
今日は気持ちのよいお天気だね。
秋晴れっていうのかな、、
紅葉した山にハイキングに行きたいな。

私も同感!!
紅葉を見に行きたいね。
近くだと
どこがいいかな?
皆様 ごきげんよう。いよいよ紅葉の綺麗な季節が到来しました。この季節になると日本に四季があることに感謝します。同じ紅葉でも、木々の種類によって紅葉の感じが違うのが素敵です。日本のような狭い国土の中でこんなに自然の様子が違うのは、本当に素晴らしい事です。それと同時に桜も紅葉も、もちろん新緑も場所によって少しずつ時期がずれるのもすごい事だと思います。自然の美しい日本。大切にしていきたいと思います。
痰飲がある風邪 気管支炎 胃腸炎にお勧めの漢方 参蘇飲
参蘇飲の参は人参を、蘇は蘇葉を意味します。人参が入るので体力のない方にお勧めの漢方になります。もともと消化機能が弱い体質の方に風邪などになってしまった状態です。小児や年を重ねた体力のない方にお勧めの漢方です。脾は食べ物を消化し、気血を作って全身に送る、肺は呼吸をし、必要な気と津液を全身に巡らせ、津液を下に送る働きがあります。肺と脾の機能が弱い方が、外からの病邪、たとえば風邪などにかかってしまった方にお勧めの漢方です。体力がない方の長引く風邪に。。
体質
体力はなく、体の冷えがあり、津液や気の滞りがある方。慢性的に胃腸が弱い。腹力はやや弱い
症状
食欲がない 元気がない 疲れやすい 気分の落ち込みがある 発熱 頭痛 咳 白い痰が多い 腹部膨満感 下痢 胸の痞えなど
適応症
感冒 咳 インフルエンザ 気管支炎 上気道炎 胃腸炎 肺気腫 気管支拡張症 神経症
構成成分
蘇葉
辛温性で発汗し、風寒を発散させ、気を巡らせ胃の動きを改善、気管支の分泌物を減らしたり、体を温める働きがあります。気分の落ち込みを改善する働きもある。
葛根
発汗して、熱を冷まし病邪を発散させる。肩凝りをとる働きも。
前胡
肺の働きを活発にして去痰作用や咳を止める働きがあります。
半夏
痰湿をとり咳をとめ、胃の働きを整えます。肺気の上昇を抑え咳の改善を。
桔梗
咳を止め、気道の痰を切る働きがあります。どの痛みをとる働きがある。
陳皮
気の流れを整え、胃の機能を改善し、膨満感や吐き気を改善する。
枳実
肺や胃にたまった痰を除く。気の流れをよくし胸のつまりをとる。
人参
消化吸収機能を高め、気をおぎない、抵抗力をつける。
茯苓
脾胃の機能を高める。水の代謝を良くし、湿をとり、痰の生成を抑える。
木香
気の巡りをよくして脾胃の機能を改善し、痞えなどをとる。
生姜
温性で脾胃の機能を高める。体表の寒邪を温めてだす。
大棗
脾胃の機能を高め、営気と衛気を調和させる。
甘草
脾胃の機能を調え、気を補い、それぞれの生薬の薬性を調和する。
追加処方
悪寒 身体の痛みがひどく汗がない方
+麻黄湯
疲れやすい 元気がない症状が強い時
+補中益気湯
服用の注意
1)服用して蕁麻疹、発疹がでたら 速めに主治医に相談しましょう。
2)血圧上昇 浮腫み 急な体重増加 脱力感 四肢の痙攣などが気になったら 主治医に相談しましょう。
3)妊娠している方は主治医に相談してから服用しましょう。
風邪 インフルエンザをこじらせてしまった時にお勧めの漢方
小柴胡湯
風邪が5日以上続いている。食欲がなくなってきた。咳や痰を伴なう。咳がひどければ、柴朴湯に。
参蘇飲
日頃胃腸が弱く、風邪をひきやすい方。腹力は中程度以下。高齢者にお勧め。
竹筎温胆湯
微熱や咳がなかなか治らず、気分がさっぱりしない時。咳で夜眠れなかったり、ぼっとしてしまう時にお勧めです。腹力は中程度。
※こじらせてしまったときは、漢方薬も併用するのをお勧めします。
参考;漢方のエッセンス

急に寒くなって、なんとなく風邪っぽくて、、
参蘇飲いいかもと思っていたところです。
慢性的に胃の弱い方、気持ちが落ち込みやすい方に
お勧めの漢方です。
麻黄が入っていないので、副作用もあまりなく、
長期の服用も大丈夫そうですね。
服用して汗が出た時は冷やさないように注意して下さい。
