抵抗力のつけ方

薬膳

皆様 ごきげんよう
先が見えない生活で、皆様,不安な毎日を過ごされていることと思います。
私も同じです。
ただ 自粛自粛とばかり言われても、いつまでなのか、生活費は、また医療体制は、なかなか政策が進まず、皆さん不安の中,生活していらっしゃる事と思います。

まずは自分の体調を管理する事から始めましょう。

今日は抵抗力をつける生活を考えてみました。
まずは、規則正しい生活を送る事です。
睡眠は時間を長くとるだけではなく、ゴールデンタイムと言われている時間にきちんと睡眠をとる、早めに寝る事です。
多忙の方は漢方や食事でしっかり補っておくことも大切です。

では、食事はどうでしょうか?
食べた物をきちんと消化吸入するためには、規則正しく、腹八分目を心がけましょう。
薬膳では、抵抗力をつける食事をするばかりではなく、自分の体質にあった食事をすることも大切です。体質を寒がり、暑がりに分けて、考えてみましょう。

寒がりタイプ


寒いところが苦手、冷たい物をとると調子が悪いと思う方は、身体を温める物を積極的にとって、冷たい物、生ものはなるべく控えましょう。

寒がりの方に お薦めの食品


生姜:身体を温める食品の代表です。消化吸収力を高め、解毒作用もありま
   す。
えび;身体を温め、足腰の冷え、食欲不振に効果があります。
マトン;温める力が強く、疲労や手足の冷えに効果があります。
にんにく;食欲不振、下痢、体力回復、抗菌作用があります。生では少し強
     いので、火を通したほうがよいと思われます。
鶏肉;穏やかに胃腸を温め食欲不振や吐き気に、体力が落ちているときに使
   います。
レバー;顔色が悪く、貧血気味の方にお薦めです。血を補いながら、身体を
    温めます。

寒がりの方に お薦めの生薬


シナモン;冷えるとお腹にくる人、腰痛、手足の冷えがる人に効果がありま
     す。炎症にも効果があります。
棗;棗は今までに薬膳によくでてきました。胃腸が弱く、気持ちを不安定
  で、よく眠れない方にお薦めです。
高麗人参;エネルギーを補うのに効果があります。お茶など販売されていま
     すね。

暑がりタイプ


手や足がほてったり、寝汗をかいたり、乾燥肌の方は、野菜や果物をたくさんとり、香辛料、アルコール、コーヒーは控えめに!

暑がりタイプに お薦めの食品


蓮根;熱を冷まし、血のめぐりを良くして、胃腸の調子を整えます。
きゅうり;必要な水分を補いながら、熱を冷まし、浮腫み、喉の渇きに効果
     があります。
緑豆;身体にこもった熱を冷まし、体力を補っていきます。
白きくらげ;空咳、声がれ、乾燥肌に効果があり、薬膳ではお料理しやすい
      食材です

暑がりタイプの方に お薦めの生薬


西洋人参;元気がなく、身体のほてる方に。飲みやすいお茶があります。
ゆり根;空咳、喉の渇きがある方、動悸や精神的に不安で眠れない方にいい
    と言われています

どちらのタイプにもお薦めの食品


きのこ;免疫力を上げる食品です。しょうが、大根などと一緒にどうぞ。
人参;免疫力を高め、胃腸に優しく、疲れ目にも効果があります。アンチエ
   イジング効果があるのも嬉しいですね。毎日頂きたいです。皮も一緒
   に。
山芋;だるさ、疲れをとり、消化促進や体力回復、アンチエイジング効果が
   あります。
黒ゴマ;毎日食べると身体のあちこちの機能を高め、アンチエイジング効果
    に優れています。
黒豆;全身のむくみ、腰痛、アンチエイジング効果があり、身体にいい食品
   です。
黒きくらげ;血を補い、血流を良くして、生命力を養う食材です。

どちらのタイプにもお薦めの生薬


クコの実;ふらつき、めまい、血を補う効果があります。目にもいいです
     ね。
ハト麦;身体の水分代謝を整え、元気にしていきます。関節痛や肺にも効果
    があります。

今は時間がある方が多いと思われます。
今まで頑張ってくれていた自分の身体に、いい食物をとって優しくしてあげてはいかがでしょうか?

忙しい時はついあるものですましていた食事です





投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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