今日はもう お夕飯はおわりましたか?
アーユルヴェーダでは、きちんと消化していく生活を重視していますので
なるべく 早めにお夕飯を済ませ、そのあとは飲食を控えるのがBEST❣
今日は秋の薬膳の続きを書かせて頂きます。
牡蠣と豆腐のみぞれ煮
消化を助ける大根、イライラを鎮め、血を補い、肝を強化する牡蠣。肌荒れに効果のあるえのきをそえて。。。
材料 一人分
牡蠣 4個
大根 200g
豆腐 半丁
エノキ 半束
三つ葉 少々
だし 薄口醤油 塩 少々
1)大根は擦って ざるにあける。
2)大根の卸汁で牡蠣を洗う。
3)だし汁の中に牡蠣、えのき、大根おろしを入れ、塩、醤油で味を調え
大根おろしと三つ葉を乗せる。
梨と蓮根のデザート
秋に取るといいと言われる白い食材をつかったデザート。
陰虚によるイライラ、咳や痰を除き、身体に潤いを与える。
材料
蓮根(皮も) 35g
梨 250g
白きくらげ 少々
レモン汁 少々
クコの実 少々
蜂蜜 好み
水(氷は好み) 50g
1)白きくらげをもどしておく。
2)梨は皮をむき、蓮根は細かく切っておく。
3)梨、蓮根、蜂蜜、レモン、水をいれ、ミキサーにかける。
4)白きくらげを混ぜ、上にクコの実を散らす。
食材紹介 大根
大根
五味;甘、辛
五性;涼
帰経;脾、肺
消化促進、気の巡りをよくし、胃もたれ、嘔吐、お腹の張り、便通によい。
また 痰がきれるので、咳,痰、口内炎、口渇にも効果が期待できます。
風邪、インフルエンザの予防にも。。
部分的に効果が異なります。
根には消化酵素アミラーゼを含み、消化促進を
皮にはルチンを含み、毛細血管を強化し、血圧に、
葉にはβーカロチンやビタミンCを含み、美肌や風邪予防に、、
保存方法
根と葉は別々に湿らせた新聞紙トラップに包んで冷蔵
添加物を除く
根の部分は流水でスポンジでよく洗い、皮をむけば問題ない。
栄養の多い葉は良く洗って、2㎝くらいに切って2分茹で、冷水にとる。
葉は必ずゆでて食べましょう。
使い方
1)大根飴 (のどの症状に)
大根をよく洗い、皮のまま1-2㎝に切り、3時間以上蜂蜜に漬ける。
大根が浮かんできたら、大根はとり、冷所保存。
熱いお湯に溶かして飲む。
2)大根の味噌汁に生姜添え
温性の生姜を加えることで、胃もたれ、お腹のはり、便秘、風邪の予防
3)大根の葉風呂
葉をよく洗い、天日干しし、鍋でひと煮立ちさせて、その汁を使う。
干葉ひばと言われ、冷えや乾燥から肌を守る効果があると言われている
これから 大根の季節です。
葉付きを買って、おひたしや入浴剤に使ってみましょう。
今週も皆様にとって いい一週間になりますように祈っています。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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