ハーブで冬を乗り切りましょう

ハーブ
くぅ
くぅ

ララさん
文化財防火デーって知ってる?
今日は文化財防火デーなんだって。。
1949年奈良法隆寺の金堂から出火したことから
出来たらしいよ。

らら
らら

流石
くうさん 難しい事知ってるんだね。
私は今日は何食べようか考えてたのに。

皆様 ごきげんよう。本当に寒い毎日。昨日は太陽が出ていても、風に当たると痛く感じるくらい寒かったです。流石に温かい我が家も暖房をいれています。冷えるといけませんから。今年の初めは私のお友達が何人もコロナに罹りました。その方で症状もおもさも後遺症も違うのは不思議です。免疫力の違いでしょうか?冷えや乾燥で風邪をひきやすいこの季節、自分に備わっている免疫力を整えて元気で明るい毎日を送りましょう。

免疫、免疫っていうけれど、どんなものなの?体の中にはいろうとする細菌やウイルスなどの異物を攻撃して排除する防御システムをいいます。免疫を担っているのは体内に入ってきた異物を見つけるマクロファージ、異物や癌細胞などを殺すナテュラルキラー細胞など白血球の中の免疫細胞です。

クゥ
クゥ

ママさん
免疫力ってどうすると弱くなるの?

私

さすが くうさん いいことに気付いたわね!
免疫力が低下する生活に注意すればいいものね。

●まず 年齢を重ねると低下します。
コロナも高齢者の方が重症化することが多いですね。
30代がピークで減少していくようです。

●睡眠不足や過労
これはわかる感じがするわよね。

●ストレスやネガティブな考え方
ストレスや気持ちの持ち方でも免疫力が落ちるって
効いた事あるでしょう。

●食生活の乱れ、不規則な生活、運動不足
激しすぎる運動は逆効果ですよ。運動不足で代謝がおちたり、
筋肉量が減ったりするのね。

●冷えや低体温
冷えは血流の流れが悪くなり 滞りやすくなるからね。
ストレスなどでも自律神経が乱れて冷えを感じるのよ。

●腸内環境
腸には体の60-70%の免疫細胞が集まっているので、腸内
環境を整えて腸内の免疫システムがしっかり働くようにしましょう。

らら
らら

そうか そうか
食事 運動 休養 心のケアが大切って事か。。

わたし
わたし

ららさん
でも 免疫力が高ければ高い程いい訳ではないのよ。
免疫力は強すぎると
花粉症
アトピー性皮膚炎
喘息   
なんかは異物に過剰に働き過ぎておこるの。

リウマチも自己免疫疾患といわれ免疫がうまく調節できなくておこるのよ。

クゥ
クゥ

わかった
なんでも中庸がいいんだね。
バランスが大切。。。
食事も運動も休養も心のケアも偏りなくバランスよくだね。

私

心も体も癒してくれるハーブはお勧めね。
ハーブは全身的にバランスがくずれた時にどうぞ!
心身のストレスをやわらげてメンタルコントロールに、
免疫力を整えるため食事としてお茶やお料理、ハーブティーで
リラックスしましょう。
毎日 自分と向き合ってハーブで補っていくといいですね。

冬の季節を乗り越えるハーブ

シナモン
肉桂 ニッキ 桂皮と言われています。
科名;クスノキ科
原産国;スリランカ
使用部位;皮部
成分;桂アルデヒド タンニン クマリン オリゴメリックプロシアニジン オイゲノール
作用;消化機能促進 抗菌 血糖調節
適応;消化不良 お腹の張り
注意;多量だと吐き気、嘔吐が。妊娠中は使用しない、精油は皮膚刺激あり、長期は不可。

タイム
強力な抗菌作用があり、呼吸器系に。。
科名;シソ科
原産国;ヨーロッパ アジア
使用部位;葉部
成分;チモール カルバクロール アピゲニン ルテオリン タンニン サポニン
作用;抗菌 鎮痙 去痰
適応;消化不良 気管支炎 上気道カタル
注意;妊娠中、高血圧の方は長期、大量の使用はさける。

ジンジャー
体を温め血行促進。
科名;生姜科
使用部位;根茎
成分;ジンジャロール ショウガオール
作用;消化機能促進 利胆 制吐 消炎 鎮痛
適応;消化不良 つわり 関節炎などの痛み
注意;皮膚炎 高熱 出血傾向のある方はひかえましょう。胆石の方は主治医に相談。

エゾウコギ
科名;ウコギ科
使用部位;根 根茎 茎
成分;リグナン類 クマリン誘導体(イソフラキシジンなど)サポニン(エレウテロシドAなど)
作用;ストレスの抵抗力を整える 活力をつける
適応;疲労 感染症予防 病後の回復 集中力持続力の低下

クローブ
丁子 丁香と言われています。
科名;フトモモ科
原産国;インドネシア モルッカ諸島
使用部位:つぼみ
成分;オイゲノール βカリオフィレン フラボノイド フェノール酸
作用;抗菌 鎮痛 局所麻酔
適応;歯科鎮痛 口腔粘膜炎症 頭痛 消化器不調
注意;炎症のある方、高血圧の方 授乳婦 2歳以下の小児 妊婦は控えましょう。精油は皮膚に使わない。

ローズヒップ
美容効果抜群!
科名;バラ科
原産国;チベット 中国 ミャンマー
使用部位;偽果
成分;ビタミンC ペクチン カルテノイド(リコピン βカロテン)フラボノイド
作用;ビタミンC補給 
適応;ビタミンC補給 インフルエンザなどの予防 便秘

リコリス
科名;マメ科
使用部位;根 ストロン
成分;グリチルリチン フラボノイド イソフラボン カルコン類  クマリン類
作用;鎮咳 去痰 消炎 抗アレルギー 抗ウイルス コルチコイド様作用 エストロゲン様作用
適応;胃 十二指腸潰瘍 上気道炎

エルダーフラワー
風邪の特効薬と言われています。
科名;スイカズラ科
原産国;ヨーロッパ アジア
使用部位;花部
成分;フラボノイド(ルチン クエルシトリン)クロロゲン酸 カリウム 精油
作用;発汗 利尿 抗アレルギー 鎮静 鎮痙 安眠
適応;風邪 インフルエンザ 花粉症
注意;未熟果は青酸配糖体を含むので口に入れない。

                    参考;MEDICALHERB

わたし
わたし

風邪は流行るこの季節
風邪かなって思ったら、無理せず温かくして休む事が大切です。
そしてハーブティーなどを上手に使いましょう。
予防は免疫力を落とさない事とウイルスを遠ざける事!
マスクの着用、うがい、手洗い、水分補給、湿度温度の調節。
あっそうそう、野菜や果物にはフィトケミカルと言われる免疫細胞を
活性化して免疫力を整える働きがあるので毎日バランスよく頂きましょう。

ハーブとアロマの力で風邪対策♪症状緩和と予防に役立つケア方法6選|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社
風邪は万病のもと。特に乾燥が進む季節は風邪をひきやすいので、日々のケアで体調管理を行い、ウイルスに負けない体づくりを心がけたいもの。ストレスがたまると免疫力が落ち、風邪を引きやすくなってしまうため、ハーブを活用して、心身共にリラックスできる風邪対策を行いましょう。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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