口腔ケアにハーブを使って 秋の一日を

ハーブ
くぅ
くぅ

急に寒くなってきたね。
でも今日は秋空!
気持ちのいい一日になるそうだね。

らら
らら

お天気がいいとお散歩をしっかりしないといけないからね。。
まあ仕方ないか。。
秋の一日 ゆっくりハーブティーを飲んで音楽聞いてなんて
最高!!

皆様 ごきげんよう。あちこちで例年より早い積雪が観測されたようです。私の大好きな浅間山も真っ白に雪化粧していました。どんなものを着たらいいか悩みますね。。私はとにかく温かくする方を優先しています。中医学などをみていると冷えが身体に悪い事がわかるようになりました。体を冷やす食べ物は少しにして、そろそろ身体を温めてくれる食べ物を頂くようにしたいですね。今日はなんとなくのんびりした気分です。取り留めもない内容になってしまうかもしれませんが、お付き合いください。

亜熱帯からの花便りという記事に沖縄の植物について書かれていました。沖縄は薬用植物が沢山あって、日常生活で使われているようです。ただ そんな知恵を持つ方々が少なくなってしまったのが残念と書かれていました。なんでも一長一短あって、今は便利になりましたが、その分、何かを置いてきているのかもしれません。
沖縄の三大薬草と呼ばれているものには、グアバ、ウコン、クミスクチンがあります。

石垣島にはグアバの木が点在しているようです。グアバのジュースは私も大好きでよく飲まれていますが、葉が身体にいいようです。グアバの葉に含まれるポリフェノールはマルターゼによるでんぷんの分解をおさえて糖の吸収を穏やかに血糖値の上昇を抑える効果があるとして、糖尿病に効果があると言われグアバ茶として飲まれています。

カレーで使われるウコン。ウコンには春ウコンと秋ウコン、紫ウコン、黒ウコン、バリウコンなどがあります。紫ウコンは漢方薬で使われるガジュツで、健胃作用があると言われています。一般にウコンと言われているのは秋ウコンで、クルクミン、ターメリックと言われるスパイスです。使われるのは根茎。肝機能強化、胆汁分泌促進、食欲増加、血流改善などの効果があるようです。春ウコンは酸化防止、抗炎症作用、抗菌、健胃作用などがあると言われますが、苦味や辛味が強くスパイスとしては使われていないようです。

クミスクチンはあまり聞かれないかもしれません。シソ科のネコヒゲソウで、葉を薬草茶として使われています。葉にはカリウムが多く含まれ、利尿効果があり、高血圧予防に使われているようです。

私がアーユルヴァーダに興味があるのを知っている知人が石垣島から帰ってきたとき、ハーブやアーユルヴァーダに関する施設があったと教えてくれました。コロナが落ち着いたら 是非行ってみたいと思います。

アーユルヴェーダのピッダスエッダ作り


ピッダはサンスクリット語で球の意味です。ハーブを使って作るハーブボールと言われているものです。スウッダは発汗。ハーブボールを温めて患部にあてる発汗方法の一つです。芯からじんわり温まります。体が冷えやすいこれからの季節にお薦めのトリートメントです。

材料
端切れ   20×20cm
ひも    90cm

お好みハーブ 大さじ3くらい
1)ローズ ヒース
2)ラベンダー ゴーツコーラ
3)オートミール ジャーマンカモミール

作り方
1)端切れの中心にハーブを置き、3つの端を上につまみ合わせる。
2)残りの1つで包み、しっかりひもで固定する。ちょうどてるてる坊主のように。
3)残りのひもをくるくる巻いて行って持ち手を作る。

使い方
1)容器にお湯をはり、2分程度浸す。
2)柔らかくなったら、肌に押し当てていく。
3)洗顔後、ポンポンとハーブを浸透させて下さい。化粧品の浸透がよくなります。目元に使えば、アイケア、目がすっきりします。首肩、デコルテにも是非使ってみて下さい。

口腔ケアとは関係ないお話しばかりしてしまいました。
お話しを本題にもどしましょう。秋は疲れがでやすい季節です。疲れると免疫力が低下して、口腔内細菌が増え、歯周病や口内炎、口臭がでやすくなってきます。また 冬にむかって風邪の流行る季節。感染症予防のためにも是非ハーブをつかって口腔ケアをして頂きたいです。いくつかご紹介致しましょう。

ココナッツオイルのプリング


オイルプリングはアーユルヴェーダでよく使われる口腔ケアです。ごま油、オリーブオイル、亜麻仁油で行われることが多いですが、今回はココナッツオイルをご紹介致しましょう。プリングとは引きはがすの意味で、口内細菌をオイルで絡めとって排出し、口腔内の環境を整えます。いつでも好きな時にできるのがいいですね。食前、食後、朝起きてすぐ、寝る前。。
1)ココナッツオイルを小さじ2くらい口に入れ、10分くらい口の中で動かす。
2)オイルを吐き出し、うがいをしましょう。

クロモジマウスウオッシュ


ハーブチンキを作って水に数滴入れて帰宅後のうがいや歯磨きの仕上げに使いましょう。セージ、ペパーミント、カモミール、などもおすすめです。クロモジは抗菌作用、抗炎症作用があり、歯周病予防にお勧めです、また風邪のひき始めの症状改善にも。
材料
クロモジドライハーブ  10g
ホワイトリカー(40度のウオッカ) 80cc

作り方
1)消毒してよく乾かした瓶にハーブを入れる。ハーブがしっかりしたるようにホワイトリカーを注ぐ。
2)ふたをして冷暗所で3週間。毎日瓶を振りましょう。
3)出来上がったら、濾して保存容器に移す。
4)コップ1杯の水に数滴いれてうがいしましょう。
※チンキはマウスウオッシュ以外にも、紅茶に入れたり、希釈して除菌スプレーなどにも使えます。

口臭予防のハーブティー 


ハーブは口臭予防にも使われます。ニンニク、ねぎなどを頂いた後にはカルモダンやアニスシードなどをお茶やうがいに使いましょう。

不快感のある時
口腔ケアと一緒に気分を元気にしてくれるハーブティー。抗菌作用や抗ウイルス作用もあります。
オレガノ   1
レモンバーム 1

歯周病などの予防に
感染を防ぐエキナケア、炎症をおさえるハーブを合わせて。
アニスシード 1
エキナセア  1
ジャーマンカモミール 1

口臭対策のベスト1
口臭対策、収斂作用、殺菌作用があり、お口の中をさっぱりしたい時にお勧めのブレンドです。
セージ    1
ペパーミント 1
                   参考;MEDICAL HERB


わたし
わたし

今日の内容、気ままな記事になってしまいました。
ごめんなさい。
一つに気になった事があったので書かせて頂きます。
ホルミシスという言葉です。
薬と毒は表裏一体。適量だと薬、使い過ぎれば毒になります。
野菜やハーブも同じで、適量でストレスをかけて強いストレスの
耐性をつけるのです。
いい成分だからと言って過剰摂取は害になることもあります。
ハーブを取るときも摂取量や頻度にも気をつけてとって下さい。

日本臨床歯周病学会 | 歯周病の治療方法
日本臨床歯周病学会、歯周病の治療方法。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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