg,Feなど
春菊
肝肺  高血圧、のぼせ、頭重、痰の多い咳
βカロチン、Fe,VB1,VB2,VC,VE,K,Ca,クロロゲン酸など
菊花
肝肺  頭痛 咽痛 精神安定 めまい 目の充血 かすみ目
クサノテノン アントシアン VA

脾胃  貧血 肌荒れ 胃腸虚弱 血栓予防
アスタキサンチン DHA EPA ナイアシン パントテン酸 VB6 VB12  
VDなど

脾胃  疲労 食欲不振
Fe,Ca,K,Mg,食物繊維











投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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