のぼせ

漢方薬

今日は気持ちのよい休日です。
自然の中でのんびり過ごしたい感じですが、世界には大変な方が沢山いらっしゃるのですから、自粛が大切ですね。

今日はのぼせがある方について考えてみましょう。
のぼせは頭などが深いに暖かくなる症状で更年期の方、発熱のある方、夏の暑いなどに起こりやすいです。
体内で熱が上にかたまってしまった状態ですね。

血腑逐お湯

頭痛、肩こり、唇が黒い感じ
このような症状は血流障害によるもので、自律神経が乱れて、上半身に熱が、下半身が冷えた状態です。
血流を改善します。       血腑逐お湯

加味逍遙散

イライラして怒りっぽい、口渇、肋骨の下がはって苦しい、食欲不振、不眠、疲れやすい
精神的にストレスが続くと、自律神経が興奮してしまうのです。
興奮を鎮めます。        加味逍遙散

女神散や烏梅丸

イライラする、鼻血が出やすい、汗がでてほてる、下半身の冷えがある
出産、更年期、慢性の病気などで自律神経が弱ってしまった状態です。
自律神経を強化し、上半身を冷まし、下半身を温めるようにします。
                 女神散や烏梅丸

知柏地黄丸

耳鳴り、めまい、ふらつき、下半身に力が入らない、手足のほてり、寝汗
内臓を潤す水分が足りない状態です。
内臓を潤し、熱をさますようにします。  知柏地黄丸

黄連解毒湯

体力があり、いらいらする、更年期、高血圧、胃炎、皮膚の痒みなど
身体を冷やし、炎症をとる      黄連解毒湯

桂枝人参湯

胃腸が弱い、頭痛、動悸、慢性胃腸炎がある
身体を温め、気の上昇を治す。      桂枝人参湯

三黄瀉心湯

体力があり、のぼせ、顔面紅潮、精神不安、便秘、更年期、高血圧、便秘など
熱を冷まし、精神を安定し、血の滞りや排便の促進に働く  三黄瀉心湯

防風通聖散

腹部に皮下脂肪が多く、便秘がち、高血圧、便秘、むくみ
身体の熱を冷まし、排便促進、上半身の熱をとり、皮膚の痒みを止める 
                        防風通聖散

のぼせは気になる症状ですが、のぼせを治す薬はないので、是非 漢方を試してみて下さい⁂

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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