らら

ママさん
後ろ姿バッチリ！尿漏れも心配にならない！
顔が気にならないの？

わたし

そうよね。
一番初めに顔のような気がするわよね。
でも　立ち姿ってけっこう大切だと思うわよ。。
今から　顔の筋トレについてお話ししていくわね。

くぅ

顔の症状を若々しくするのって、笑顔がきれいで、真っ白い歯が見える事かな。

わたし

クウさんは優しいわね。。
そんなくらいで若返ったら苦労しないわよ。
顎の下やまぶたがたるんだり、目尻や首にしわができたり、
しみまでできてしまうのよ。
とくに今までマスクして顔を半分隠していたのを最近は出すようになったから。

らら

ママさんがそんなに気にしているしわやしみって何が原因なの？

わたし

そうそう　書いてあったわ。
顔のしわやたるみの原因は皮膚の中にあるコラーゲンやエラスチンなどの
たんぱく質が減ってしまう事と、皮膚の下で支えている表情筋の老化らしい。
表情筋は細く繊細で薄く幅の広い筋肉なので、年を重ねると皮膚などを
支えられなくなってたるんだり、皺になったりしてしまうです。

くぅ

老化っていうけど、老化以外で気を付けることはないの？

わたし

やっぱり　笑顔が一番！
笑顔が表情筋を刺激するのに一番よ。
笑顔をつくるために顔をリフトアップさせるのに沢山の筋肉を使うからね。
だから　無表情な方や笑顔の少ない方は顔の筋肉が衰えてしまうわね。

笑顔と同じようだけど、口角を上げて笑顔を作る、これもいいようです。
口角を下げてへの字にしているとほうれい線や口から顎に延びるしわの原因に
なります。

最近はマスクをつけた生活が多く、マスクをしているとマスクがずれないように
表情筋を動かさない話し方をしたり、マスクで相手の表情が分かりにくく、会話中
無意識に相手と同じ表情をする表情模倣といわれるものが起こりにくいので表情筋を
動かす機会が減っています。

らら

マスク生活ってこんなところにも影響しているんだね。
笑顔は最高！でも笑うと笑いしわになっちゃうからね。
顔の筋トレを教えて。。

ほうれい線　ほほのたるみ改善トレ（笑顔で筋トレ）
大小頬骨筋、口輪筋をトレーニングします。
１）鏡を見ながら、口を閉じ微笑むように口角アップ！
２）さらに口角を上げてにかっと笑う
３）奥歯はしっかりかみ、頬の筋肉に力がはいっているのを確認。
４）力を抜いて口を閉じる
※これを１０回

目に周囲改善トレ（瞬きで筋トレ）
眼輪筋をトレーニングします。
１）鏡を見ながら、微笑むように口角アップ
２）目をぎゅっとつむって１０秒KEEP!
３）力をとって目をあける
※これを１０回

首の皺トレ
顎の下や首のしわ改善トレ―ニングです。
１）前を向き背すじを伸ばす
２）顔をあげ、口をとがらせ、うーっと言って５秒
３）前を向き、笑顔にもどる
※これを５回

表情筋を動かしてリラックストレ
表情筋を動かして顔をリラックスさせるトレーニングです。
１）ひざを開き、つま先を立てた正座で座ります
２）両手は指が中にむくように床につき、背筋を伸ばし、息を吸う。
３）息を吐きながら、大きく口を開け、舌は顎につける、目も開き、目線天井
４）顔をゆるめ、正座にもどる
※これを５回、ヨガのライオンのポーズです。

表情筋とは

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顔には３０以上の筋肉があります。それらをまとめて表情筋と言います。皮膚に近い表層筋、骨に近い深層筋がありいろいろな筋肉が強力して顔の表情をつくっています。

頬骨筋
頬の部分の筋肉で、大頬骨筋は口角を上げる筋肉で笑う時に使います。小頬骨筋は上唇にあり、上唇を斜めに引き上げるのに使う筋肉です。この筋肉が衰えると頬のたるみ、ほうれい線ができてきます。

口輪筋
口元を囲んでいる筋肉で口を閉じたり、出したりする表情を作ります。口輪筋が衰えると口元のたるみ、ほうれい線などが目立ちます。口をしっかり閉じられないと、口の乾燥などの症状もでてきます。

眼輪筋
目の周囲を囲む筋肉です。まぶたを開けたり閉じたりします。この筋肉が衰えると眼輪筋におさえられていた脂肪がでて目の下にふくらみができたり、目尻が下がったり、ゴルゴラインができてしまいます。

表在性筋膜
筋膜は筋肉や内臓などを包み込んでつなぎ合わせるコラーゲン繊維を主成分にした薄い膜です。体のあちこちにありますが、とくに皮膚の下にあるものを表在性筋膜といいます。皮膚は表皮、真皮、表在性筋膜、筋肉の順になっています。年を重ねていくと表情筋が衰え薄くなると、表在性筋膜も柔軟性を失い張りがなくなりたるんでくるのです。うまく笑えなくなると無表情になってしまいます。表在性筋膜の張りをとりもどすために表情筋を鍛えましょう。

筋肉の知識　　３

筋肉は横紋筋と平滑筋に分かれています。前回、平滑筋について書かせて頂きましたので、今日は横紋筋について書かせて頂きます。横紋筋の中には運動などで自分の意識で動かすことのできる骨格筋と自分では意識しない心筋があります。

骨格筋
組織上にある縞模様の横紋筋に属し、自分の意志で動かすことができます。筋束と呼ばれるものが寄り集まってできていて、筋線維という細い繊維でできています。筋線維は筋細胞といわれ１本が細胞１つになります。１本の筋線維にはたくさんの細胞核があり多核細胞です。また筋線維の中に筋原線維という繊維があり収縮と弛緩を行います。
筋原線維のなかには太い繊維と細い繊維が規則正しく交互に並んでいます。太い繊維はミオシン、細い繊維はアクチンというたんぱく質でできています。神経線維から収縮する指示がでるとATPを使って、太い繊維が細い繊維とがスライドして短くなり収縮します。
また　筋線維は持久力に強い遅筋繊維と瞬発力に強い速筋繊維があります。遅筋繊維は血中ヘモグロビンから酸素を受け取って筋組織に運ぶミオグロビンやエネルギーをつくるミトコンドリアが多く血中のブドウ糖などから効率よくエネルギーを作ります。速筋繊維は筋肉のグリコーゲンをエネルギーとして瞬時に力をだすことができます。

心筋
心臓にある筋肉です。縞模様の横紋筋ですが、自律神経でコントロールされリズミカルに収縮、弛緩を繰り返します。休む事がないので、丈夫な筋肉で、とくに左心室は全身に血液を送るので厚くなっています。エネルギー産生を担うミトコンドリアも多いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考；ほすぴ

わたし

筋肉は動かさないと衰えてしまうという事です。
全身、どこの筋肉もです。筋トレを習慣にして
常に続ける意識を持ちましょう。
若々しく美しいのはもちろんですが、ロコモ予防、
スムーズな動き、代謝促進などにも大切ですね。