夏の薬膳

薬膳

皆様 ごきげんよう
今日はどのような一日でしたか?
コロナの感染者がまた増えてきています。

そうそう コロナばかりに気をとられていたら 先日お友達から 暑中お見舞いが届きました。もう 夏本番間近ですね。

今日は夏の薬膳をご紹介致しましょう。

中医学で夏とはどんな季節でしょうか?
夏は1年で体力を一番消耗する季節、大量に汗をかくので、気と津液を消耗します。夏は 五行では、(火)、臓腑では(心)と関係があります。
夏は 暑邪に冒されやすく、蒸し暑い今のようなときは、湿邪をともないます。
外は暑く、冷たいものを食べ過ぎてしまうので、脾胃の水分代謝が悪くなり、不調が起こってしまいます。

夏の起こりやすい症状


冷房病、倦怠感、痩せてくる、いらいらする、熱中症、食欲不振、不眠、夏バテ、夏風邪、息切れ、食欲不振 体温調節、神経のトラブルなど

 夏のお勧めの食材

 
脾胃の働きを高め、気を補う
 米、麦、やまいも、豚肉、ジャガイモ、かぼちゃ、枝豆、なつめなど
※牛肉、えび、もち米は気を補うが、温熱性などで量に注意

身体にこもった熱をとる(寒涼性の食品)
にがうり、すいか、バナナ、キウイフルーツ、きゅうり、冬瓜、れんこん、トマト、レタス、セロリ、豆腐、緑豆、茶など

汗を止める(酸味は尿や汗の出すぎを抑える
マンゴー、ビワの実、グレープフルーツ、トマト、さんざしなど

津液を作り、のどの渇きを抑える(生津)
きゅうり、れんこん、西瓜、メロン、レモン、トマト、みかん、豆腐、ココナッツジュース
※夏の野菜や果物は水分を多く含むものが多く、喉の渇きを抑える

生活のポイント


1)旬の野菜、豆、穀物を中心に肉、魚などバランスよく、消化のよいもの
  にする。適度な酸味、塩分も必要。
2)冷房に入る事が多いが、お腹を冷やさないように注意する。
3)水分を補給する。
  ただし 真水や冷たいものばかりではなく、ゆっくり飲みましょう。
4)汗をかいた後、水分だけではなく、少し塩分も、そして、気も補うよう
  にしましょう。
※麦茶と梅干のセットはいかがでしょうか!

夏いい 食材紹介


梅 烏梅
性味;酸、渋、平
帰経;肝、脾、肺、大腸経

梅干しは疲労回復、食欲不振、吐き気、頭痛、乗り物酔いに効果があると言われています。(梅は3毒を断つ)と言われ、食品の毒、血の循環異常、水分代謝異常などに効果があるようです。
中国では、新鮮な梅を(青梅)、塩漬けを(白梅)、燻製を(烏梅)といいます。

有効成分
クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸(生はアミダグリンを含む)

中医学的効果
1)唾液の分泌を促進して、口渇を止める。(生津止渇)
2)腸の働きを整え、下痢を止める(渋腸止寫)
3)烏梅;肺の機能回復、腸の機能回復、唾液の分泌促進、回虫を弱らせる

適応症
1)喉の腫れ、痛み、つまり感
2)関節リウマチ、腰痛
3)夏秋の感染性大腸炎
4)胃もたれ、食欲不振、二日酔い
5)下痢
6)暑気あたり
7)口渇
8)汗の出すぎ
9)尿漏れ
10)疲労、肩こり
11)老化防止
12)便秘
13)血行促進

試してみましょう
1)胃もたれ、食欲不振、二日酔いなどの時に潰した梅干しに熱い番茶を入
  れて飲む
2)関節リウマチ、腰痛の時、梅酒を1日数回塗る
3)暑気あたりで腹痛、疲労、食欲不振、下痢があるとき、梅酒を1日2-3
  回おちょこ1杯ぐらい飲んでみる

注意
歯痛、産前産後、月経中の人はさけた方がいい

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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