歯周病とハーブ

ハーブ
くぅ
くぅ

今朝散歩していたら、、
秋の虫の声がしていたね。

らら
らら

朝晩はけっこう涼しくなった感じがするけど。。

皆様 ごきげんよう。少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。今年も秋になってきましたね。今年の前半はいかがでしたか?本にのっていた占いに次のように書かれていました。慌ただしく過ごしてしまった一年の前半、じっくりとやり残しのチェックをと、、確かに悔いのない一年にするには今のひと時は大切ですね。私は前半なんだか忙しかったので、今自分の生活を見直したいと思います。今日は口腔ケアとハーブ、ちょっと考えつかないですが書かせて頂きます。

身体の健康は口から始まると言われています。歯周病といろいろな病気の関係が昨今言われ始めています。口の健康は全身の健康につながるのです。歯周病ははみがきと関係しますが、生活習慣やいろいろな健康の状態と関係していると考えられています。口の中の菌は体が健康な時は問題ないのですが、抵抗力が落ちてくると、感染しやすくなってしまいます。

歯周病の主な原因

生活習慣
喫煙 口呼吸 歯ぎしり 間食などの食生活の乱れ 睡眠不足 ストレス

健康状態
糖尿病 感染症 疲労 加齢 肥満 ホルモンの乱れ
女性では妊娠中 出産後 更年期など

口の中の環境
歯磨きの回数、磨き方 歯並び かみ合わせの問題 虫歯の治療をしていない

くぅ
くぅ

ママさん
歯周病と生活が関係するって どんな生活していると
歯周病になりやすくなるの?

わたし
わたし

さすが クウさん
生活を整える事が大切ですものね。

口腔ケアのポイント


正しく歯磨き
丁寧の磨いて汚れを取る事が第一ですが、歯を磨いていても虫歯や歯周病になってしまうのはブラッシングや歯間ブラシなどの使い方に問題があるのかも。。歯科検診に行った時教えて頂くといいですね。

身体の抵抗力をKEEP!
ストレス、疲労などは歯周組織の抵抗力を弱めて、歯周病菌が増殖しやすくなります。また自律神経のバランスが崩れ、唾液の分泌が悪くなり、自浄作用が低下する原因にもなります。

口呼吸をしない
口呼吸がなぜだめかって。。口で呼吸すると口の中が乾き唾液に自浄作用が低下します。また細菌、ウイルスが入りやすいので、しっかり口を閉じているように致しましょう。

定期的に歯科検診に
かかりつけ医をもつことは大切です。年に1-2回チェックとクリーニングなどのメンテナンスをして頂きましょう。歯石がたまるととりにくくなります。

食生活を整える
間食やだらだら食事をすると口の中が酸性になり、虫歯、歯周病の原因に。柔らかい物や甘いものは歯につきやすいので、噛み応えのあるものをよく噛んで頂きましょう。

禁煙
禁煙者は禁煙しない人の2-8倍歯周病のリスクがあると言われています。喫煙は免疫力を下げたり、出血しやすくなります。喫煙は100害あって一利なしと言われています。

手作りハーブソルト
ハーブで手作りした歯磨きは化学物質を含まず安全に使えます。自分の口の状況で調節してみましょう。ハーブは清潔な容器に保存しておきましょう。

ハーブソルト

セージ、タイム、ペパーミントなど   大さじ1
天然塩                大さじ2

作り方
1)天然塩を軽く乾煎りして冷ます。
2)ミルなどでハーブと塩を混ぜ合わせる
※濡らした指に少しつけて、歯肉マッサージをする。

カレンデュラ歯磨き
カレンデュラ    大さじ2
クローブ      小さじ1
カモミール     小さじ1
ローズ       小さじ2

作り方
1)ドライハーブを混ぜ、ミルなどでパウダーにする
※濡らした歯ブラシにつけて歯ブラシする。

エキナケア歯磨き
エキナケア    大さじ1
セージ      小さじ1
タイム      小さじ1
ペパーミント   小さじ1

作り方
全てのドライハーブをミルなどでパウダー状にして、歯ブラシにつけてブラッシングする。

口腔ケアにお勧めハーブ

タイム
科名;シソ科
使用部分:葉
成分:チモール カルバクロール アピゲニン  ルテオリン タンニン サポニン
適応:消化不良 気管支炎 上気道カタル
※抗菌作用がある

ミルラ
科名:カンラン科
使用部位:樹脂
成分:フラノオイデスマ1,3ジエン クルゼリン リンデステレン
適応:歯科領域 口腔粘膜ケア
※収斂作用 抗菌作用 消炎作用

ペパーミント
科名:しそ科
使用部位:葉
成分:Lメントール メントン メントフラン アピゲニン ルテオリン タンニン クロロゲン酸
適応:食欲不振 集中力アップ

アロエベラ
科名:アロエ科
使用部位:葉
成分:アロエモン アロエモジン アロイン アロミチン
適応:整腸 日焼け やけど
※殺菌作用がある

カルモダン
科名:生姜科
使用部位:果実
成分:1,8シネオール 酢酸テルピネル フラボノイド
適応:食欲不振 口臭
※消化機能活性化作用がある

フェンネル
科名:セリ科
使用部位:種子
成分:トランスアネロール フェンコン エスラゴール リノール酸 クエルセチン ルチン
適応:消化亢進 駆風作用がある

クロモジ
科名:クスノキ科
使用部位:根皮 葉
成分:αピネン カンフェン 1,8シネオール リナロール リモネン
適応:咳 湿疹 胃腸機能改善 水虫
※ 消炎 抗菌作用がある

クローブ
科名:フトモモ科
使用部位:蕾
成分:オイゲノール βカリオフィレン フラボノイド
適応:歯科領域の痛み 口腔粘膜の炎症 消化器不調
※抗菌作用 鎮痛作用

                    参考;MEDICAL HERB

わたし
わたし

今日は口腔ケアについて書かせて頂きました。
今は皆さん 歯ブラシを持ち歩いて1日3回歯磨きしている方が多いですね。
では、昔の人はどのように口腔ケアしていたのでしょうか?
江戸時代にはクロモジの木を繊維状にした房楊枝が歯ブラシとして使われていました。
ドクダミの消炎作用などを利用して 乾燥葉を塩水で洗い、葉茎はさんで寝るという
方法もあったようです。

ギリシャでは天然チューイングガムと言われているマスティカを使っていました。抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用があり、口臭 虫歯 歯周病の予防に使っていました。

歯磨きの習慣ができた国、インドではニームという木の枝を噛んで歯磨きをします。
強い抗炎症作用があるようです。

虫歯になり易い、歯周病になり易い方はいつもの歯磨きにハーブのパウダーをつけて
自分にあった歯磨き習慣を見つけて下さい。

Google Scholar

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
タイトルとURLをコピーしました