今日は少し暖かかったね。。
寒いから お散歩したくないって言えなくなっちゃうね。
お散歩に行くようになっても
歩かなかったら、ママさんがだっこして
連れて行ってくれるよ。
帰りは頑張って歩けるでしょう!!
皆様 ごきげんよう。今日はスーパーマーケットがすごく混んでいました。暖かい一日だったので、皆さんお買い物に出かけたのですね。今はレジがセルフになりました。カードと現金のセルフレジがあるのですが、今はやはり現金の方が多いようで、カードの方はガラガラなのに、現金は長蛇の列でした。セルフレジはいいですね。レストランのロボットがお料理を運んでくるようになりましたし、マーケットもセルフレジになり世の中はどんどん変わっていきますね。今日は昨日に続いて生活習慣病とハーブについて書かせて頂きます。
生活習慣病にお勧めハーブ マルベリー Mulberry
日本では桑として知られるマルベリー。マルベリーの葉や根は古くから民間薬として知られています。マルベリーはたくさんの成分を含んでいますが、とくに有名なのはデオキシノジリマイシンで体内で二糖類を分解する酵素αグルコシダーゼの働きを阻害して余分な糖の吸収を抑え、食後血糖の上昇を抑えます。糖尿病や肥満などの予防にお勧めです。他の成分も体調コントロール、美容に効果あり、下記に書かせて頂きます。抽出より葉の粉末の方が効果は大きいと思われます。
マルベリーの葉
科名;クワ科
使用部位;葉
成分;デオキシノジリマイシン γアミノ酪酸 クロロフィル フィトステロール 鉄 亜鉛
カルシウム
作用;αグルコシダーゼ阻害作用
適用;糖尿病 高血糖 肥満などの生活習慣病予防 高コレステロール血症
中医では;
ホワイトマルベリーは葉を桑葉といい、発熱、頭痛、口渇、目赤、咳、蕁麻疹 卒中風に用います。
葉の乳液は桑葉汁といい、おでき、こぶ、外傷出血、目のごみをとったりするのに外用で使います。
根は桑根と呼び、筋骨痛 高血圧 目の充血 小児口内感染症などに使われます。
コルク層をとった根皮を桑白皮といわれ、外用で肺熱喘咳 水腫 脚気 小便不利 リウマチ麻痺に使います。
若枝を桑枝といい、引きつり 脚気浮腫などに用います。
果実は桑実、桑果といわれ肝腎陰虚 消渇 便秘 耳鳴りなどに用いられます。
果実と薬麹と醸したお酒は桑じん酒といわれ五臓を補い、目を明らかに、水腫の改善に使われます。
根や根皮を小葉桑根といい、咳 鼻血 水腫 下痢 黄疸 リウマチ痛にお勧めです。
主な成分
1)デオキシノジリマイシン
食事で摂って糖の分解を阻害して食後血糖上昇を穏やかにします。吸収抑制された糖は腸で善玉菌のえさになり、腸内環境を整え便秘、腹部膨満感を改善します。
2)クロロフィル
葉緑体に含まれている色素成分。体内の有害物質の解毒や、消臭、殺菌、がん予防の可能性もあるかも。。
3)ケルセチン
玉ねぎの皮の色素で知られているフラボノイド。強い抗酸化作用、脂肪の燃焼促進、アレルギー症状緩和、血糖値降下などの作用があると言われています。
4)クワノン
フラボノイドの1種。皮膚のメラニン色素の生成を阻害して、しみやくすみの予防があると言われています。
5)γアミノ酪酸
アミノ酸の1種。脳内で神経伝達物質として働き、イライラ、ストレスをやわらげます。血圧を下げたり、中性脂肪を抑える効果も期待できます。
6)フィトステロール
植物の細胞膜を構成する成分。食事で摂ったコレステロールの小腸での吸収を防ぐ働きがあります。高コレステロール血症や肥満の予防、改善が期待されます。
マルベリーの実
日本でよくみられるのは、ヤマグワ、ホワイトマルベリー、ロソウの3種。ラズベリーに似た甘味と酸味を持つマルベリーの実はジャム、ジュース、果実酒などに使われます。ビタミンCは免疫力アップや肌の健康に、カリウムは浮腫み改善や高血圧予防に、アントシアニンは活性酸素を防いでいます。
ハーブ スパイスを使ったメニュー
糖尿病予防にお勧めの菊芋とごぼうのメニュー
菊芋には水溶性植物繊維、イヌリンが大量に含まれ、血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。
材料
菊芋 4個
ごぼう 1本
ごま油 少々
砂糖 醤油 みりん 好み
白ゴマ 少々
作り方
1)菊芋は綺麗に洗って、芽を除く。ごぼうもたわしで泥をとり、千切りにする。
2)フライパンにごま油をひいてごぼうを炒める。
3)ごぼうがしんなりしたら、菊芋を入れて炒め、砂糖醤油みりんで味をつける。
4)出来上がりにごまを振る。
デトックスウォーター
老廃物の排出、代謝アップにお勧めのメニュー。皮ごと使うので無農薬のものを選び、できたら24時間以内に頂きましょう。
材料
フレッシュハーブ(ローズマリー、ミント、レモン、ライム、セロリ) 好み
野菜 果物
水(炭酸水)
作り方
1)材料を良く洗って一口大に切る。
2)材料を瓶に入れ、水を注ぎ、冷蔵庫に入れる。2-4時間で完成!
スパイスカレー
クミンは胃腸の働きを整えるハーブとして知られています。頭痛、腹痛予防、改善にも使われています。
材料
ベイリーフ 2枚
シナモンスチック 1本
グリーンカルモダン 5個
玉ねぎ 2個
トマト(缶詰でも) 2個
ピーマン 5個
ひよこ豆水煮 200g
にんにく 2かけ
生姜 1かけ
塩 少々
オリーブオイル 少々
水 400cc
スパイス
コリアンダー 小さじ2
クミンシード 小さじ2
クローブ 小さじ半分
ターメリック 小さじ2
ナツメグ 小さじ半分
カイエンペッパー 小さじ半分
ブラックペッパー 小さじ半分
作り方
1)玉ねぎ、トマト、ニンニクはみじん切り。生姜は千切り。ピーマンは一口大。スパイスは混ぜておく。
2)鍋にオリーブオイルを入れてベイリーフ、シナモン、グリーンカルモダンを炒め香りを出す。こがさないように。
3)2に玉ねぎ、塩をひとつまみ入れてきつね色になるまで炒める。
4)そこににんにく、生姜、トマトを加え、合わせたスパイスを入れてペースト状になるまで混ぜる。
5)ピーマンを加え、水、ひよこ豆を加えて少し煮込む。
※好みでパプリカパウダーを振る。
参考;MEDICALHERB
マルベリーは昔日本では、蚕のえさとして使われてきました。
それぞれの場所に応じて効果がありますね。
生活習慣病にはお勧めです。
できたら、煎じるのではなく、粉末を使ってみて下さい。
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投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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