![らら](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_dachshund_blacktan.png)
ママさん
今日はけっこう涼しかったね。
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
咳がでたり、喉の痛みがある患者さんが
多いわね。
でも薬が足りなくて 十分にお渡しできなくて。。
![くぅ](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_miniature_dachshund.png)
なんで そんなに薬が足りないんだろう。。
今までこんな事はなかったのにね。
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
病院に行っても 十分に薬をもらえないなんて。
患者さんは大変よね。
風邪かなと思ったときには ひどくならないうちに
対処するのが一番ですよ。
薬を飲む前に、まずは何が原因かを考えて下さいね。
冷えているとは温めて、
疲れている時は休むように、
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虚弱体質の方に寝汗にお勧めの漢方
体力が低下して(風をひきやすい方など)気が不足して、風や寒さあたる事で引き起こされる症状を改善する処方です。虚弱な方で汗がでる風邪をひいたときには、桂枝湯が用いられます。さらに汗が多い方には、桂枝湯に黄耆を加えた今回の処方がお勧めです。脾胃の働きが悪くなり、十分に気が作られなくなり、風邪や寒邪で気の巡りが悪くなる。それによって、体表の気が低下し、発汗が強くなったり、体表の経絡の流れが悪くなったりして起こる症状にお勧めの漢方です。脾気が少なく、気が汗をコントロールできないためにおこるのです。
温めて気を巡らせ、不足した気を補って、体表の生理機能を調えていく漢方、桂枝加黄耆湯です。
小児にも使われます。
体質
体は虚していて、体表に冷えがある。気の不足がある。
症状
風邪や寒邪により冷えで、気の巡りが悪くなり悪風や悪寒、発熱などがおこる。体表の気が低下してしまうと、発汗が強くなるのです。また体表の経絡の巡りが悪くなると背中、首、肩、頭などの痛みが起こります。
適応
あせも 皮膚疾患(皮膚はカサカサしているが、汗をかくとジクジクする) 風邪の初期(頭痛、発熱、発汗のある風邪) 寝汗 多汗症 汗をかいて悪くなるアトピーにも 乾癬 円形脱毛症
構成生薬
桂枝
体表を温め、体表の陽気を巡らせたり、経絡の流れを改善する
芍薬
余分な汗を抑える
生姜
体表の陽気を巡らせる
脾胃の気を補い、機能改善し、気の産生を高める
大棗
脾胃の気を補い、機能改善し、気の産生を高める
甘草
脾胃の気を補い、機能改善し、気の産生を高める
黄耆
脾胃の気を補い、機能改善し、気の産生を高める
不足した体表の気を補い、生理機能を調え、発汗を抑える
服用の注意
1)症状の改善がないときは、主治医に相談しましょう。
2)妊娠中、授乳中の方は主治医に相談してから、服用しましょう。
3)とくに長期服用の時は次の副作用に注意しましょう。浮腫み 血圧の上昇、脱力感や四肢の痙攣など気になったら、服用を中止して主治医に相談しましょう。
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あせもにお勧めの漢方
外用で改善することが多いですが、小児のひどい汗もなどにお勧めです。
消風散
小児の汗もに。急性も慢性にも使えます。びらん、発赤、乾燥傾向、ひどい痒みを感じる。
参考;漢方処方と方意
![](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/05/IMG_3905-1024x768.jpg)
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
今回のような症状の時は汗をかいて、冷やさないようにしましょう。
今年は花粉症が長いようなので、
花粉症と漢方について ちょこっとお話させて頂きますね。
昔から植物はあったり、外国にも花粉があっても花粉症がありません。原因は花粉だけではなく、大気の汚れで肺や鼻の粘膜が刺激されていて、免疫力などが低下している時に、花粉が飛んで切るからです。
ですから、体質から改善することが大切なのです。
私の働く漢方薬局では、花粉症の時期には漢方と抗アレルギー薬が処方されています。症状のコントロールがいいのか、毎年受診されていますね。
ちなみに 二つの体質に分けられます。
水毒タイプ:体が強くない方。胃腸の冷えや機能低下がある。水分を多く摂る方。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、痒みの症状がある。
小青竜湯、苓甘姜味辛夏仁湯、胃苓湯や六君子湯を。
熱タイプ:比較的元気で、肉食が多い方。鼻づまりや目の痒みが強い
越婢加朮湯 黄連解毒湯 桔梗石膏湯
両方のタイプとも、車の多い所はさけ、食生活に注意しましょう。
生活では、甜茶、薄荷茶、しそ茶をお茶替わりに頂いたり、大麦若葉や松寿仙を摂るようにしてみましょう。
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=10913