ほっかほっか 発酵食のの献立

その他

皆様 ごきげんよう
今日も秋ばれの良いお天気でした。
いかがお過ごしでしょうか?

今年も残り一か月ちょっと。
お歳暮や年賀状、大掃除などの準備を始める季節になりました。
忘年会やクリスマスなど楽しい時間が続きます。
このような時でも、何か考え工夫して 
是非 楽しい時間をお過ごしください。

今日は発酵食品の酒粕と味噌を使ったレシピをご紹介致しましょう。

トマト煮込み (酒粕入り)


材料
 玉ねぎ  1個
 ニンニク 1かけ
 鶏ひき肉 200g
 卵    1個
 えのきだけ 2袋
 しめじ  1袋
 万能ねぎ 少々
 オリーブオイル 少々
 醤油   少々
 酒粕   大さじ2
 トマトケチャップ  大さじ5-6
 塩コショウ 少々
 水    1.5C

作り方
1)肉団子を作る。ひき肉に塩少々と卵、みじん切りにしたえのきだけ1袋
  と万能ねぎを良く混ぜる。
2)オリーブオイルをひいたフライパンにスライスした玉ねぎとみじん切り
  にしたニンニクを良く炒める。
3)水に酒粕は火にかけ、溶かしておく。
4)2の中に酒粕、水を入れ、煮立ったら、しめじ、エノキ、肉団子を入れ
  ケチャップを入れてふたをして加熱する。
5)仕上げに塩、胡椒、醤油で味を整え、万能ねぎをのせる。
※ 酒粕、ケチャップの量はお好みで調節して下さい。

鮭の味噌スープ


材料
 鮭 1切れ
 玉ねぎ 半個
 ほうれん草 半束
 豆乳  1C
 水   1c
 味噌  大さじ2

作り方
1)味噌で一口大に切った鮭を1時間つけておく。
2)水にスライスした玉ねぎを入れて煮る。
3)沸騰したら味噌をとった鮭を入れ、火がとおったら豆乳を入れ
  沸騰直前で火を止め、味噌(鮭をつけていた味噌)で味を調える。
※実の赤い鮭はど油がのっている。
 最後は分離しないように 沸騰直前に火を止めるように。

食材紹介

しめじ

必須アミノ酸を含む栄養のあるきのこ。
食物繊維を多く含み、コレステロールの調節をするエリタデニンを含むので
便秘、肥満予防、動脈硬化の予防に期待できます。
ビタミンCを多く含むものと一緒にとると免疫力アップ


性味;甘 涼
帰経;腎 肺
効能;便通をよくする、血を補う
成分;K,Fe,VB2,VD,βーグルカン、レクチン
適応;肌荒れ 便秘 貧血 コレステロールの抑制

えのきだけ

しいたけに次いで豊富なビタミンB1を含み、食欲増進効果がある。
ビタミンB1は炭水化物の代謝促進、疲労回復の効果も期待できる。
また 神経、血圧を安定させるギャバも含んでいる。

性味;甘 平
帰経;脾胃
効果;水分代謝障害でできた痰を除く。体内の老廃物を排出。便通をよくす
   る
成分;VD,VB1,VB2,K,P、ナイアシン、食物繊維
適応;肌荒れ  脂質異常

日本の知恵

最近 空気が乾燥しているせいか 喉のトラブルが多いように思います。
昔から どのようにして喉の乾燥を予防していたのでしょうか?
のどを潤す食材をご紹介致しましょう。

日本茶うがい


  喉がカラカラになった時は日本茶うがいがお勧めです。
  お茶の成分、カテキンが喉を潤し、殺菌してくれるのです。

黒豆の煎じ


  黒豆は昔からのどの症状に効くと言われています。
  アントシアニンは炎症をとり、サポニンは殺菌効果、咳、痰への効果も
  期待できます。
  豆はよく洗い、中火で30分くらい煎じます。
  黒豆 40g、水 1Lが目安で、
  飲むのは1回50ml、1日3回 空腹時にどうぞ。
  保存は冷蔵庫で5日間くらい、うがい薬で使ってもよい。

大根シロップ


  喉がいがいがしたら 大根シロップを!
  大根のイソチオシアネートは炎症を鎮め、はちみつが雑菌を減らします
  大根を1cm角に切り、はちみつでひたひたにつける。
  時々かき混ぜ、1日くらいでできます。
  大さじ1くらいをお湯割りで頂く。

昔の知恵を生かして 病気になる前に予防していきましょう。
  


 

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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