
ママさん
あまり 胃腸について書かない気がするけど。。

そうね!
今回はハーブの特集が胃腸なので
皆さまにも お伝えしようと思って
漢方の勉強をしていて
脾胃が弱っていくと いろいろな病気の原因になってしまうのよね。
脾胃はエネルギーを作るところだからね。。

私たち 犬もそうかな。。

くうも動物だから、同じだと思うけど。。
脾胃は食事を消化吸収して、気血を作るところだからね。
生きていくには どこも大切だけど 脾胃は大切だと思うわ。。
生命活動を営む気、エネルギーを生み出す所と言われています。
胃腸の役割は食べたものを消化吸収し、排泄する事。
活動のためのエネルギーを作り、丈夫な体を作る源ですよね。
少し 現代の方に多い症状をご紹介しましょう。
現代の方に増えている胃腸疾患について
◎逆流性食道炎
胃酸が食道を逆流して、粘膜を傷つけてしまう疾患です。
げっぷ、胸やけ、のどの違和感などの症状が。。
原因はストレスによる胃酸過多、機能低下、過食、喫煙、飲酒や肥満‥等
◎機能性ディスペプシア
検査をしても何でもないのに、胃の不快感が続く疾患。
食後のもたれや早期満腹感、みぞおちの痛みなどの症状が。。
原因はストレスと関係すると言われています
◎過敏性大腸炎
消化器の疾患がないのに、下痢、便秘、腹痛を繰り返す。
ストレス、自律神経の乱れ、腸内環境の悪化などが原因と言われています

ストレスが原因って多いね。。

胃腸だけでなく ストレスが原因の疾患は多いのよ。。
比較的若い方や働き盛りの方にストレスからの疾患が多いわね。
とくに、胃腸の働きは自律神経でコントロールされているので、ストレスがあると自律神経が乱れ、胃酸の分泌が過剰になったり、胃粘膜を守る胃粘液の分泌の減少がおきて、胃の症状がでてきてしまうのよ。
以前多かった慢性胃炎や消化器の潰瘍などが医療の進歩や
食生活の改善で減ってきているんですって。。
腸には免疫細胞の7割が存在していて感染症やアレルギーから守って
います。また腸は、脳腸相関といって脳と相互に影響しあうので、
ストレスが腸に伝わると、腸の動きに影響するんですって。。
胃腸を整えるハーブ
オレンジ
花の精油は香りのいいネロリ、オレンジのはなびらを乾燥させたオレンジブロッサム。この花から抽出されたものがネロリです。果皮の精油はビターとスイートがあり、オレンジピールと言われています。
オレンジフラワーはつぼみを乾燥させたもので、不安をやわらげ不眠などにお勧めです。ネロリは深いリラックスと細胞修復促進作用がありまう。
科名:ミカン科
原産国:インド
使用部位:精油 果実 果皮
主な成分:リモネン αピネン βピネン ミルセン リナノール
作用:消炎 鎮痙 鎮静 健胃 去痰 駆風 不眠改善
お勧めの症状:疲労 落ち込み 不安 不眠 食欲不振 胃腸の不調 消化不良‥等

ローズマリー
疲れた体を回復して記憶力、集中力をアップするハーブ。古代から若さを保つ薬草として使われてきました。ローズマリーティーは代謝をよくして心身の活力を高めるのにお勧めです。脳の働きも活性化!殺菌や消化作用にもすぐれ消化不良や風邪の時にお勧めのハーブです。強力な酸化作用があるのでアンチエイジングにも。。。
ティーを肌のアンチエイジング、髪に育毛に、うがいで風邪予防に、入浴時に血行促進に使ってみましょう。
科名:しそ科
使用部位:葉
原産国:地中海沿岸
主な成分:シネオール αピネン カンファ ポルネオールロスマリン酸クロロゲン酸 ルテオリン‥
作用:抗酸化 消化促進 血行促進 脳機能賦活
お勧めの症状:記憶力集中力低下 冷え症 活力低下 肩こり 更年期症状
注意:乳幼児 妊娠中 授乳中 高血圧 てんかん疾患のある方は注意

レモンバーム
イライラした気持を落ち着け、前向きな気持ちにしてくれるハーブです。昔から レモンバームのお茶を頂くと長生きし記憶力が高まると。。消化を促すので食後のお茶としてもお勧めです。イライラ、不安の時は冷たいお茶を、熱のある風邪の時は熱くしてお茶を頂きましょう
科名:しそ科
使用部位:葉
原産国:オーストラリア
主な成分:シトロネラール シトラール ロスマリン酸 カフェ酸 クロロゲン酸
作用:鎮静 鎮痙 抗菌 抗ウイルス 消化促進
お勧めの症状:消化器系機能低下 不安 不眠 神経痛‥等

フェンネル
消化促進、むくみなどに使われるハーブ、甘くてスパイシーな香りで、胃を元気に。フェンネルは消化酵素の分泌を刺激して消化促進をして胃もたれやお腹のはりに、利尿作用が浮腫みの改善に使われます。生臭さを消し、お料理にも使われます。
科名:しそ科
使用部位:果実
原産国:地中海
成分:トランスアネトール フェンコン エストラゴール リノール酸 クエルセチン ケンファロール ルチン‥等
作用:消化促進 駆風 去痰
お勧めの症状:お腹の張り 上気道カタル
注意:てんかん 乳腺炎 乳幼児 妊産婦は注意

お勧めなハーブのとり方
野菜スープ
胃腸に優しいスープです。塩麴には消化を助け、腸内環境を整える働きがあります。
他に、バジル、オレガノ、タイム、ディルなどでも試してみましょう。
材量
キャベツ
たまねぎ
人参
セロリ
水
塩麴 オリーブオイル
ニンニク 生姜 ローズマリー、イタリアンパセリなどのフレッシュハーブ
作り方
1)お野菜を食べやすい大きさに切る
2)オリーブオイルを熱し、擦ったニンニク、生姜を炒め、香りが出てきたらお野菜を炒める
3)しんなりしてきたら、水とハーブを加え、柔らかくなるまで煮込む
4)塩麴、胡椒で味を整える
オレンジピール
爽やかん香りで食欲増進!
甘夏,伊予柑、レモンでも作れます。密閉容器に入れて冷暗所で14日保存可。
材量
ワックスのないオレンジの皮
白糖
グラニュー糖
水
作り方
1)オレンジの皮の白い所を取って細く切る
2)お湯を沸かし、1分皮をゆで、ざるにあげ、もう一度茹で、ざるにあげ、1時間水のさらしざるにあげる
3)水と白糖を火にかけ、弱火にしてかわを入れて煮込む
4)粗熱をとってから、グラニュー糖を混ぜ、冷蔵庫うの中で乾燥させる

柚子の香りのおろし汁
蕪に含まれるアミラーゼが胸やけを改善、イソチオシアネートは消化促進作用があるので、
胃が疲れている時、お酒を飲んだ後にお勧めのメニューです
材量
蕪 5個
生姜 少々
だし汁 300cc
酒 みりん 塩 少々
ユズの皮 少々
作り方
1)鍋の皮ごと擦った蕪とだし汁を加え、火が通ったら調味料で味を整える
2)すった生姜を加え、ひと煮立ちさせる
3)器に盛り、みじん切りにした柚子の皮をのせる
※分量はお好みで調節してください

参照;medicalherb

ハーブにはいろいろな働きがありましたね。
ハーブを利用して若返りにチャレンジ!
まずは日頃の健康が第一ですね。
温度も変わりやすい季節の変わり目。
充分に体調管理をなさいますように。
投稿者プロフィール

- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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