ストレスを考える 神経伝達物質

その他
らら
らら

神経伝達物質って
なに?

くぅ
くぅ

何 それ?
脳の中にあって

情報を伝えるものかもね。

 ゴールデンウィーク 初日はあいにくのお天気になりました。
 お子様のいる家では、外に遊びにも行かれず大変な一日になってしまいましたね。
 今日は以前書かせて頂いたストレスについて、脳とのつながりでお話させて頂きます。

   

 神経細胞と神経伝達物質について

 私達の脳の中は、神経細胞グリア細胞という2種の細胞でできています。
 脳の活動の主のものは、神経細胞で、電気信号を発して情報をやりとりし、情報のネットワークを作っています。脳に1000億個以上あると言われています。


 グリア細胞は、神経細胞を固定したり、神経細胞に栄養を運んだり、神経細胞をサポートする働きをします。
 神経伝達物質は、神経細胞どうしの間、電気信号だけで伝えられないところをつないでいるものです。

 神経細胞の構造

 1)細胞体
     神経細胞の本体で、他の細胞と同様核、ミトコンドリアなどを
     持ちます。

 2)樹状突起
     細胞体から枝のように伸びている突起で、他の神経細胞から

     電気信号を受け取る受け手の役割をします。

 3)軸策
     細胞体から1本長く伸びた部分です。
     樹状突起で受け取った信号を軸策から、他の神経細胞に伝えます

 4)髄鞘
     グリア細胞で作られた被膜あり、軸策を流れる信号の伝達速度を
     速めるます。
 5)シナプス
     軸策と樹状突起の末端に膨らんだ形のシナプスがあります。
     電気信号の代わりに、軸索のシナプス小胞から神経伝達物質をだし
     樹状突起のシナプスに情報を伝えます。

 神経細胞は神経伝達物質の量と受容体の数で情報伝達の調節をします。
  シナプスに神経伝達物質センサーがついていて、だされた神経伝達物質

  の量を監視し、適量に調節します。
  多くのシナプスは興奮性と抑制性の神経伝達物質が同時に届き、興奮性
  の神経伝達物質の分泌が優位になると活動電位が発生し情報が伝えられ
  抑制性が優位になると、発生が抑えられます。

 神経伝達物質の種類

 私達の心の状態は神経伝達物質の種類と量に影響されます。
 神経伝達物質は100種以上あると言われています。
 大きく分けると、信号を伝える働きのある興奮性のもの、信号を弱める働き
 のある抑制性のものに分かれます。

 代表的な神経伝達物質を書いておきましょう。

  興奮性神経伝達物質 

 1)ドーパミン
   快楽や喜びの感覚に関係する。
   行動を起こす時の動悸付けとなる。
   依存性がある。

 2)ノルアドレナリン
   神経を興奮させる作用をもつ。
   覚醒、集中力、判断能力を高め、怒りや不安と関係する。

 3)アセチルコリン
   神経を興奮させる。
   記憶、学習に関係する。

   抑制性神経伝達物質

 1)セロトニン
   ドーパミン、ノルアドレナリンの働きをコントロールする。
   精神安定作用を持つ。

 2)GABA
   神経の働きを鎮める。
   不安、緊張を抑える。

 3)β エンドルフィン
   脳内麻薬といわれ、快感、強い鎮静作用がある。
   ランナーズハイ(長時間走る事で喜び、満足感を得る)を引き起こす

 次回 一つ一つの神経伝達物質についてお話しさせて頂きます。

               参考 ほすぴ
   

         参考にして下さい
    

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わたし
わたし

脳の中はデリケートにできているのですね。
ちなみに、
本能的な感情をコントロールして
社会生活を円滑に過ごしていくのに
必要な所が前頭連合野の働きで
進化した動物ほど発達しているようです。
人間らしさを作っているところですね。

    

    今日はおすすめの書籍をご紹介致しましょう。

    


投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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