アーユヴェーダのマッサージ

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
今日は温かく ご機嫌な朝を迎えることができました。
いろいろな事情を抱えていらっしゃる方もきっといる事でしょう。
太陽の上がらない日がありません。
どうぞ 青い空を見上げて 深呼吸してみて下さい。

アーユルヴェーダというと、すぐマッサージを思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
アーユルヴェーダでは、マッサージは毎日行うといいとされています。
マッサージにはデトックスやリラックス効果があると言われています。
もちろん 美容にも。。

アーユルヴェーダのマッサージの種類


アヌレーパ
 オイルで滑らかに行うマッサージです。
ガルシャナ
 耳にしたことがあると思いますが、絹で皮膚を摩擦、オイルは使いません
ウドガルシャナ
 ガルシャナでさらに強く摩擦する。
ウッツアーダナ
 オイルと薬草粉でこする。
ウドヴァルタナ
 柔らかいパウダーでおこなう。

基本マッサージの方法

さする
 手のひら、指全体で圧をあけて行う。リラックス効果が期待できる。
たたく
 手やこぶしで軽くリズミカルにたたく。
 カパを抑えるのに期待される。
押す
 手のひら、指を使ってゆっくり押す。ヴァータの刺激に期待される。
つまんで軽くひっぱる
 手のひらや指で軽くつまんで引っ張る。リンパや血液の流れをよくする。
 ピッタを抑える効果に期待される。

ごま油について


アーユルヴェーダでは。体質、体調に合わせてオイルを考えていくのが理想です。
ココナッツオイル、薬用ギーなどが使われますが、お勧めがごま油です。
最近 マーケットでしろごま油がなくなっている事が多く、利用される方が増えているのかと思っています。
アーユルヴェーダの古典には、ごま油について次のように書かれています。
ヴァータを滅し、カパを増やさず、体力増大、皮膚によく、温性、四肢を丈夫にし、子宮を増加する。
昔、悪魔達はごま油を常用し、老衰することなく、疲れをとり、極めて強力だったと書かれています。
ただし ピッタを増やすので、ピッタ体質の方にはお勧めできません

ごまオイルの作り方


薬用ごまオイルを購入できたら一番ですが、
もし ご自分で作られるのでしたら、キュアリングされる事をお勧め致します。
1)白ごまオイルを用意する。
2)お鍋にゴマ油1瓶をいれて、100℃まで加熱する。
  水がパチンとはじけたのが、目安です。
3)100℃で混ぜながら20秒。
4)火を止め、鍋に入れたまま、冷ます。
5)遮光瓶で保存。

体質 体調別にオイルを使う


先ほどのゴマ油に、体質 体調に合ったハーブエッセンスを追加しても作れます。
今はアロマのお店にアロマ精油が売っているので、追加して自分に合った薬用オイルを作る事ができますね。
オイルにも性質があります。ヴァータには、温かさと潤いのあるごまオイルがおすすめです。ピッタの方には、冷性なココナッツオイルが、カパの方には、苦味、鋭さをもつマスタードオイルがお勧めです。
自分はどの体質かわからないという方は、ホホバオイル、ヘーゼルナッツオイルなどはどの体質でもと言われています。

体質別オイルとハーブ

ヴァータ 
 お勧めのオイル;ごまオイル、アーモンドオイル、ツバキオイル、ギー
 お勧めのハーブ;オレンジピール、カモミール、ジンジャー、ラベンダー

ピッタ
 お勧めのオイル;ココナッツオイル、ひまわりオイル、紅花オイル、ギー
 お勧めのハーブ;ハイビスカス、ペパーミント、ラベンダー、ローズ

カパ
 お勧めのオイル;スイートアーモンドオイル、マスタードオイル、
         紅花オイル、アプリコットオイル、少量のごまオイル
 お勧めのハーブ;タイム、ネトル、フェンネル、ユーカリ

今日は使うオイル、ハーブについて書かせて頂きました。
それじゃ、マッサージできないじゃない。
そうですね。
では、耳のマッサージについて書かせて頂きます。
理想的には、耳、足、頭。顔は1セットでして頂きたいと思います。10-15分程度です。

耳のマッサージ


耳には全身と関係があると言われています。
耳介;交感神経と関係があります。
耳の孔当たり;副交感神経と関係があります。

マッサージ
 耳の前後、耳たぶを親指と人差し指でマッサージ。
 耳を外、上に引っ張りましょう。血流がよくなってきます。
 耳の孔の周りを圧迫すると、ダイエット効果が期待できます。

まず、耳のマッサージ、1-2分のことですが、毎日続けてみて下さい。

今日は人込みを避けて、外で深呼!

参考 アーユルヴェーダ実践BOOK


 


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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