私達の体を作るたんぱく質 1

その他

らら
らら

今日はお兄さんが来たんだよ。。
ケーキを持ってきてくれたんだよ。

くぅ
くぅ

そうそう
モンブランとチョコケーキと
いちごのショートケーキ❣
美味しかったね。

皆様 ごきげんよう。今日は息子が帰ってきました。私の街にも素敵なケーキ屋さんができて
人気のある3種のケーキを持ってきてくれました。とても美味しかったです。ダイエットをしないといけないのに、甘いものの誘惑には勝てません。幸せな時間です。今日から3回に分けてたんぱく質について書かせて頂きます。

蛋白質は筋肉、臓器、皮膚などの体の主成分として大切な栄養素です。酵素やホルモンの材料でもあります。

たんぱく質はアミノ酸が結合した高分子化合物です。アミノ酸は炭素、水素、酸素、窒素などが結合し、アミノ基、カルボキシル基をもつ化合物です。アミノ酸の種類や並び方によって違う構造になります。これらは遺伝子の情報によって作られています。20種類のアミノ酸で構成されていて遺伝情報で10万種類作られます。体内で十分に合成されない9種類は必須アミノ酸です。たんぱく質は体の20%を占めています。アミノ酸2-50個結合してものはペプチド、それ以上はたんぱく質と言われます。

体内のたんぱく質は合成と分解を繰り返します。分解されるとアミノ酸になり、アミノ酸は再利用されて必要なたんぱく質となり、新しく作り変えられます。1部は排泄され、不足分は食品からとっています。

たんぱく質の合成

たんぱく質を作るための遺伝情報はにあります。たんぱく質の設計図であるDNAは2重らせん構造をしていて、アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4種類の塩基によってつながっています。アデニンはチミン、シトシンはグアニンとペアを組みます。

転写
たんぱく質の合成は核の外にあるリボゾームで行われます。遺伝情報であるDNAは核の外には出せません。そこでRNAというDNAのコピーを作ります。遺伝情報の中から作りたいたんぱく質の情報のみを選びます。DNAの中で作りたいたんぱく質の情報があるところから2重らせんをほどきます。ほどいたDNAの1本をもとにRNAが作られます。RNAはDNAを構成する塩基とペアを組むように作られていきます。これを転写と言います。RNAは1本です。

翻訳
核からでたRNAはたんぱく質の合成が行われるリボゾームにつきます。RNAは4種の塩基で構成されていて並んでいる塩基3つを1セットでコドンと呼んでいます。コドンは暗号のようになっていて、解読するとたんぱく質に必要なアミノ酸がわかるようになっています。コドンの塩基の並べ方によってアミノ酸が異なります。設計図に合ったアミノ酸が次々に運ばれ、アミノ酸が結合しペプチドに、たんぱく質になっていきます。

たんぱく質の再利用
体内ではたんぱく質の分解も行われています。分解されてできたアミノ酸は新しいたんぱく質の材料になります。たんぱく質は体重50kgの方は1日50g摂ることが必要と言われています。実際 合成されるたんぱく質は150gと多くなります。それはたんぱく質が分解され、その多くは新しいたんぱく質の材料として再利用されるのです。つまり食事から摂ったたんぱく質と体内のたんぱく質が分解されてできたアミノ酸の一部はアミノ酸プールに保管されています。摂取したたんぱく質を分解してできたアミノ酸とアミノ酸プールのアミノ酸を利用してたんぱく質を合成します。1日に体内で分解されるたんぱく質も合成量と同じで分解されたアミノ酸はアミノ酸プールになります。再利用できないたんぱく質は排出されます。摂取したたんぱく質と排出されるたんぱく質は同じ量になるようにバランスをとっています。摂取するたんぱく質が少ないとこのバランスが崩れてしまいます。そのため たんぱく質を含む食品を毎日とることは大切ですね。つまりたんぱく質は寿命が終わると分解されアミノ酸になり、新しいたんぱく質に変わります。食品からのアミノ酸が不足すると合成が滞り、新陳代謝が悪くなります。日々 たんぱく質をとるように致しましょう。

たんぱく質を構成するアミノ酸

体内で合成できない必須アミノ酸は食事からとらないといけません。必須アミノ酸9種が理想的なバランスで含まれているか評価するのが、アミノ酸スコアというものです。アミノ酸は食品によって種類、量が異なります。必須アミノ酸の中で最も少ないアミノ酸を第一制限アミノ酸と呼んでいます。この量でその時に食べた食品から作られるたんぱく質の量が決まります。どんなに他のアミノ酸が多くても第一制限アミノ酸の量に合わせられてしまうのです。ちなみにアミノ酸スコアが満点の食品は肉、魚、大豆、乳製品です。

必須アミノ酸

1)イソロイシン;筋肉強化、神経の働きを助ける。

2)ロイシン:肝機能を高め、筋肉を強化。

3)リジン:成長を促し、組織の修復に、

4)メチオニン:抗腫瘍作用、解毒作用

5)フェニルアラニン:血圧上昇、ドーパミンの材料。

6)スレオニン:成長に必要

7)トリプトファン:神経伝達物質 鎮痛作用 免疫力強化

8)バリン:成長を促し、筋肉強化

9)ヒスチジン:幼児の発達、神経機能を補助

非必須アミノ酸

1)グリシン:解毒作用、ヘモグロビンの材料

2)アラニン:肝臓のエネルギー源

3)セリン:生体膜のの材料になるリン脂質の材料

4)アスパラギン酸:エネルギー代謝を促し、疲労回復。

5)アスパラギン:アスパラギン酸から合成。新陳代謝を盛んに。

6)グルタミン酸:脳、神経の働きを助ける、疲労回復

7)グルタミン;胃腸や筋肉の機能を保ち、体脂肪の代謝促進。

8)アルギニン:成長ホルモン合成、体脂肪代謝促進

9)システイン:メラニン色素の産生を抑える

10)チロシン:アドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質の材料。

11)ブロリン:グルタミン酸から合成される、コラーゲンの主成分。

わたし
わたし

今日も暑いですね。
ちょっと 一息。
季節のお花の話しをさせていただきますね。

カンパニュラ
つりがねそうと言われている桔梗科の花です。


花言葉は
感謝 誠実
ギリシャ神話にでてくる果樹園の番人カンパニュールの物語からつけられました。
カンパニュールは果樹園に入ってきた兵士を見つけ、ベルを鳴らし、侵入を防ごうとしましたが、兵士に見つかり殺されてしまいます。花の神フローラは果樹園を守ろうとした彼女の誠実さに感謝し、ベルの形の花に変えたと言われています。


丸くふくらんだ花は風鈴に似ています。
アプロディーテの姿見と言われています。

タンパク質の不足で起こる諸症状、その症状と対策とは
忙しさやダイエット、さまざまな要因で食生活がおろそかになると、私たちの体に必要不可欠なタンパク質も不足してしまいます。タンパク質不足が原因となって起こる可能性のあるいくつかの症状について解説します。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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