和ハーブ   3

ハーブ
らら
らら

桜の花もずいぶん
散っちゃったね。

くぅ
くぅ

本当に!本当に!
今年はいっせいに花が咲き始めた感じ。
あちこち 綺麗だね。
道端にはえている植物にもいろいろな
効果があるんだよ。

皆様 ごきげんよう。
今年も四月になりました。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
医療関係者には、コロナの予防注射がずいぶんと行われてきています。
予防注射が広まれば、コロナは落ち着くといいですね。
今日は和ハーブの続きを書かせて頂きます。

えごま


縄文時代から使われている、日本では最も古いハーブの一つです。
今話題にえごまオイルのαリノレン酸には、生活習慣病予防効果が期待されています。
ジュウネン食べると十年長生きと言われ、古くから生活の中にあったと思われます。

和名;えごま ジュウネン
科名;シソ科
原産地;東南アジア
使用部位;種子、葉
成分;αリノレン酸  ルテオリン アピゲニン カリウム カリシウム 
   ロスマリン酸
作用;殺菌作用 抗炎症作用 抗アレルギー作用 抗酸化作用
適応;生活習慣病予防
いただき方;お茶、てんぷら 味噌
      搾った汁は外用で使われます。

ごま


油をとるために栽培された最古の植物です。
栄養豊富な食品です。
成分セサミンの抗酸化作用でアンチエイジング、生活習慣病予防に使われています。
アーユルヴェーダではマッサージなどにはかかせないオイルです。
また 漢方では胡麻仁として使われています。

和名;胡麻
科名;ゴマ科
原産地;アフリカ インド
使用部位;種子
成分;セサミン ビタミンE オレイン酸 リノール酸 鉄 カルシウム
作用;抗酸化作用 抗炎症作用 強壮作用
適応;アンチエイジング 生活習慣病の予防

頂き方;香ばしく擦って 風味付けに。

柚子


寒さに強いかんきつ類と言われています。
お鍋や酢の物などに欠かせない食品です。
甘い香りと爽やかな味で食欲を誘います。
冬至には、柚子湯として有名ですね。身体を温め、肌をすべすべにしてくれます。

和名;柚子
科名;ミカン科
原産地;中国
使用部位;果実 果皮 種子 葉
成分;クエン酸 ナリンギン ヘスペリジン αピネン リモネン 
   ビタミンC
作用;抗菌作用 発汗作用 消化改善 血行改善
適応;冷え性 風邪 疲労回復

いただき方;お料理の香りづけに 果皮は入浴剤 ゆず茶にして

わさび


お寿司やお蕎麦を頂くときに使います。
抗菌作用があり、消化促進作用があるからでしょう。
つんとする香りと爽やかな味が特徴です。

和名;わさび
科名;アブラナ科
原産地;日本
使用部位;地下茎 茎 葉 花
成分;ビタミン ミネラル シニグリン イソチオシアネート類
作用;抗菌作用 抗酸化作用 強壮作用 消化促進作用
適応;消化促進 

頂き方;根は頂く間際にすりおろして頂きましょう。

ハコベ


別名ヒヨコ草、春の七草で有名です。
昔は歯茎の出血、歯痛に使われ、女性には産後や肌を整えるのに使われています。

和名;はこべ ヒヨコグサ
科名;ナデシコ科
原産地;中国 インド ブータン
使用部位;葉 茎
成分;ビタミンB ビタミンC カリウム カルシウム サポニン
   フラボノイド
作用;抗菌作用 抗炎症作用 止血 
適応;冷え性 湿疹 歯槽膿漏予防

いただき方;生では、お粥やお浸しに、ドライにしてハーブティーに。


世界で昔から飲まれていあるお茶。
お茶の中には、抗酸化作用の強いカテキンや生活習慣病予防に効果が期待されているエピガロカテキンガレートなどが含まれています。
葉は発酵のしかたで、紅茶やウーロン茶などとして飲まれています。

和名;茶の木
科名;ツバキ科
原産国;中国
使用部位;葉
成分;テアニン カテキン ビタミンC カフェイン
作用;抗菌作用 抗酸化作用 利尿作用 発汗作用 
適応;生活習慣病予防 口臭予防 精神的疲労

頂き方;乾燥茶を粉末にして いろいろなものに振りかけて頂けます。
    また お茶の炊き込みやリゾットや、さっぱりゼリーなども暑い
    時は美味しいですね。

わたし
わたし

私達の身近にある食品も
和のハーブとして
栄養だけではなく 抗菌作用や
消化促進作用などいろいろと
働いていると思うと
自然のすばらしさを感じます。


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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