ハーブをつかって アレルギーケア  1

ハーブ

皆様 今日はいかがお過ごしでしたか?
私は今日、髪のカットに行ってきました。
そこの美容院では 顔のマッサージやヘッドマッサージなどもしてくれます。
ヘッドマッサージの気持ちのよさは格別で、カットはおまけで マッサージが目的です。
仕事で疲れているとき、気分が落ち込んでいるときはマッサージなどリラックスできるものを日頃から自分で探しておくことも大切ですね。

今日はアレルギーとハーブについて書かせて頂きます。

喘息、花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などアレルギーを持つ人は日本人で、2人に1人と言われています。
では、アレルギーはどのように発症するのでしょうか?

アレルギーについて

私達の身体には、細菌、ウイルスなどの外敵をやっつけて排除しようとする免疫機能が備わっています。アレルギーは免疫機能が本来は無害な食べ物や花粉などに、過剰に反応して起こる症状です。
最近では、皮膚からアレルゲンが入り、経皮感作がアレルギーのきっかけと言われています。
そして アトピー性皮膚炎から始まり、食物アレルギー、喘息、鼻炎と次から次に発症することが多く、これをアレルギーマーチと言います。
ですから、乳幼児期にスキンケアをしっかりする事が大切になります。
皮膚のケアをご紹介する前に簡単にアレルギーのメカニズムをお話しましょう。

アレルギーのメカニズム


1)アレルゲンが鼻、目、皮膚から身体に入ると、抵抗しようとする免疫反
  応がおこり、IgE抗体というたんぱく質ができ、肥満細胞の表面に
  つきます。
2)IgE抗体はアレルゲンがはいるたびに増えて、ある量を超えると肥満
  細胞の中にあるヒスタミンやロイコトルエンなどの化学物質が出され
  炎症や痒みなどがおこるのです。

アレルギーの予防方法

皮膚のバリア機能を強化
皮膚のバリア機能を担っているのは、角質層にある皮脂、天然保湿因子NMF,セラミドなどの角質細胞間皮質の3つの成分です。
これらの機能が充実していれば、皮膚の潤いが保たれます。

皮膚トラブルを防ぐには、保湿によるスキンケアが第一です。乾燥しやすいこの季節、健康で美しい肌になるようこころがけましょう。

保湿ケア


保湿剤は皮膚がもつバリアの代わりになります。
保湿は朝の洗顔後と入浴後の2回は必要です。
もっとケアできたら、してくださいね。

1)肌を清潔にする。
  ごしごしこすると、皮脂をとってしまったり、皮膚を傷つけてしまうの
  で、よく泡立てた石鹸で優しくなで洗いしましょう。

2)バスタブでリラックス
  38-39℃くらいのお湯にゆっくりつかりましょう。
  保湿成分の入った入浴剤を使うといいでしょう。

3)入浴後はすぐ保湿
  入浴後はすぐ保湿剤をつかって皮膚をコーティングしましょう。
  今のような季節は、クリームや軟膏などの保湿性の高いものを。。
  自分の肌の性質や季節に応じて、自分にあったものを見つけましょう。

日常生活でスキンケアの注意


1)睡眠不足やストレスをさけ、健康状態を観察しておくようにする。
2)バランスのよい食事に気を付けましょう。
  ビタミンCや、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンA,皮膚の新陳代謝を
  助けるビタミンB,皮膚の再生に必要な亜鉛などは注意してとりましょ
  う。
  とくに プロバイティクス(ヨーグルトなど)、プレバイオティクス
  (オリゴ糖)などは、免疫にふかく関わる腸内環境を整える作用がある
  ので、積極的にとっていきましょう。

花粉症前のこの季節、ハーブで体作りしていきましょう。
花粉症などのアレルギーにお勧めなハーブの代表はネトル
アレルギー体質自体を改善して、不快な症状の軽減しましょう。
2か月前くらいから、ハーブティーなどでとっておきましょう。
また イブニングプリムローズ、月見草も体内の炎症をおさえ、アレルギーの症状を緩和します。酸化しやすいのが難点、オイルなどをそのまま頂きましょう。

ハーブは、作用が穏やかで安全性が高いです。
また 免疫だけではなく、自律神経やホルモンなどいろいろな作用があり、全身的に整えてくれます。
ハーブを育てるのが大変な方は、ドライハーブやオイルなどをもとめて使ってみてはいかがでしょうか?


自分でケアできる事は、早めにケアしていくこと。
健康で良い人生をおくるには必要ですね。
ウェルビーイングな毎日をお過ごし下さい。
  

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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