夏に役立つハーブ

ハーブ

皆様 ごきげんよう
今日はひさしぶりに お友達と散歩に出かけました。
上野の不忍池の蓮がきれいに咲き始めていました。
八月中旬までが見ごろのようです。
午前中が見ごろなようですので 是非早い時間にお出かけください。

夏に役立つハーブとしてペパーミントについて書かせていただきます。
ペパーミントは爽やかな香りで皆様もご存じのハーブではないかと思います。 スペアミントとウォーターミントが交配した品種で、イングランドで発見されてから、ヨーロッパ、アメリカ、インドなどに渡っていきました。
スーッとする香りが中枢神経を刺激して脳を活性化して気分をリフレッシュしてくれます。
また、胃腸にも効果があり、食べ過ぎ、飲みすぎ、食欲不振、胃痛、吐き気などにも用いられています。消化管の筋肉の緊張を緩める働きがあります。
はかに、抗炎症作用や抗菌作用があり、外用では筋肉痛やのどの痛みなどにも使われています。

ペパーミント

科名;  シソ科 ハッカ属
使用部分;茎葉
主要成分;精油(メントール、メントン、メントフラン)
     フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)
     タンニン(ロスマリン酸)
     カフェ酸、クロロゲン酸
作用;  賦活(のち鎮静)、鎮痙
適応;  眠気、集中力のためにリフレッシュする、腹部膨満感、
     鼓腸、食欲不振、過敏性腸症候群

ペパーミントを買ってきたけれど、どのように使ったらいいのと思われる方のためにご紹介致しましょう。

ペパーミントの使い方

1)食品
 お菓子の中に(ガム,飴、チョコレート、アイスクリーム、ケーキ)
 ラムやマトンなどのお料理を香つけに使われます。

2)飲料、酒類
 フレッシュミントを使ったモロッコのミントティー。フランスでは、シロ
 ップを割ったミント水が人気です。
 お酒としては、クレーム、ド、ミントなどのリキュールがあります。

3)医薬品
 湿布、うがい薬、鎮痛剤、消毒剤、歯磨きなどいろいろな事に使われてい
 ます。
 精油はリウマチ、筋肉痛、緊張型頭痛の外用で使われます。
 ドイツでは、胃腸の調子が悪い時、ブレンドティーを服用する事があるよ
 うです。

4)化粧品
 スキンクリーム、ソープ、精油、入浴剤などに用いられます。
 精油は芳香浴するときに使ったり、ティッシュに精油を少しつけて、香り
 を楽しむこと(リフレッシュしたいとき)ができます。
 キャリアオイルで薄めてマッサージやアロマバスに使う事もできます。

5)虫よけ
 ペパーミントの香りは,蚊やごきぶりや蟻などの虫が嫌います。ドライハ
 -ブをパックに入れたり、虫よけスプレーなどに使う事ができます。

虫よけスプレーの作り方


 50mlつくるには
材料
 水     45ml
 エタノール 5ml
 ペパーミントの精油(ハッカ油なら5-6滴)  10-20滴
 作り方
 ガラス瓶にエタノール5mlを入れて、アロマオイルを加えて良く振りま
 しょう。最後に精製水を加えてよくまぜましょう。
 ●7-10日で使い切りましょう。
  アレルギーがなければ、安全なので赤ちゃんでも使えます。

日本では、あまりハーブを使い慣れていない方も多いいのですが、香りもよく、自分の体質に合ったものを使えば楽しい時間を過ごす事ができますよ。
虫よけスプレーやドライハーブを飾ったり、ハーブティー、入浴剤などから使い始めてはいかふがでしょうか?

そうそう 蓮以外にも、百合や アジサイなどの美しい花があちこちで咲いていました。
私たちがコロナで自粛している間でも、花々はきれいに咲いています。
人込みをさけて、きれいな花を見にでかけるのもいいですね。



投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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