なんとなく 秋の気配を感じられるようになりました。暑い夏を乗り越え、体は悲鳴を上げている事と思います。
今日はなんとなく気楽に読んでいた頂ける内容にしてみました。
今まで何度も書かせて頂きましたが、秋ってどんな季節でしょうか?
やっぱり 紅葉の美しさと美味しい物の季節が一番初めに出てきますよね。
旅行に行く計画を立てたり、美味しいものを食べに行く計画をたてている方、多いのではないでしょうか?
日本はいい所で何気なく歩いている道端にたくさん秋があるものです。是非是非近くの散策を始めてみて下さい。私は東京の外れに住んでいますので、いつもの散歩道が秋色になってきます。
脱線してしまいました。秋は燥邪、空気が乾燥しやすく、潤いがなくなる季節と言われています。美容では肌の乾燥、髪の毛の乾燥、爪の乾燥などに気を付けて早めにケアし始めて下さい。体では秋は肺と関係するので、肺や気管支、口, 鼻のトラブルに注意して下さいね。今年は秋に花粉症が多そうですよ。
じゃ 秋は何を食べればいいのって、、、、収穫の秋に旬の物をいただけばいいのです。潤いを与える、特に肺に。お野菜でいうと、白菜、蓮根、大根 山芋。果物はあんず、ぶどう、みかん、いちじく、柿、梨‥等。いつものお勧め白、黒きくらげ、銀杏、はちみつ、黒ゴマ、黒豆。また牡蠣や白魚、豚肉、うずらの卵も。牛乳、豆乳、豆腐、湯葉もいいですね。なんとなく秋にとれる物が多いのです。
すぐできる秋にお勧めなお料理をご紹介致しましょう。
白菜の甘酢だれ
津液を作り、乾燥から守る献立です。さっと作れてお野菜を頂く事だできますね。
材料
白菜
花椒 少々
お酢 2さじ
醤油 砂糖 塩 少々
オリーブオイル 少々
作り方
1)白菜は良く洗って 斜め切りする。
2)フライパンにオイルを入れて花椒を入れて香りを出す。
3)香りがでてきたら、白菜を入れて強火で炒める。
4)お酢、醤油、砂糖を加えて味をつける。
5)塩で味を調え、少しおいて頂く。
旬のフルーツグラタン
秋の旬のものにはフルーツが沢山ありますね。フルーツを沢山使ってデザートを作りましょう。
材料
カステラ 2かけ
豆乳 少々
梨 半個
いちじく 1個
柿 半個
クコのみ 少々
マショマロ 10個
作り方
1)カステラを豆乳につけておく。
2)梨 いちじく 柿を一口大に切る。
3)耐熱皿にオイルを塗って、カステラをしき、上にフルーツ、枸杞のみを乗せる
4)その上にマショマロを乗せて焼き色がつく程度に、オーブンで焼く。
※フルーツは秋の旬のものを、カステラに蜂蜜を加えても美味しいですね。
牡蠣飯
材料
お米 2cup
水 酒 塩 昆布 適当
ショウガ 三つ葉 少々
牡蠣の缶詰
作り方
1)ご飯を炊く用意をして、酒、塩、昆布を入れて炊く。
2)炊き上がりに牡蠣の缶詰と生姜を入れて、蒸らす。
3)ご飯を盛る時、三つ葉を乗せる。
お豆腐アラカルト
缶詰を使って いつものお豆腐を気分を変えて頂いてみませんか?
1)鯖の味噌煮缶を使って
鯖の味噌煮缶に豆板醤を混ぜて、お豆腐、茹でた青梗菜にのせて頂きましょう。
2)鳥ささみ缶を使って
鶏のささみ缶と高菜のお漬物にラー油を混ぜ、お豆腐にのせて頂きましょう。
3)イワシの蒲焼缶を使って
鰯のかば焼き缶に刻んだキムチ、胡麻を混ぜて、お豆腐にそえましょう。
4)ツナ缶を使って
ツナ缶に糠漬けの刻んだものをマヨネーズで和え、焼いたあつあげにそえましょう。
5)秋刀魚の塩焼き缶を使って
秋刀魚の塩焼きにみじん切りにしたシソの葉とねぎ、白ゴマを混ぜて、お豆腐にそえましょう。
6)ほたて貝柱缶を使って
ほたて貝柱缶とコチュジャンとマヨネーズを混ぜて お豆腐にそえましょう。

参考;中医薬膳テキスト

食欲の秋
薬膳ではその場所でとれた物をその季節に頂くのがいいと言われます。
今の時代 いつでも何でも手に入りますね。
ここで ちょっと 秋の野菜は?フルーツは?って考え直してみるのも
楽しいかもしれますよ。
缶詰をちょっと使っていつもと違う献立を考えてみましょう。
