秋の薬膳  3

薬膳

皆様 ごきげんよう
紅葉の美しい季節 紅葉狩りにでかけたいところですが、コロナが最高に
流行ってきています。
いつになったら 思いっきりでかけられるのでしょうか?
そんなこと 言っていられないので、まずは近所の紅葉のきれいな場所にでかけましょう。

今日は秋の薬膳の続きを書かせていただきます。

菊花の酢の和え物

身体にたまった熱を冷ます菊花、クコの実、白きくらげで身体に潤いを与える献立
材料;菊花  10輪
   くこ  大さじ1
   白きくらげ  10g
   ※ 酢 大さじ3 水 大さじ3 みりん 大さじ2 
     塩 砂糖 好みで

作り方
1)※の材料で甘酢を作る。全てを温め、沸騰する前に火を止める。
  菊花は花びらだけを水洗いし、水につけておく。
  白きくらげは水でもどし、石突きをとり食べやすい大きさにする。
2)鍋に少々の塩、酢を入れ、沸騰したら、白きくらげ、菊の花びらを茹で
  る。冷水にとって冷ます。
3)※の甘酢に白きくらげ、菊、クコの実を浸す。
  冷蔵庫で1W間 保存できる。

あんず酒


肺を潤し、乾燥を防ぐ果実酒
滋養強壮、冷えに効果があると言われています。

材料;杏 800g
   氷砂糖 150g
   ホワイトリカー  1000cc
    ※蜂蜜 レモン 少々

作り方
1)杏は良く洗って、水をきっておく。
2)熱湯消毒した保存瓶を用意する。
3)杏の水分をきれいにふき取り、全てをつける。

飲むとき、蜂蜜、レモンをかけて頂く。炭酸で割っても美味しい。

食品紹介

菊花

身体の上半身の症状、頭痛、のぼせ、目の充血、いらいらなどの症状に期待。
また 吹き出物、腫れものにも効果がある。

 
性味;甘苦辛  涼
帰経;肝 肺
適応;頭痛、寒気、咽痛、精神不安、めまい、目の充血、かすみ目
成分;クサンテノン、アントシアン、VA

お勧めレシピ
1)菊花とクコの実のゼリー 
  目のトラブル、めまいなどに
2)菊花とクコの実の薬膳茶
3)安眠効果もあるので、眠れない時は 枕元に置いておきましょう。

暑気あたり 呼吸器系のトラブルに。肌やのどが乾燥して風邪をひきやすい人、咳が出る人にお勧めです。


性味;甘酸  温
帰経;肺 大腸
適応;暑気あたり 慢性下痢 咳 痰 美肌
成分;βーカロチン カロテン リンゴ酸 クエン酸 K

お勧めレシピ
1)杏酒の杏とアボガドのサラダ  
  動脈硬化の予防効果
2) 杏の蜂蜜煮 
  梅雨冷えのころ、身体を温め、水分代謝をよくする効果がある。

杏の季節に杏酒を作っておいて、梅雨の季節、秋の季節に飲みたくなりますね。
季節の果物、野菜の働きを知って、自分の体調管理に使っていかれたらいいですね。


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