アーユルヴェーダ 避けた方がいい食べ物

アーユルヴェーダ
くぅ
くぅ

ララさん
今日は東京に雪が降っているんだよ。。

らら
らら

本当に寒いよね。。
ママさんのお友達から ホッとメールが届いていたよ。。
ほっこり過ごそうって!!

皆様 ごきげんよう。今日は大雪予報。都内は雨になってきましたが、午前中は雪が積もっていました。雪の日はしんしんと寒さを感じます。こんな時は温かいお部屋で読書するって幸せな気持ちになれますね。今日 本屋さんで”ニールズヤード 12星座のアロマレシピ”という本を買いました。それぞれの星座にお勧めな精油やフラワーエッセンスなどが紹介されています。それぞれの星座に合ったアロマを使ってそれぞれの星座の方がより良い生活を送って頂けるようにと思っています。

自分に合う食べ物を考えていく中で、避けるべき食べ物もあります。体組織や心の質を落とすもの、ドーシャを見だすもの、自分のアグニで消化しきれない程重いものです。

1)消化に重すぎる物
消化の重いものと軽いものはどのように違うのでしょうか?消化に軽いものとは、体の中に入った時、すみやかに分解、吸収されるものです。重いものは分解、吸収に時間がかかるものです。肉、魚、乳製品、ナッツ、油脂などです。消化の弱い方は毎日たくさんは食べないようにしましょう。消化力の強い方は逆に重いものをとることをお勧めです。軽いものも沢山頂けば、重くなります。調理したり、煎って頂くと軽くなります。

重い食べ物
牛肉 蓮根 豚肉 小麦 ナッツ ゴマペースト パスタ きのこ チーズ
肉では内臓肉が重く。植物では、根が一番重く、茎、実,花、葉の順に軽くなります。
生食、団子

軽い食べ物
鶏肉 うずら 大根 人参 ムング豆 ザクロ 古米
煎って頂く 調理したもの

2)干物や乾物をよく食べないように
新しい組織ができる時、湿のよいものを頂けばよい体組織ができます。乾燥した物、腐った物、酸味、塩味、辛味、重曹を多く使ったものは体の質を落としてしまいますので注意しましょう。倦怠感や慢性的疲労感を感じるようになります。

3)心に影響を与える食物を避ける
アーユルヴェーダは中医と同じで食べ物が心にも影響すると言われています。心にはサットヴァ ラジャス タマスの性質があります。仏教の精進潔斎ではニンニク、ねぎ、にらなどは禁止することがあります。気持ちがダラダラする方は残り物やレトルト食品が多くないか確認してみましょう。

サットヴァ
平和で澄み切った気持ちです。穏やかで調和する心です。平和で寛容。

サットヴァを上げてしまう食べ物
ミルク ギー 完熟した甘い果物 出来立ての新鮮なお料理 炊き立ての温かいご飯

ラジャス
イライラ、攻撃的、アグレッシブになり、おせっかい、他人を巻き込まずにはいられません。

ラジャスをあげてしまう食べ物
辛い物 酸味 塩味の摂り過ぎ アルコール カフェイン チョコレート 早食い 発酵食品
にんにく たまねぎ にら

タマス
怠惰で、どんよりした感じ 自己中心的 すぐうとうとする

タマスを上げてしまう食品
腐ったもの 古いもの 冷凍食品 レトルト食品 缶詰 発酵食品 にんにく 玉ねぎ 韮

4)食べ合わせに注意
私達の今の食事などでは、食べ合わせについてあまり考えていませんが、アーユルヴェーダでは食べ合わせをとても大切にしています。とくに牛乳があります。牛乳と塩、牛乳と魚、牛乳と果物などです。皮膚疾患、精神疾患、痔、貧血、浮腫、発熱、鼻炎などの原因になることもあります。インドでは牛乳は食事と違う時間、単独で摂ることがすすめられています。

食べ合わせの悪い組み合わせ

牛乳
バナナ 魚 肉 メロン 酸っぱい果物 ヨーグルト 酵素を含むパン

メロン
穀類 でんぷん 揚げ物 乳製品

でんぷん
卵 乳製品 バナナ なつめ 柿 フルーツ

大根
牛乳 バナナ 干しブドウ

茄子科(ジャガイモ 茄子 トマトなど)
ヨーグルト 牛乳 メロン きゅうり

ヨーグルト
牛乳 酸っぱいフルーツ メロン

熱い飲み物
肉 魚 マンゴ チーズ でんぷん


牛乳 肉 ヨーグルト メロン チーズ 魚 バナナ

コーン
ナツメ 干しブドウ バナナ

レモン
ヨーグルト 牛乳 きゅうり トマト

フルーツ
いろいろな食品

5)味がもつ性質を知る
食べ物の性質を考える時、味を考えます。甘味 酸味 塩味 辛味 苦味 渋味があります。甘味は土と水を含んでいて、甘いものを食べるとカパが上がります。ヴァータを下げます。味にはドーシャを上げたり、下げたりする働きがあります。季節に合わせて味を加減してドーシャをコントロールしましょう。

甘味
砂糖や穀類。土と木。ヴァータとピッタを下げ、カパを上げるので食べ過ぎると太ります。

酸味
酢、野菜、果物、ヨーグルト、チーズ、発酵食品。ヴァータを下げ、ピッタ、カパを上げます。

塩味
海塩より岩塩の方が食品として優れています。ヴァータを下げ、ピッタ、カパを上げます。摂り過ぎは白髪など老化を進めます。

苦味
山菜、茄子 春菊 レタス 小松菜などの葉物。ヴァータを上げ、ピッタ、カパを下げます。

辛味
唐辛子、黒コショウなどのスパイス。ヴァータ、ピタを上げて、カパを下げます。摂りすぎると灼熱感、めまい、体力減退、性的不能などの症状が出てきます。

渋味
豆類 葉物 蜂蜜 くるみ 緑茶など。ヴァータを上げ、ピッタ、カパを下げます。摂りすぎると痩せてガスがたまったりします。

6)ドーシャを乱すものを避ける
それぞれのドーシャを上げる食品を知ってトラブルを避けましょう。

ヴァータ体質
ヴァータをみだすものはガスを生みやすいようです。お腹にガスが増えると腸で栄養の吸収を邪魔し。お腹の張りがでて、気分の集中力が欠けるようになります。
豆類 芋類 冷たい豆乳 キャベツなどの生野菜は控えた方がよいでしょう。パンはトーストに、お豆腐は茹で豆腐に、野菜などはギーなどを使ってガスの発生を抑えましょう。

ピッタ体質
余分な熱を生みます。ピッタの高い人は温製が強すぎるものをさけ、牛乳、ギー、西瓜、きゅうり、砂糖など冷性のものを頂きましょう。
発酵食品 ヨーグルト 揚げ物 鶏肉 唐辛子 人参、トマトのジュース アルコール トマトソースはさけた方がよいでしょう。

カパ体質
粘液を増やします。心身を健全に保つためには、体内の経路を通って養分や生気がスムーズに運搬される事が必要と考えられます。粘液を必要以上に分泌すると経路をふさいでしまうものがあります。養生訓には新米の飯は性分が強く弱い人にはわるいと書かれています。
ヨーグルト バナナ 胡瓜 乳製品 食べ合わせの悪い物 新しい穀類 古い物は避けた方がいいでしょう。              参考;アーユルヴェーダ食事法

わたし
わたし

今の私達の生活では
自分の体質に合わせて食品を選んだり、食べ合わせを
考えたりしませんが、今回の内容をみると反省しないと
いけないことだらけです。

アーユルヴェーダでよく白湯について書かれています。
実は煮詰めた方が効果が高いと言われています。
半量くらいまで煮込んだものは、ほんのり甘く、消化に軽く、消化力アップ
、老廃物排出、便秘、鼻づまりにも効くと言われています。
白湯は熱いうちにポットに入れてお茶替わりに少しずつ頂くのが理想的です。

白湯の飲み方と作り方。 飲む時間、回数、体質別の温度を知ってデトックス効果を引き出そう!
白湯の飲み方と作り方。 飲む時間、回数、体質別の温度を知ってデトックス効果を引き出そう! | 暮らしに活かすアーユルヴェーダ -ジッセン編- | アーユルヴェーダライフデザインスクールは、アーユルヴェーダの基礎やデトックス・アンチエイジングから、より実践的な資格取得やインストラクターを目指す方まで。アーユルヴェーダマス...

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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