元気になる食事 色で覚えよう!

健康管理士
らら
らら

ママさん
ちょっと悪いけど
今回のタイトル意味がわからないよ!

わたし
わたし

そうね。
ごめん ごめん
食べ物の色で何を食べたらいいかを覚えたら
わかりやすいという事よ。

くぅ
くぅ

食べ物の色で働きが違うって事?

わたし
わたし

前にも書いたことがあるかも。。。
今回 図書館で借りた本に
色付きご飯 医学的長生き食事術
     刑部 恒男先生

面白かったので、皆さまに少しご紹介
したいと思っています。
中医学でも色によって、効果がある事もあるのよ。

くぅ
くぅ

忘れちゃった。。
もう一度教えて

わたし
わたし

了解!
例えば 黒い食品は腎臓と関係するでしょう。
腎臓はアンチエイジングと関係するから、
アンチエイジングしたかったら 黒い物を
食べる事がお勧めなのよ。
ちなみに中医学では五色、青、赤、黄、白、黒です。

食品の色によって働きを考えていきましょう。
今回は中医学とは少し違って成分で考えてみましょう。
以前から書かれていることですが、白い食品はあまり摂らない方がいいと言われています。それは白い食品がいけないという事ではなく、精製されている食品と考えるとわかりやすいですね。
白い砂糖、お菓子、白米、パン、うどんなどの白い食品は糖尿病、認知症、メタボ、脂肪肝、心筋梗塞、脳梗塞、生活習慣病やがん、老化などの原因になると言われています。これらは全て精製されたもので作られていますね。また、少しも駄目というわけではありませんよ。暴飲暴食や運動不足、不摂生な生活などと重なると、高血糖が続くと、AGEによる老化現象やメタボリックシンドロームがおこってくると言うことです。

では どうすればいいのでしょうか?
植物は太陽エネルギーと水と二酸化酸素から光合成をします。そこで植物は酸化のダメージをうけるのですが、その酸化を予防するために、それぞれ抗酸化物質である色素を作ります。この抗酸化物質の多い色のついた食品を頂くという事は私達のあらゆる病気の元となる酸化を防ぐ事ができるのです。色の成分はポリフェノールやビタミンA,C,Eなどの抗酸化物質です。色のついた食品をとるようにしましょう。

緑、赤、黄、黒、紫、茶についてそれぞれ見ていきましょう。

緑の食品
植物は紫外線による酸化から身を守るため、ポリフェノールを作っています。
ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、脳梗塞、認知症、がんなどのリスクに効果があると言われています。

お茶
緑茶には抗酸化作用や抗炎症作用のあるカテキン、血圧安定させるギャバ、ビタミンCをたくさん含んでいます。お抹茶のようなものはお茶で飲むのとプラスされカルシウム、カロテン、食物繊維などもとれます。口臭を消したり、食中毒の菌を抑える働きもあります。
ウーロン茶はポリフェノールを沢山含み、脂肪を排泄し、脂肪肝や肥満予防にお勧めです。
紅茶もカテキンを含み、ダイエット効果があると言われています。

キャベツ ブロッコリー
キャベツには、なんといってもビタミンUを含み、胃の粘膜を保護する働きがあります。
ブロッコリーは高い栄養価で注目されている食品です。ビタミンUが含まれています。他に抗がん作用があると言われているスルフォラファン葉酸、βカロテン、ルテイン、グルタチオンなどの抗酸化作用も期待されています。糖尿病予防にお勧めのクロムも含まれています。とくにブロッコリースプラウトがお勧めです。

ブロッコリーの無料イラスト

ほうれんそう
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。葉酸やビタミンB6,B12を含んでいて、動脈硬化や認知症、骨粗しょう症やアンチエイジングに効果があると言われています。鉄不足にもお勧めですが、あさりなどの方が多く取れますね。

赤(橙)の食品
骨は鉄筋とセメント部分でできていて、私達はすぐカルシウムやビタミンDをとって骨を作ろうとしますが、鉄筋の部分も大切です。そのためにはコラーゲン、ビタミンC,鉄が必要になります。
紅サケはアスタキサンチンを多く含み、疲労回復、アンチエイジング、骨粗しょう症予防や血液サラサラ効果も。人参のβカロテンやトマトのリコピンに抗酸化作用が期待できます。

トマト
トマトの色素はリコピン。他にすいかや柿などにも含まれています。リコピンの抗酸化作用はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍と言われています。しかも加熱するとリコピンが3倍になると言われています。βカロテン、ビタミンC,Eも含まれています。動脈硬化予防、アンチエイジング、血栓予防、疲労回復が期待されています。

トマト」の写真素材 | 6,015,251件の無料イラスト画像 | Adobe Stock

人参
緑黄色野菜の代表、βカロテンを多く含み、目、肌、血管を守ると言われています。活性酸素が原因と言われる疾患予防に効果があると言われています。白内障、加齢性黄斑変性、認知症、感染症、骨神経の成長に効果が期待されます。

紅サケ
紅鮭の天然色素、アスタキサンチンは血流改善、疲れ目、肩こり、疲労回復、活力増強、美肌効果、アンチエイジングなどの効果があると言われています。また 紅鮭1週間に1きれを頂くと、1週間のビタミンDが取れ、骨粗しょう症予防にも効果があると言われています。EPA,DHAは血栓予防や脳細胞活性化したりすると言われています。

黄色の食品
コレステロールはホルモンをつくるのに大切です。酸化したコレステロールは動脈硬化の原因に。
良質なオメガ3やオリーブオイルをとるようにしましょう。黄色の野菜や果物にはビタミンCやEを多く含み強力な抗酸化作用を表します。心筋梗塞、脳梗塞、認知症の予防が期待できますね。
卵は必須アミノ酸をバランスよく含んでいるので、摂るようにしましょう。

オイル
オイルは私達にとってエネルギー源、細胞膜、ホルモン、脳神経の構成成分になっています。オメガ3をしっかりとることで動脈硬化や認知症などの生活習慣病を予防することができます。
オイルの上手な摂り方
1)てんぷら フライは米油
2) 炒め物はオリーブオイルか、ごま油
3)ドレッシングはエゴマオイル、あまにオイル
※炒め物、ドレッシングにエクストラバージンオリーブオイル

51,900点を超える食用油のイラスト素材、ロイヤリティフリーの ...




卵は完全栄養食。アミノ酸スコアが100点!卵の白身は大切なたんぱく質、美肌効果が。レシチンは脳の活性化、血流改善し動脈硬化、心臓病、脂質異常症、認知症などの予防効果があります。コレステロールを心配する声も聴きますが、レシチンには血中コレステロール抑制効果があるので、1-2個なら気にせず頂きましょう。

ゆで卵イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

南瓜
ビタミンEの宝庫。ビタミンEは細胞膜のメンテナンス、美肌、度y脈硬化、更年期障害などの予防に効果があります。南瓜にはビタミンC,E,βカロテンを含み、抗酸化作用が強く、免疫力、アンチエイジング効果が期待されます。

黒色の食品
黒のセサミン、カカオポリフェノールは強力な抗酸化作用でアンチエイジング効果が期待されます。胡麻に含まれるゴマリグナンのセサミンにも抗酸化作用が期待できます。二日酔い予防や植物性エストラゲンで女性ホルモンのような働きをするので更年期障害や骨粗しょう症、アンチエイジング効果が期待できます。

胡麻
胡麻のセサミンには、抗酸化作用と二日酔い予防の効果があります。また悪玉コレステロールを抑制する働きもあります。血管を若く保ち、老化を防ぐと言われています。セサミン、セサミノールなどの抗酸化成分が動脈硬化や脂質異常症の予防に効果が。リノール酸、リノレン酸などの必須脂肪酸も含まれています。

チョコレート ココア
チョコレートのカカオのポリフェノールは美肌効果、動脈硬化、感染予防、アンチエイジング効果などが期待されます。ひとかけらくらいを頂きましょう!
ココアにもカカオポリフェノールが含まれています。カカオに含まれるテオブロミンは記憶力、集中力、認知能力がアップ、リラックス効果、自律神経の調節効果なども期待できます。アンチエイジング、ダイエット効果も期待できます。

紫色の食品
紫色のアントシアニンは強力な抗酸化作用でアンチエイジングに効果があります。ブルーベリーやぶどう、紫キャベツ、茄子などはアントシアニンを多くふくむので、良く洗って皮のまま頂きましょう。アントシアニンは内臓脂肪の貯蓄を抑え、肝臓の脂肪代謝を活性化、肥満、メタボの予防に効果が期待されます。さらに血液サラサラ、冷え性改善、免疫r力アップの効果も

ぶどう
ブドウ糖は脳のエネルギー補給に、アントシアニンは生活習慣病予防に、赤ワインで有名になったレスベラトロールやタンニンは心疾患のリスクを下げると言われています。多種類のポリフェノールが強力な抗酸化作用を発揮します。

紫キャベツ
アントシアニンとキャベジンの両方を摂ることができます。ビタミンCは普通のキャベツより多いと言われています。動脈硬化予防や眼精疲労予防も。

紫キャベツ (色鉛筆画)のイラスト素材 [58925087] - PIXTA

ブルーベリー
アントシアニン、食物繊維、ビタミンA,C,E、亜鉛、マンガンなどを含み、目のピントを調節する毛様体筋の緊張を緩め疲れ目に効果があると言われています。また記憶力アップ効果も期待できるので、デスクワークの時に頂くのがお勧めです。

茄子
茄子はあく抜きをと思っているかもしれません。皮のままで頂き、アントシアニンの美肌効果、アンチエイジングの効果を期待しましょう。体を冷やすので、夏バテ、のぼせなどにお勧めです。ナスの色素にはコレステロールの上昇を抑える働きがあり、動脈硬化、生活習慣病予防に期待されています。低エネルギーなので、ダイエットのもお勧めです。

茶色の食品
トリプトファンを多く含む食品です。トリプトファンからうつ病などに効果があると言われているセロトニンが作られます。自律神経失調症、過敏性大腸炎、更年期疾患、乳がんなどの予防に効果が期待できます。

胚芽米
胚芽米は玄米から外皮をとり、栄養豊富な胚芽を残したものです。胚芽はイネを実らせる栄養をたくさん含んでいます。ビタミン、ミネラル、食物繊維を含みGI値が低くなります。ビタミンB1,自律神経のコントロールをするガンマオリザノール、リラックス効果のあるギャバ、体内の代謝に関わるナイアシン、ビタミンEなどなど。。自律神経や精神的にトラブルがある時、とくにお勧めです。

大豆(納豆)
こちらも栄養の宝庫です。蛋白質(必須アミノ酸がバランスよく入っている)炭水化物、脂質、食物繊維、イソフラボン、トリプトファン、レシチン、サポニン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE,葉酸などを含みます。特に大豆イソフラボンはがんや女性ホルモンのトラブルや動脈硬化予防に、トリプトファンは睡眠や気分の落ち込みに効果があります。特に納豆はスーパーフード、ナットウキナーゼは血液サラサラ、骨粗しょう症にビタミンK,納豆菌で腸内環境を整えます。すごいですね。
亜鉛も豊富!亜鉛不足すると味覚障害、皮膚炎、白髪、貧血、発育障害や不眠、免疫低下などの症状が起こってしまいますね。

大豆製品イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

                 参考:医者の色着きごはん

らら
らら

ママさん
また 食べ物の話しばっかり。。
運動や質のいい睡眠も大切じゃない!
ウォーキングやラジオ体操、スクワット。。
ゆったり入浴して、ストレッチして質のいい睡眠に!

わたし
わたし

ララさんはいいこと言うわね。
お菓子 大好きな私としてはちょこっと
困った内容のブログになの。。
以前から 白い食品は精製されていることもあり
あまり食べない方がいいのに、お菓子がやめられないわ。

大好きなお菓子を何かと変えましょう。ナッツやチョコレート!

この先生が書かれていらっしゃる通り、暴飲暴食して
不摂生な生活していて、薬を沢山飲んでいらっしゃる方が
多いように思いますね。
自分の体は自分が守るしかないので、自分の生活の中で何に
気を付ければいいか考えてみましょう。
1か月は無理でも、数週間トライしてみましょう。

野菜の7色に含まれる機能性成分とは? | 読む栄養補給 NU+(ニュータス) by 日本栄養士会
「緑黄色野菜を食べましょう」という言葉はよく聞きますが、どうしてでしょうか? それは、赤や黄色や緑色など、緑黄色野菜に豊富に含まれている色素には、それぞれ、淡色野菜にはあまり見られない特別な働き=機能性があるからです。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
タイトルとURLをコピーしました