くぅ

ララさん
アーユルヴェーダも季節や環境が
生物に影響を与えるって。。

らら

そうなんだよ。
生き物ってすごく敏感なんだね。

日本のような四季があるところは
季節に合わせた生活が必要なんだね。
なっとく！！

皆様　ごきげんよう。
季節や環境に合わせた生活って、私がよく薬膳で書かせて頂いていますね。
アーユルヴェーダでも、環境は人にいろいろ影響を与えるようです。
確かに晴れの日と雨の日は気分も違う感じがします。

環境エネルギーが私達に与える影響
　

天候や土地が持つエネルギーには傾向があるのです。私達は知らず知らずのうちに住む場所、過ごす場所の影響を受けているのです。環境の持つ温度や湿度などは地、水、火、風、空の５つの自然エネルギーに影響を与えるのです。

お天気の影響

晴れ

よく晴れて乾いた冬の日、晴れて風の強い日ヴァータが増加します。焦りやすく走った感じになります。冷えやすく肌が乾燥したくなるでしょう。

雨

水のエネルギーが強くなる雨の日。春の雨はカバが引き出され水の力が助長されやすくなります。体も重だるく気持ちも落ち込みやすくなるでしょう。

土地の影響

自然の多い環境

地、水、火、風、空、全てのエネルギーが満ちている自然の中での生活は心身のバランスが整います。土に触れて地のエネルギーを受け取る事ができ、水辺を歩けば水のエネルギーを、太陽の光を浴びれば火のエネルギーを感じることができるのです。広々とした所で爽やかな風にあたれば空と風を取り入れる事ができるのです。このように自然の中では変化しながらも絶妙なバランスで、全ての性質を備えているため、私達の心身を整えてくれるのです。

都会の環境

アスファルトばかりの都会。地のエネルギーの安定感が隠されているため不安な気持ちになってしまい、忍耐力がなくなり、孤独感も感じられやすいでしょう。また人が多いので、言い争いも起こりやすくなります。例えば朝の満員電車、むんむんとした空気の中、火と水の性質が強くなり、イライラした気分になりやすくなります。

日本の土地のエネルギーはどうでしょうか？

周囲を海に囲まれた島国、日本。地と水の影響を受けるのでカパの性質の人が多いです。これは奥ゆかしく、内助の功でご主人を支える辛抱強い日本の女性の姿です。
自然を大切にしてにし、月を愛でる文化がありました。月は水のエネルギーの影響が強く見る人の心に潤いを与えてきました。月をみることで穏やかで潤いのある心を持つことができたのでしょう。
ただし高温多湿の日本の夏は、水のエネルギーが強く、火のエネルギーを消しそうになってしまいます。火の力が弱まると消化力がダウンしてしまい、食欲不振、消化不良を起こしやすくなります。