
ママさん
昨日 姿勢なんかの健康について書いていたけど
今度は何を書くの?

疲れた、、、っていう顔していたら
健康にも、美しくも見えないよね。
すぐ疲れたり、肩こりがあったりしたら
肌もくすんでしまうわよね。
そのポイントは代謝!
代謝は食事で頂いた栄養素をエネルギーに変え、
不要なものを速やかに便、尿、汗として排泄するシステム。
代謝がスムーズだといきいき過ごす事ができるって事!
うまくいかないと、肥満、むくみ、冷え、疲れ、肌荒れなどが
おこりやすくなってしまうの。。

そして 代謝ってどうすれば上げる事ができるの?

代謝アップについて考えてみましょう。
代謝をあげるpoint
●基礎代謝力
●消化力
●解毒力
●細胞活性力
●血糖値安定
について今回は見ていきましょう
point1 基礎代謝力
基礎代謝は、生命維持のため、呼吸、血液循環、内臓を動かすなど無意識に行っているさまざまな活動を支えています。1日の消費エネルギーの60-70%と言われています。基礎代謝量は年齢や体重で異なります。
基礎代謝が落ちる原因
●筋肉量の低下
基礎代謝量の大部分は筋肉によって消費されます。運動不足で筋肉のおとろえがあると、栄養素を燃やしてエネルギーにできず、脂肪が蓄積されてしまいます。筋肉量を増やしましょう。
●血流の悪化
血液は体中を巡り各細胞に酸素や栄養素を届けたり、老廃物を運んだりします。血液の巡りが悪くなると、栄養素が各細胞に運ばれず、臓器、組織の活動低下やエネルギー不足などが起こり、代謝が悪くなってしまいます。
●冷え
冷えは血液の巡りを悪くします。冷えは末梢血管が収縮し、血液の流れが悪くなり血液不足になり、冷たく感じるのです。寒い時は手足や表面の血管を収縮させ、熱の拡散を防ぎ、体の中心に血液を集め体温を維持するのです。
内臓温度が1度下がると、基礎代謝量が12%下がると言われています。

point2 消化力
消化力ってなんでしょうか?
私達の身体には消化管があり、口、食道、胃、小腸、大腸、肛門からできています。口でかみ砕かれた食品は消化液により分解され、体に必要な栄養素は消化管の粘膜を通って体内に吸収されます。
食べるという事は消化液を使い、消化管を働かせ、体には負担になるものなのです。本来の機能を無駄使いしない食べ方は代謝アップに必要ですね。
消化力を下げる生活
●だらだらと食べる、食べ過ぎ
脂質やたんぱく質の多い食事は消化に時間がかかると、前の消化が終わらないうちに次の食べ物が入ってきて、フル活動になり、胃が疲れてしまう
●あまり噛まず 短時間で食べる
かみ砕かれていないので、消化に時間がかかり、消化不良に
●加齢
高齢になると食事量が減り、消化に必要な栄養の供給が不足したり、消化液の分泌に不足、消化管の機能も落ちているので消化力が落ちてしまう

point3 解毒力
解毒力とは体内の老廃物や毒素を排泄し、浄化する事です。代謝の過程でできたアンモニアや乳酸、二酸化酸素、重金属などを汗、尿、便で排泄します。解毒力が低下すると、老廃物、毒素がたまってしまいます。
リンパの巡り
新陳代謝が行われる時、血液中の栄養は細胞へ、細胞から老廃物が回収されます。栄養素や老廃物はそのままでは動けないので、組織間液に乗って細胞に移動していきます。組織液は静脈とリンパ管に回収されます。リンパ管が血管のように収縮拡張しないので、滞りやすいのです。血管運動や筋肉運動に頼っています。冷えで血管運動が弱かったり、運動不足で筋肉が働かないとリンパの流れが悪くなってしまいます。他にも自律神経やストレスにも影響します。このように、細胞から老廃物を回収してくれるリンパの流れが悪いと、代謝に影響してしまいます。

point4 細胞活性力
私達の身体を動かしたり、内臓を動かしたりするのにエネルギーが必要で、そのエネルギーをつくるのが、ミトコンドリアです。食事で摂った栄養素は血液にのって細胞に届けられ、ミトコンドリアの中でエネルギーに変わります。代謝が良いと、栄養素はミトコンドリアでどんどんエネルギーに変えられます。
ミトコンドリアを活性化するには
ミトコンドリアは、体の運動量が多くなれば、数が増え活性化すると言われています。筋肉はエネルギー消費量も多いため、筋肉のミトコンドリアが増えるとエネルギー消費量に影響します。ミトコンドリアでエネルギーを作るのに不可欠なのが酸素と栄養素。これらを行きわたらせるのが毛細血管。毛細血管は筋肉に多く走っいます。筋肉が硬くなると循環が悪くなるので、筋肉をほぐし、血液循環をよくして、ミトコンドリアの働きを良くしましょう。

point5 血糖値安定
なぜ 血糖値の安定が関係するのでしょうか?
血糖値とは、血液中のブドウ糖の値です。私達はこれをエネルギーとして使っています。そのため血糖値は一定に維持されなければなりません。穏やかに血糖値が上昇すればいいのですが、糖質ばかり食べると急に血糖値が上昇、そして急降下!ホルモンの無駄使いが起こります。
糖化という言葉をきいた事がありますか?
血糖値が高くなり、血中にブドウ糖が多い状態が続くと起こります。
体の中で、蛋白質と余分な糖が結びつき、蛋白質が変性、劣化してAGEsを作ります。さびやコゲのイメージです。
糖化は血糖値の急な上昇、慢性高血糖、加齢、わるい生活習慣で加速します。
AGEsは分解されにくく、蓄積されると、動脈硬化、骨粗しょう症、アルツハイマー病、白内障、黄斑変性、皮膚のたるみやしわの原因になると言われています。また 身体に蓄積されると、体内のたんぱく質の本来の機能を失い、体内の正常な代謝を妨げるのです。正常な代謝のためには、血糖値の安定は大切ですね。
参考;ほすぴ

代謝が悪いのは まさに今の私です。
歩く事、ヨガをさぼらない事‥等
反省して、始めました。。
体調がいいとすぐさぼってしまいます。
今はお食事をゆっくり頂くという習慣が薄れて
いていますね。
私達は美味しそうなものを目にすると、交感神経に
スイッチが入り代謝の準備が始めると言われています。
よく噛んだり、味わう事で味覚情報が脳に届き、
交感神経がさらに活性化されます。
そして 全身の血液循環がよくなり、体温が上がり、
代謝も上がると言われています。
食事は見たり、味わったりすることで代謝アップにつながる
と言われています。
食べればいいか。。ではなく、
楽しみながら味わってお食事を頂くようにしましょう。

投稿者プロフィール

- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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