yogaにおけるアンチエイジングの食事の工夫

ヨガ

皆様 ごきげんよう
今日は文化の日、今年も後2か月。
今年 自分は何をしたのかしら?と思われる方はいらっしゃいませんか?
いろいろな事があっても大切な一年、後2か月あります。
良い一年だったと思えるように、過ごしてまいりましょう。

今日はシニアヨガでの食生活について書かせて頂きます。

酸化

老化に大きく影響する事に酸化があります。
酸化とは体内の物質が酸素と反応して、細胞を傷つけてしまうのです。
私達は、食べた物と呼吸でえた酸素でエネルギーを作っていきます。
その過程で酸素の一部分が活性酸素となり、これが脂質と結びつくと
過酸化脂質となり、細胞を酸化し傷つけるのです。
これのよって、シミやしわ、血管が弱くなったりします。
その活性化酸素を減少を助けていたのが、女性ホルモンのエストロゲン、
男性ホルモンのテストステロンです。
更年期になり、性ホルモンの減少がおこるようになると、酸化を抑制する、抗酸化物質が減少するので、体外から抗酸化物質をとる事が必要になります

では、抗酸化物質にはどのような物があるのでしょうか?

ビタミンC,ビタミンE,βーカロチンです。
これらの全てを含むものは、赤パプリカ、モロヘイヤ、かぼちゃです。

他に抗酸化作用のある食品

1)βーカロチン
  モロヘイヤ、人参、ほうれんそう、春菊、小松菜、にら、クレソン

2)ビタミンC
  ピーマン、レモン、ゴーヤ、キウイ、柿、ブロッコリー、カリフラワー

3)ビタミンE
  ナッツ、いくら、たらこ、鰻、はまち、えび、にら、大根葉、植物油

4)亜鉛
  かき、豚肩ロース、牛肉、鶏レバー、高野豆腐、卵、海苔、かに

5)セレン
  まぐろ、かつお、鯵、鯖、ワカサギなどの魚介類、卵、鶏肉

6)マンガン
  日本茶、しそ、油揚げ、がんもどき、生姜、ミョウガ、ひよこ豆

7)フィットケミカル
  植物が自分の身を守るために作り出す抗酸化物質です。
  がんの予防、コレステロールを下げる作用、血液サラサラ作用などが期
  待できます。

 リコピン 強い抗酸化作用
       トマト 西瓜 柿 ルビーグレープフルーツ
  カプサイシン 血行改善 代謝を高め体脂肪を燃焼
       ピーマン とうがらし クロロフィル 血液サラサラ、 血中コレステロールを下げる
       小松菜 春菊 ほうれんそう

 アントシアニン 強い抗酸化作用 白内障予防 生食がよい
       なす しそ ブルーベリー 赤キャベツ

黒 クロロゲン酸  空気に触れると黒くなるもの 脂肪を燃焼
       ごぼう バナナ リンゴ じゃがいも さつまいも

 硫化アリル がんの予防 体内の有害物質排泄作用
       玉ねぎ ねぎ にんにく
  イソチオシアネート 血液サラサラ、ピロリ菌殺菌
       キャベツ、大根、ブロッコリー スプラウト

 フラボノイド 血管強化 ビタミンC吸収をたすける
       かんきつ類 たまねぎ

 αカロチン βカロチン クリプトキサンチン 
       強い抗酸化作用 皮膚粘膜保護 がんの予防
       みかん マンゴー 人参 かぼちゃ

糖化

      
糖化は、抜け毛、アルツハイマー、動脈硬化、骨粗しょう症、シミやしわなどの原因になります。
酸化はどのように起こるのでしょうか?
白い炭水化物は製造工程で、ビタミン、ミネラル、食物繊維がほとんどなく、これを食べると急な血糖値の上昇がおこり、ブドウ糖とたんぱく質が結合し糖化が起こります。
これは、AGEsに変わりエイジングを促進する事になります。

酸化を防ぐには、血糖の急な上昇をさせる白い炭水化物の摂り方に注意し、
できる限り、白いご飯、パン、砂糖は食べないのがよいかもしれません。

たんぱく質不足


たんぱく質は胃腸で消化されアミノ酸になり、私達の皮膚、筋肉、髪、臓器、ホルモンまでも作っています。私達の心も体もたんぱく質からできています。肉、魚、卵、大豆などに含まれるたんぱく質をしっかりとるようにしましょう。
例えば、更年期になると、女性ホルモンの低下で更年期障害がでやすくなりますが大豆たんぱくであるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをすると言われています。

白い炭水化物はなるべくとらない、摂るときは摂り方に注意。
たんぱく質は意識してとるように。
抗酸化物質は必ずとるように注意していきましょう。



投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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