森林セラピー 1

皆様　ごきげんよう
いよいよ　夏本番。真夏日が続いていますが、お元気ですか？
せっかくの夏休みなのに、外出もできなくて。。って思っていらっしゃる方も多いことと思います。
そんな方にお勧めしたいのが、自然の中を散歩する事。
暑い夏、とくに朝の涼しい時に散歩してはいかがでしょうか？
森林セラピーの書物に免疫の事が書かれていたので、ご紹介致します。

今コロナウイルス肺炎で、ナチュラルキラー細胞に注目が集まっています。米国国立衛生研究所国立医学図書館のコロナウイルス感染症に関する論文の中にＮＫ細胞の論文がいくつかあります。それによると、ＮＫ細胞の減少など免疫系が弱っている人は重症化しやすいという結果がありました。

ＣＯＶＩＤ－１９ウイルスへの感染は基本的に気道粘膜細胞で起こります。
粘膜細胞でもリンパ球が免疫で大きな役割をしています。
ＮＫ細胞は抗ウイルス活性をもつＩＦＮγ産生を欠き、代わりに周囲の非免疫担当細胞に作用し、抗菌物質を作るをインターロイキン２２を分泌するＮＫ２２細胞に変わります。パーフォリンやグランザイムなどの攻撃成分による細胞障害性が基本的機能となっています。

気道粘膜細胞に出ているアンジオテンシン変換酵素2受容体と結合したＣＯＶＩＤ－１９ウイルスをＮＫ22細胞が攻撃すると感染した細胞もダメージをうけます。初期感染の防止には有効と思われ、ＮＫ細胞の持つ自然免疫に期待が集まっています。
ウイルスの量が多いと初期免疫では対応しきれないので、感染が進んでしまいます。

森林セラピーに参加なさった方は、ＮＫ細胞が増え、かつパーフォリンやグランザイムなどの攻撃成分が増え、ＮＫ活性の増加がみられました。

日頃から、森林セラピーを行っているとＮＫ細胞が多く働き、初期のＣＯＶＩＤ－19ウイルス感染予防に効果があるのではないかという結論がでていました。

いかがですか？
森林セラピーはコロナウイルス感染予防に効果があるのではと考えられています。
夏休み、何をしたらいいか考えていらっしゃる方、近くに自然の多いところがあったら、出かけてみてはいかがですか？
もちろん　周りに人がいなければマスクなしで　気持ちよく深呼吸してお過ごし下さい。