ピラティス

その他

皆様 ごきげんよう
今はコロナでなかなかスポーツクラブにいらっしゃるのも勇気が必要ですね。
私はヨガスタジオをお休みして、家で自分ヨガを楽しんでいます。

今日はピラティスについて書かせて頂きます。

ピラティスとは


ピラティスは体幹を鍛えるためのエクササイズで、体幹をきたえることは
スポーツの向上にかかせません。
体幹をきたえ、姿勢がよくなり、無意識に正しい身体の使い方ができるようになるのです。
骨の状態は?筋肉の状態は?動き方は?呼吸は?と 自分の身体と会話しながら行っていきましょう。

ヨガとピラティスの違い


マットの上でエクササイズをしたり、呼吸を大切にしたりするところは似ています。ピラティスはヨガを参考に体系化された部分があります。
歴史的にみると、ヨガは紀元前から修行法から始まり、ピラティスは第一次世界大戦中、傷ついた兵士のリハビリとしてジョセフ、ピラティス氏によってつくられたものです。
ヨガは瞑想や静止を大切にしているのに、ピラティスは身体をゆっくり動かします
また 目的がヨガは心と身体の融合を目指すもので、ピラティスはインナーマッスルを鍛え姿勢を正し、バランス感覚を養い、身体を強くしなやかにとフィジカルに重視しています。

ピラティスは体幹、コアの強化に


体幹とは身体の中心、姿勢の保持、あらゆる動きの土台となります。
コアとは、体幹にあるインナーマッスルのことを示します。
ピラティスはコアを身体の力の元と考えます。
つまり コアを安定させ体幹をしっかりとつくることができるのです。
背中、お腹、骨盤周辺の筋肉をバランスよく整えていくことです。

コアを構成する4つの筋肉


1)腹横筋
  腹部をとりまく筋肉。脇腹の最深部にあり、腹圧を高め、腰回りと体幹
  を安定させ、内臓を正しい位置に収め、呼吸に働きます。

2)多裂筋
  脊柱を安定させる筋肉。
  脊柱の深層部にある細かな筋肉で、首から腰にかけてあり、身体を滑ら
  かに動かすことができます。

3)横隔膜
  腹腔の天井部にあり、半ドーム型した筋肉の束、息を吸うときは収縮
  し、内臓を下に押し込み、内圧を下げ空気を肺に入れます。

4)骨盤底筋
  骨盤、内臓を支える筋肉です。
  恥骨と尾骨の間を走る複数の筋肉でできています。
  腹腔の床にあたり、膀胱、腸、子宮などの内臓を支えています。
  直腸、尿道、膣が骨盤底筋を通り抜けているので、尿や便のコントロー
  ルもしています。

悪い姿勢で起こる不調


 私達の身体は左右対称ではなく、歪が生じてきます。
 身体の中心のある体幹が弱くなると、脊柱や骨盤が歪みやすく、肩腰に負
 担がかかり、痛み、不調、老化につながっていきます。

 集中力低下
 肌荒れ
 息切れ
 冷え症 むくみ
 便秘 下痢
 慢性疲労
 免疫力低下
 頭痛 肩こり
 眼精疲労 視力低下
 腰痛 膝の痛み

ニュートラル、ポジション


 骨盤、背骨、肩甲骨、首、肋骨が正しい位置にある状態をニュートラル
 ポジションといいます。
 ピラティスを深めていくと何気ない動作も筋肉、関節の動きに意識して正
 しく筋肉を使えるようになるのです。
 では どのような姿勢が正しいといえるのでしょうか?

 1)左右対称
 2)肩から余計な力が抜けている
 3)腕が自由にうごく
 4)膝が前をむいている
 5)顔 頭は突き出ていない
 6)自然な背骨のカーブ
 7)お腹がしまっている
 8)身体が前、後ろに傾かない
 9)足はまっすぐ
10)肩の高さが同じ
11)腰の高さが同じ
12)肩甲骨がでている

いかがでしたか?
次回は実際にピラティスの行い方を書かせていただきますね。
寒くなります。冷えは万病のもと、温かくお過ごし下さい。
  

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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