夏によいメディカルハーブ

ハーブ

今日は、雨模様でしたが、晴れて涼しい夕方をむかえました。
昨日は田舎の母から 大好きなお味噌が送られてきました。
玉置こうじ屋さんの手づくり味噌です。1年ものや2年ものがあります。
また白みそやミックス味噌などがあります。
名物のからすみも送ってきました。手作りのもので、故郷の味がします。
このお味噌は大豆の味が残っていて とても美味しくてお勧めです。

今日は夏に役立つハーブのまとめです。

和ハッカ


科名;シソ科
使用部位;葉 茎
主要成分;精油(Lメントール、メントン)
作用;消化機能活性化、発汗、解熱、消炎症
適応;食欲不振、吐き気、頭痛、風邪
薬膳では辛涼解表薬になります。
※調理時間は早めに

ウコン


科名;ショウガ科
使用部位;根茎
主要成分;フラボノイド、クルクミン、精油(テーメロン)
作用;抗酸化、強壮、肝臓胆のうの機能向上、
薬膳では活血化お薬になります。

カルモダン


科名;ショウガ科
使用部位;果実
主要成分:フラボノイド、精油(1,8シネオール、酢酸テルピネル)
作用;消化機能改善、腸内のガス排泄
適応;消化不良、食欲不振、口臭、去痰、発汗
※香りが強いので、他のハーブとブレンドするといいでしょう。インドのガラムマサラやカレー粉に入っています。食べ過ぎの時や 口臭が気になるとき食後に飲むといいでしょう。

クミン


科名;セリ科
使用部位;果実
主成分;精油(αピネン、リモネン、クミンアルデヒド)
作用;鎮痛、腸内のガス排出
適応;消化不良、腹部膨満感

カイエンペッパー


科名;ナス科
使用部位;成熟果実
主要成分;ビタミンC,カプサイシン、カロテノイド(カプサイチン、βーカ
     ロチン)
作用;消化機能改善、発汗、脂肪燃焼
適応;食欲増進、筋肉痛、神経痛

ハイビスカス


科名;アオイ科
使用部位;がく
主要成分;ペクチン、ミネラル(鉄、カルシウム)アントシアニン(ヒビスシ
     ン)植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)
作用;代謝促進、消化機能改善、利尿、強壮
適応;疲労、眼精疲労、便秘、
※ハイビスカスティーは利尿作用があるので、浮腫みのある時、二日酔いに、またクエン酸を含むので、天然のスポーツドリンクとしても使えます。

マスタード


科名;アブラナ科
使用部位;種子
主要成分;イソチオシアネート
作用;抗菌、防腐、消化機能改善
適応;食欲増進
※食欲のない時、お料理にマスタードを使ってみると食欲がでるかもしれません。

ジャーマンカモミール


科名;キク科
使用部位;花
主成分;マトリシン、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)精油(カマ
    ズレン、αピサボロール)
作用;消炎、鎮静、鎮痙、殺菌、発汗、利尿、健胃、抗ヒスタミン作用
適応;胃炎、月経痛、皮膚炎、
キク科アレルギーの方は注意
 気分を落ち着かせたいとき、吐き気、食べ過ぎ、食欲のない時、身体を温
 めるので、風邪のひき始め、冷え性の方にお薦めです。
 穏やかに効くので、子供にも飲めるハーブティーになります。
 眠らないや風邪のひき始めに豆乳カモミールティーがお勧めです。

食欲のなくなる夏の季節、ハーブを上手に使ってお食事を美味しく頂きましょう。
写真はハイビスカスに蜂蜜を入れたゼリーです。


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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