生活習慣病を予防するハーブの知恵    1

ハーブ
くぅ
くぅ

今日はママさん
薬局の仕事に出かけて
帰りに花山うどんを買ってきたよね。。

らら
らら

私達が食べるうどんじゃないよ。
花山うどん!
東銀座のお店でいつもすごーく並んでいるんだよ。
田舎のおばあちゃんに送るっていってた。
私達も食べたいのにね。

皆様 ごきげんよう。私の話しになりますが、東銀座にある漢方薬局に仕事に行っています。そのお店の隣に花山うどん屋さんがあります。いつも長蛇の列ができています。並ぶのが好きではない私はいまだに食べた事はないのですが。。とても美味しそうです。銀座にいらっしゃるときは、裏道に面白くて、お値打ちなお店がたくさんあります。是非、ぶらぶらと裏道散策を楽しんでみて下さい。楽しいですよ。今日は生活習慣病とハーブについて書かせて頂きます。

生活習慣病とハーブ

健康は生まれ持った体質以外にも、毎日の生活習慣が関わっています。生活習慣で病気の進行や発病に関係するものを生活習慣病と言われています。糖尿病、脂質代謝異常、がん、心筋梗塞、狭心症、骨粗しょう症、股関節症、歯周病、脳卒中、高血圧などです。また これから10年後、20年後の健康は今の生活習慣が影響していくのです。今の生活を見直し。将来の病気を防ぎ、QOLの高い生活を続けていきましょう。

今の生活習慣になるやすい生活を確認してみましょう。

●睡眠は6時間未満
●ストレスの多い毎日
●運動や体を動かしていない
●喫煙している
●体重がどんどん増えている
●食べ過ぎ、飲みすぎが多い
●野菜をあまり摂らない

毎日繰り返す生活、食事、運動、睡眠などは心身ともに影響します。生活習慣病のリスクでよく言われているのが、メタボリックシンドロームがあります。メタボリックシンドロームは内臓に脂肪が蓄積と高血圧や脂質代謝異常などの疾患とで血管の動脈硬化が進んでしまうのです。女性はとくに閉経後、ホルモンバランスがくずれ、生活習慣病になりやすくなります。女性ホルモンのエストロゲンには血管をしなやかしたり、内臓脂肪をつきにくくする働きがあります。閉経するといろいろなリスクが高くなるのです。今はなんでもなくてもこれからの健康を考えていきましょう。

生活習慣病を予防するには
1)一番大切な事はバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠です。さらに適度な体重維持、禁煙、節酒も大切ですね。

2)ストレスのコントロールは心身の健康に必要です。

3)活性酸素を増やさない事。活性酸素は体に必要な働きもしますが、増加すると正常な細胞を傷つけ。老化、疾病に結び付いていきますので、ストレス、大気汚染、喫煙、飲酒、紫外線、激しい運動などは活性酸素を増やすものは気を付けましょう。

4)定期健診を受けましょう。

5)食生活のポイント
●規則正しく食事をする
不規則な食事は消化吸収、代謝やホルモンの分泌、肥満などに影響します。また バランスのよい内容に。

●よくかんで食べる
過食を防ぎ、肥満予防に。唾液分泌促進で口腔ケアや消化吸収を助けます。

●腹八分目に
お腹いっぱい食べたい方は、食事でストレス解消していないか、たくさん食べてしまう方は食前にお茶を頂いたり、一口頂いたら、お箸を一度置くなどの工夫も大切ですね。

●夜遅くは食事をしないように
寝る前の食事は肥満の原因や睡眠の質の低下につながります。

●外食はうまく利用する
外食や市販の食品は塩分過多やエネルギー過多、野菜不足になりがち。定食にしたり、野菜を追加したりするように致しましょう。

●野菜から食べる
野菜 海藻 きのこなどの食物繊維の多いものから食すことで糖の吸収を穏やかにすることができます。また 野菜にはポリフェノール、イソフラボンなどのフィトケミカルを多く含み、強力な抗酸化作用、抗ガン作用、免疫力強化の効果があります。フィトケミカルは野菜、果物の色素や香り、苦味、渋味、辛味に含まれています。また一つの野菜や果物にたくさんのフィトケミカルが含まれていて相乗効果の働きがあります。
フィトケミカルを上手にとる方法にメディカルハーブを利用する方法があります。塩味の代わりにハーブを使ったり、リラックス作用を利用してストレスのコントロールしたり、食前に服用して食べ過ぎを予防したりする事もできますね。

フィトケミカルと食品

リコピン カプサイシン
トマト 西瓜 パプリカ 唐辛子

赤紫
アントシアニン ポリフェノール
ブドウ 紫いも 黒豆 なす 赤ワイン

オレンジ
カロテン ゼアキサンチン
人参 南瓜 マンゴー

黄色
フラボノイド クリプトキサンチン
とうもろこし ゴールデンキウイ 大豆 レモン

黄緑
ルテイン ゼアキサンチン
ほうれん草 アボガド


グルコシノレート インドール クロロフィル
ブロッコリー おくら ケール モロヘイヤ


硫化アリル イソチオシアネート
キャベツ にんにく ねぎ 大根

生活習慣病予防とメディカルハーブ

らら
らら

肥満の人はどんなハーブがいいの?

肥満にお勧めのハーブは、マルベリー、マテ、アーティチョークです。
マルベリーは時々腹部膨満感が起こる事があります。またαグルコシダーゼ阻害剤を服用している方は主治医に確認して下さい。
マテは妊娠中、授乳中、長期服用は避けましょう。
アーティチョークは菊科のアレルギーのある方、結石などの疾患のある方は主治医に相談してから飲みましょう。


くぅ
くぅ

じゃ 高血圧の人は何がいいの?

高血圧の方はリンデン、ホーソンがお勧めです。

らら
らら

脂質代謝異常症や動脈硬化の人は何がいいの?

脂質代謝異常症や動脈硬化の方にお勧めハーブはミルクシスル、アーティチョークですね。
ミルクシスルでまれに軟便になることがあります。

くぅ
くぅ

痛風の人は何がいい?

痛風(高尿酸血症)の気になる方はネトル、ダンディライオンがお勧めですね。
ネトルは心臓病や腎臓病の浮腫みがある方は飲むのは止めましょう。
ダンディライオンは尿道閉鎖、腸閉塞、重篤な胆嚢炎の方はやめましょう。キク科アレルギーの方は注意。

クゥ
クゥ

糖尿病の方にもいいハーブがある?

糖尿病のがたは肥満にもお勧めなマルベリーがお勧めね。

お勧めハーブティー

肥満 糖尿病などにお勧めのハーブ、マルベリーを使って。食前に服用して糖の吸収を抑えましょう。

マルベリーのハーブティー
材料
マルベリー(ドライ)            2g
レモングラス (ドライでもフレッシュでも) 1g
熱湯                    200cc

作り方
ポットに入ーブを入れ、熱湯を注いで5分抽出しましょう。

バタフライピ―は青いお茶で、アントシアニンを含み、アンチエイジングや眼精疲労に。そこにリラックス効果のあるミントを加えて。。

バタフライピ―とミントティー
材料
バタフライピー      3g
ペパーミント       1g
熱湯          200cc

作り方
ポットにハーブを入れ、熱湯を注ぎ、5分抽出しましょう。

                  参考;MEDICALHERB

わたし
わたし

ハーブと生活習慣病。。
いろいろ生活習慣病を予防するために工夫する事ができますね。
マルベリーは桑の葉で、日本の健康食品でも知られています。
生活習慣病の予防には
地中海式和食がすすめられています。
低脂肪食の和食で塩分控えめに、野菜や魚介類の多い地中海料理の
脂質を減らしたお食事がお勧めのようです。
和食だけ、地中海式食事だけより 両方になるとレパートリーも増えて
楽しめますよ。

おやじブレンドプレミアム
本気で生活習慣病に立ち向かう『おやじブレンドプレミアム』

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