なぜ シニアヨガが必要なのか?

ヨガ

皆様 ごきげんよう
今日はいいお天気と思ったら、ざっーと雨が降ってきて。。
でも、いいお天気になりました。
今 醤油麹を作っています。
夏バテに効果があるといいですね。

私は 年齢を重ねた方にお勧めな運動は散歩、NHKの体操と、ヨガです。
散歩は、季節感や世の中の事を感じる事ができます。
NHKの体操は、家にいつもいるかたにお勧めです。
ヨガは老化を受け止めて、前向きに生きたい方におすすめです。

老化を前向きに考えるとは。。
年齢を重ね重ねていくことはだれにも避ける事はできません。
そして エイジングによる変化と向き合い、適応し続け、不安に押しつぶされることなく、前向きに生きていくことではないでしょうか。

シニアヨガは、老化を自然のなりゆきと考え、いろいろな時、積極的な気づきを大切にします。年齢に応じた健康を維持し、1度しかない人生を後悔のないよう、心と身体に柔軟な対応力をつけましょう。

老化について

老化について考えてみましょう。
50歳代になると、筋力が衰え、肌のつやがなく、しわや白髪も増えてきますね。眠れなくなったり、以前のようには活発に動くことができなくなってきたと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
原因として、加齢、運動不足、食べ過ぎ、疲労やストレスが考えられますが、1番の原因がホルモンの変化です。
ホルモンの働きが低下してくるのです。
私達の若さは、脳や体の機能によりますが、それらの機能はホルモンによるところが大きいのです。

では、ホルモンとは?
私達の身体には活動を統制して生理機能を運営していく仕組みが備わっています。
神経系内分泌系です。
神経系は、全身に張りめぐされたたくさんの神経細胞でできていて、電気信号によって情報を伝え、身体の全ての組織を働かせているのです。
内分泌系は、化学作用による機能です。化学物質が身体の組織に情報を伝えます。この化学物質がホルモンです。ホルモンを分泌するところや受け取るところは身体のあちこちにあり、どこの細胞にどのように作用し、どのように働くかが決まっています。

ホルモンはたくさんあるのですが、老化に関わるものを少しご紹介致しましょう。

若さに関わる主なホルモン

1)セロトニン
  脳内にあり、幸せホルモンと呼ばれています。
  身体のリズムを作り、リラックスさせ、若さを維持します。
2)成長ホルモン
  脳下垂体にあり、若返りのホルモンと言われます。
  筋肉や骨の減少を防ぎ、エネルギー代謝に影響します。
  しわを減らし、筋肉を若く保ちます。
3)メラトニン
  脳の松果体にあり、睡眠ホルモンと言われます。
  睡眠をコントロールし、身体のリズムを整えます。
  免疫力を高め、活性酸素(老化の原因の一つ)を除きます。
4)DHEA
  副腎皮質にあり、マザーホルモン、若返りホルモン、長寿ホルモンとい
  われます。
  男性ホルモンや女性ホルモンのもととなり、健康と若さを保つのに大
  切です。運動(とくに下半身を動かす)により増加します。
5)ビタミンD
  ビタミンでも身体の中で活性型ビタミンDとなり、丈夫な骨、筋肉を
  維持し、免疫力を高め、アンチエイジング効果も期待できます。
6)テストステロン
  男性は精巣、女性は副腎や卵巣、皮下脂肪から分泌され、やる気ホルモ
  ン、元気ホルモンと言われます。
  骨や筋肉を増強し、抗酸化作用があり、前向きな気持ちにしてくれます
7)エストロゲン
  主に女性の卵巣から分泌、美肌ホルモンと言われます。
  女性ホルモンで、抗酸化作用が期待できます。

老化に関わる主なホルモン

1)コルチゾール
  副腎で分泌されるホルモンで、抗ストレスホルモンと言われます。
  ストレスが加わると分泌され、身体の緊張を保ち緊急時にそなえ、スト
  レスが持続すると、アンチエイジングホルモンの分泌を抑え老化を進め
  ます。過剰なストレスが加わるとさらに老化が進みます。
2)インスリン
  膵臓で分泌されるホルモンで、普通は糖代謝に関わり血糖値のコントロ
  -ルをするのですが、血糖値が高くなるとインスリンの分泌が多くなり
  肥満、糖尿病、動脈硬へ、そして老化が進んでいきます。

老化は諦める事ではありません。
自分達の内面の世界、肉体だけではない自由な可能性に気づいた時、年を重ねていくことも、人生の厚みになっていくことでしょう。

神は我々に絶望を送るのは、我々の中に新しい生命を呼び覚ますためである。              BY ヘルマン ヘッセ


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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