世界では9人に1人が栄養不足  風邪をひいてしまったときの栄養学

その他

くぅ
くぅ

ララさん
急に寒くなったね。。

らら
らら

くうさん
北海道や東北は今シーズン最高の寒さらしいよ。
大雪が降っているんだね。
さすが師走になると、急に冬らしくなるものだね。

皆様 ごきげんよう。今年もあっと言う間に一年が過ぎてしまいました。くうやララが言うようにあちこちで雪のニュースが流れています。私は雪が大好きです。ですから、冬の季節が大好きです。今年はスノーシューに行きたいと思います。今日は栄養について書かせて頂きます。

今は食べたい物がいつでも頂け、美味しい物があると並んでも美味しい物を頂く事ができる時代ですが、世界に目をむけると8億人の人が慢性的な栄養不足と言われています。世界では人口が増えているのに異常気象による食料不足が問題になっています。世界では飢餓で苦しんでいる方がいる中、世界では1年間に13億トンの食糧が破棄されていると言われています。また 日本に目をむければ、食品の自給率の低さを考えなくてはいけません。世界中の方が安心して口にできる食料が安定的にあって、心も体も健康であることが理想です。美味しい物を頂くという事だけではなく、生産、加工の状況、安全性、世界の食状況などにも目をむけていく必要があるのではないでしょうか?私達ができる事を少し考えてみましょう。

食品ロスを考える

私達は現代、自分の食べたい物をいつでも食べられる時代に暮らしています。私もびっくりした事があるのですが、コンビニエンスなどで期限切れのものを山盛り破棄しているのを見た事があります。食べる事ができるものを沢山廃棄されているのが現実なのです。売り切れ、期限切れ、食べ残しなどの食品ロスは年間800万トンと言われています。

食品ロスを減らすには。。

1)必要以上に買い過ぎない
使いきれずにたべものを腐らせることはないですか?生ものやお野菜などの傷みやすい物の買い過ぎに注意しましょう。

2)買ったものは食べきる
冷蔵庫や保存してある食品はこまめにチェックして、調理方法などに工夫して最後まで無駄なく使いきる習慣をつけましょう。

3)陳列棚の手前からとりましょう
私は何気なく、陳列棚から取るとき、消費期限や賞味期限をみて新しいものを取ってしまいます。でも 皆がこのような事をすると売れ残って捨てられる食品が増えてしまうのです。食品ロスを減らすため、手前から取るように致しましょう。

4)外食では食べられる量を注文する
外食では注文を控えめにして、足りなかったら注文していくようにしましょう。初めから食べられないと思ったら、少な目にして下さいと、勇気をもって言いましょう。

まだ頂けるのに、賞味期限が近いなどで廃棄される予定の食品はフードバンク活動に取り組まれている所に相談して、少しでも食品ロスを減らしましょう

日本の食品自給率は40%

私達日本人の食は6割を海外からの輸入に頼っています。ちなみに食品自給率とは、その国で消費される食料のうち国産品がしめる割合をいいます。日本の食品自給率はかなり低いのです。以前は米や野菜などの国内生産量の多い食事でしたが、食生活が変わり小麦や肉類など輸入にたよっている食品を多く摂取する生活に変わりました。農業従事者の減少も関係します。

地産地消、つまり地域で生産されたものをその地域で消費する。。消費者として地域の農産物を買い支えていくことが国内の農業活性化につながります。地元でとれた物をその時期に頂くという事は薬膳でも、アーユルヴェーダでも勧められている事ですね。主食はお米に、地元でとれた旬の食材を活用しましょう。

食料自給率をアップする方法

1)ご飯や国産米粉、国産小麦粉を使ったパンやうどんなどを食べるようにしましょう。

2)地元でとれた旬の食材を毎日の食事にいかしましょう。

3)しっかり朝ごはんを頂きましょう。

4)食べ残しを減らし、和食中心のお食事にしましょう。

5)食料自給率アップの様々な取り組みに積極的に酸化しましょう。

栄養から症状を改善する 風邪になったら


体調を整えるには、食生活の見直しが大切です。食事は身体を作り、エネルギーを作り、全身の器官、細胞を正常に働かせる力があります。病気に対する抵抗力、心を整える自律神経の働き、肌のトラブル、慢性的な疲労なども食生活が影響します。なんとなく年のせいにしている事、本当は食事に問題があるのかもしれません。これから症状別栄養についてお話ししていきましょう。

風邪をひいた時の食事
風邪は万病の元。保温、安静に気を付け、消化吸収の良い身体が温まる食事を頂きましょう。

食事の注意
風邪をひいて熱が出た時は基礎代謝量が増え、また消化機能低下や食欲不振が起こります。体力をつけ、ウイルスへの抵抗力をアップさせるのは、少量でも栄養のあるものをバランスよくとる事が必要です。抵抗力をつけるたんぱく質、免疫力アップするビタミンC,のどなどの粘膜保護にビタミンAをとるようにしましょう。脂肪や食物繊維は消化吸収を落とすので少な目に。発熱、下痢があったら水分補給も忘れずに。

食事のポイント

1)野菜は食べやすく
身体を温めるねぎ、生姜。カロテン、ビタミンCを多く含むほうれん草、トマトがおすすめ。

2)卵や魚を
栄養価の高い卵、低脂肪高たんぱくな白身魚や鳥のささ身がお勧め。

3)お粥(発芽玄米ビタミンB1,Eが豊富)、のど越しのいいうどんがお勧め。

4)果物、牛乳
発熱、下痢などの水分補給に、果物のジュースや牛乳、お茶がお勧めです。

生活のポイント

1)風邪をひいてしまったら、早めに治す事が一番です。保温、安静、良く寝る、消化の良いバランスのよい食事に気を使いましょう。

2)部屋は暖かくして、保湿に気を付ける。

3)入浴はひき始めは大丈夫、長湯せず、湯冷めに注意しましょう。

4)発熱時は体力を消耗してしまうので控えましょう。
                       参考;新しい栄養学

わたし
わたし

皆様
食品ロスについて考えた事はありますか?
野菜も魚もお肉も生命を私達のためにささげてくれているのです。
また 世界では幼い子供たちが食料難で辛い思いをしています。
日本のこれからのためにも 見直す時期がきているのではないかと
今回の記事を書きながら反省させられました。
私はまず 食品を買う時、後ろから買ってしまうことから
気を付けましょう。。


【愛情レシピ】風邪をひいた時の食事【パブロン】
風邪を引いた時にぜひお勧めしたい食事のレシピ。「かぜの引き始め」、「かぜが重くなってつらいとき」、「かぜの治りかけのとき」と、症状のステージごとにおすすめの食事のレシピをご紹介しています。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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