ママさん
まだスポーツする人にハーブが効果があるの?
今回は前回紹介した内容を少し詳しくお話ししましょう
難しくなるの?
前回の内容をわかりやすく書くだけ。。
スポーツとメディカルハーブ
リラックス
運動後のケアはリラックスと消費したエネルギーの補給です。質のよい睡眠をとって心身を回復させましょう。
リラックスに一番お勧めはやはりお風呂、入浴です。37-40度くらいのぬるま湯にゆっくり入るのがpointです。副交感神経が優位になり、筋肉疲労や冷えにも効果があります。自分の好みのハーブで大丈夫です。一緒にミネラルやビタミンをとれるティーも頂くといいですね。
お勧めアロマ
ラベンダー 疲労回復
スイートオレンジ リラックス効果、消化促進作用
サイブレス 感情を鎮め、心に落ち着きを
お勧めのハーブ
ペパーミント 疲労回復
パッションフラワー ストレス、緊張による不眠
ジャーマンカモミール リラックス 抗炎症 胃腸を整える
疲労回復
運動後の筋肉疲労は運動後にできる乳酸が作られる過程で発生するイオンの影響で体が酸性に傾いたり、筋肉内のグリコーゲンの枯渇が原因と言われています。
慣れない運動、同じ筋肉の使い過ぎなどで、血流悪化や筋肉損傷などで、筋肉痛がおこります。筋肉疲労はマッサージやストレッチなど、十分な休養が大切です。マッサージなどの時、抗炎症作用のあるアロマを使うと皮膚からだけではなく、香りから脳や気持ちにも効果が発揮されます。クエン酸を多く含むハーブティーはクエン酸回路をスムーズにし、代謝アップに効果が期待されます。
お勧めのアロマ
ラベンダー 運動後の心身の疲れをとる
ユーカリ 抗炎症、血行改善で筋肉痛緩和、リラックスに
ペパーミント 抗炎症作用、リラックス効果、胃腸の働きアップに
ジェニパー 利尿作用で体内の老廃物除去、筋肉疲労改善
お勧めハーブ
ローズマリー 血行改善で疲労回復、抗炎症作用で筋肉痛緩和
ジンジャー 血行改善、消化サポートして筋肉疲労回復
ローズヒップ マテ 代謝アップ
代謝アップ
栄養を消化吸収分解して、スムーズにエネルギーに変える働きを代謝アップと言います。代謝がアップすると運動しやすく、疲れにくく、少ない運動量で脂肪が燃焼しやすくなります。
では 代謝アップに必要なものは、質のよい栄養と酸素、水分を充分摂り、血行をよくして栄養などを体の隅々までしっかり渡らせる事です。
代謝アップのクエン酸やビタミン、ミネラルや、老廃物排泄、血流促進の働きのあるものを運動前などに摂るように致しましょう。
お勧めハーブ
マテ エネルギー代謝に必要なミネラル、マグネシウム、鉄、亜鉛などを多く含む
ネトル 体内の老廃物を排泄し、代謝をスムーズに
エルダーフラワー 利尿、発汗を促し、代謝アップ
ローズヒップ 脂肪の代謝促進。ビタミンCが活性酸素除去
ハイビスカス 多くのミネラル、ビタミン、クエン酸を含みエネルギー産生を促す
スポーツをサポートするハーブ 2
マテ
栄養がある元気のでるお茶。マテ茶、コーヒー、東洋のお茶を世界3大飲料と言われています。カルシウム 鉄 ビタミンを含み飲むサラダと言われています。
科名:モチノキ科
原産国;パラグアイ ブラジル アルゼンチン
使用部位:葉
成分:カフェイン テオプロミン カフェ酸 クロロゲン酸 ビタミンBC ミネラル
作用:利尿 興奮 代謝促進
適応:精神疲労 肉体疲労 脂肪燃焼効果
注意:妊娠中授乳中の方は注意。長期、過量に注意
ローズヒップ
ビタミンCを多く含み 美容効果が期待。
科名:バラ科
原産国:チベット 中国 ミャンマー
使用部位:偽果
成分:リコピン ビタミンC βカロチン ペクチン フラボノイド
作用:ビタミンC補給 寫下
適応:インフルエンザ予防 便秘
ローズマリー
抗酸化作用のある若返りハーブ。古くから若さを取り戻し、記憶力集中力アップすると言われています。
科名:しそ科
使用部位:葉
成分:タンニン αピネン シネロール カンファー ボルネオ―ル ロスマリン酸 クロロゲン酸 カルノソール ロスマノール
作用:血行改善 脳機能賦活 抗酸化作用 消化促進 抗炎症 アンチエイジング
適応:記憶力集中力低下 冷え症 活力低下 肩こり 更年期症状
注意;乳幼児 妊娠授乳者 高血圧 てんかんの方は注意
ダンディライオン
自然の薬局といわれ、有用なハーブです。アーユルヴェーダやユナニ医学でも使われています。
科名:キク科
原産国:北半球温暖地域
使用部位:根 花 茎 葉
成分:イヌリン タラキサステロール タラキサンチン カリウム カリシウム カフェ酸
作用:強肝 利胆 嚥下 利尿 浄血
適応:肝胆系の不調 便秘 消化不良 リウマチ
注意:胆道閉鎖 腸閉塞 重篤な胆嚢炎の方は注意
ペパーミント
メントールの働きで気分も胃の調子も楽に。爽やかなメントールの香りが中枢神経に働き、活性化。ペパーミントティーは食べ過ぎ飲みすぎにお勧めです。
原産国:地中海沿岸
科名:しそ科
使用部位:葉 茎 花
成分:lメントール メントン メントフラン アピゲニン ルテオリン ロスマリン酸 クロロゲン酸
作用:賦活のち鎮静 鎮痙
適応:集中力欠如 食欲不振 過敏性腸症候群
注意;胆石の方 乳幼児(6歳まで)妊娠中授乳中の方 てんかん、高血圧の方は注意
スポーツでハーブの使い方
運動するとき、ハーブティーを摂る習慣をつくってみましょう。
ハイビスカスビネガーソーダ
運動後のリフレッシュに
材料
リンゴ酸 300cc
炭酸水 適量
ハーブ(ハイビスカス ローズヒップ 大さじ2)
作り方
1)保存瓶にハーブを入れ、リンゴ酢を入れて、ふたをして10-14日。
2)出来上がったハーブビネガーにお好みの量の炭酸を注ぐ。
※1か月保存です。ドレッシングなどにも。。
アダプトゲンハーブティー
運動後の疲労回復に
材料
熱湯 200cc
氷 適量
ハーブ(ルイボス ジンジャー マテ エゾウコギ 1gずつ)
作り方
1)ポットにハーブを入れ、熱湯を注いで、3分抽出。
2)常温まで冷まし、氷を加えて頂く。
※疲労回復にマテ、ルイボス。血流改善、免疫力アップにジンジャー、アダプトゲンハーブにえぞうこぎ。ホットで頂くのもお勧めです。
参考;MEDICALHERB
スポーツの時、スポーツドリンクやプロテイン
を思い浮かべます。
ハーブ?
それって おば様達がするスポーツ。。
いえいえ、若い方にもお薦めです。
運動後に一杯のハーブティーがお勧めです。
同じ水分補給するなら、同時に体の機能を整えたり、
集中力アップ、リラックス、疲労回復などに利用しましょう。
ビネガーソーダはリンゴ酸にハーブをつけておくだけで
美味しいソーダを頂けますね。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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