夏休みも後半になりました。
いつもと違う夏休み いかがお過ごしですか?
こんな時でも、家族との思い出は作って下さい。
2020年の夏は1度しかないのですから、、
老眼が漢方で改善するのかしらと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、原因を考えてみましょう。
まず 老眼について考えてみましょう。
老眼は加齢による遠視です。とくに目の病気がないのに、年齢を重ねるとともに視力が衰えていく症状です。
原因は内臓の老化。漢方的には五臓六腑のアンチエイジングしていきます。
できたら、40代くらいから治療すると効果がでると思います。
杞菊地黄丸
症状;目や口などの乾燥があり、長時間見ていると目が痛む。
足腰に力が入らず、手足のひらが熱い。
原因;全身の血液、水分の不足で栄養が不足している。
治法;神経系、内臓を潤す
杞菊地黄丸
滋陰降火湯
症状;目や口の乾燥があり、目がごろごろする。長時間、目を使うとつら
い。
めまい、耳鳴りがある。足腰に力が入らない。手足のひらが熱い。
寝汗、不眠がある。
原因;神経系、内臓の乾燥で体内に虚熱が発生
治法;神経系、内臓を潤して、熱を冷ます。
滋陰降火湯
八珍湯
症状;目が疲れやすい。動悸、息切れがある。不眠、精神疲労、食欲不振が
ある
原因;気と血の不足で、目に十分な血液が渡っていない
治法;血液を増やし、エネルギーを補給。
八珍湯
帰脾湯
症状;目が疲れやすく、長時間、目を使うと痛む。食欲がなく 倦怠感があ
る。
動悸がある。顔色が悪い。夢が多く、なかなか寝付けない。
原因;疲労がたまっているが。胃腸の機能低下。心臓の血液が足りず、目に
血液が十分行きわたっていない状態。
治法;脾気虚を改善し、胃腸を強化し、エネルギーを増やし、心臓の働きを
改善する。
帰脾湯
全真益気湯
症状;視力低下、遠くは見えるが近くが見えない。寒がりで手足の冷えがあ
る。
気力がなく、疲れやすい。足腰に力が入らない。
原因;加齢による、熱エネルギーの低下で目に十分栄養が行きわたっていな
い
治法;身体の熱エネルギーを増やし、栄養を満たす。
全真益気湯
老眼は、確かに年齢を重ねるとだれでも起こる症状ですが、眼鏡をつけたり外したり、なかなか不便ですね。
内臓をきちんと養生する事で、少しでも老眼になる事、遅らせることができたらいいですね。