今日はママさん
柴又帝釈天にお詣りに行ったんだよ。
4日でもけっこう混んでいるって言ってた。。
ママさん 食いしん坊だから
お詣りかこつけて おせんべいや和菓子なんか
買ってきてた。
今年もママさん 変わらないね。
まあ 私達も少し食べられるから ね。。
今日はママさんのお友達が毎年下さる私達の
カレンダー お披露目でーす。
皆様 ごきげんよう。今日からお仕事が始まる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
近所の子供園では、パパやママが今日からお仕事のある子ども達の声が響いていました。今年も始まるんだなと感じました。今年は太平洋側は快晴の続く年末年始で初日の出を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。私は自分の家から初日の出に立ち会いました。今年は 是非コロナから脱却して、明るい楽しい一年になる事を祈ります。今日は体に効くアーユルヴェーダ、カフェから簡単にできそうなものをご紹介致しましょう。
アーユルヴェーダはマッサージをするイメージがあるかもしれませんが、アーユルヴェーダは生き方の知恵。古代インドの英知です。アーユルヴェーダではホームドクターはおばあちゃまやお母さんなのです。そこらへんは日本のおばあちゃんの知恵と似ていますね。ちょっとした不調は毎日のキッチンの中で対処するのです。以前にも体質別に食べ物などについて書かせて頂きました。
アーユルヴェーダではどんなスパイス、ハーブ、野菜、果物を使うのでしょうか?
スパイス&ハーブ
インドやスリランカなどではスパイスやハーブを使います。いつでも家庭のキッチンや庭にあります。例えば食欲がない日はクミン、塩、ヨーグルトやお米。ホーリーバジルは不老不死の妙薬といわれ風邪の時などに使われます。ツボ草やアーマラキー、ニームは若返りや美容に、ムクナやホーリーバジルは体力アップに使われます。
野菜
アーユルヴェーダではどんなものも薬にならないものはないと言われています。普段使われている野菜や果物も薬になるのです。薬膳と同じですね。アーユルヴェーダでは毎食6種類の味をとるようにと言われています。野菜や果物は体によい成分の宝庫、ファイトケミカルが注目されています。とくにニンニクは去痰作用、血液浄化作用、疲労回復、鎮痙作用、抗菌作用,駆虫作用、アンチエイジングなどの効果が期待できます。唐辛子は去痰作用 駆風作用、血液浄化作用、発汗作用、止血作用、食欲増進、血液循環をよくする解毒野菜です。たまねぎも咳や吐き気、高コレステロール改善、精力アップなどに使われています。アーユルヴェーダではドーシャのバランスを考えますので、ダイスなどもたくさん摂りたいのですが、食べ過ぎはカパを増加させるので、カパを減少させるハーブやスパイスを加えるといいでしょう。
果物
果物は季節に合わせて旬の果物をいただけばいいと思います。薬膳と同じ考えですね。なるべく旬の果物をとればいいでしょう。生の果物やジュースを頂く時はカルモダンやクミンなどのスパイスを使います。体を冷やしカパを増やす作用を緩和させるのです。以前から 朝の果物は金と言われていましたが、その意味がわかりますか?果糖は午前中に摂っても血液中の濃度が高くならず、夜頂くと高くなるのでAGEsを作らないようにする合理的な食べ方だったのです。
スパイス&ハーブを使った献立
クミンティー
どんな体質の方にもお薦めです。食前に頂いて消化を助けましょう。
材料
クミンシード 小さじ1
水 2cup
黒砂糖 好み
作り方
クミンシードを乾煎りする。香りが出てきて、カリっとしたら水を入れて5分煮る。茶こしで濾す。
フェヌグリークティー
体脂肪を落とすのでメタボ対策にお勧め。どの体質でも。
材料
フェヌグリーク 小さじ1
水 2cup
蜂蜜 好み
作り方
フェヌグリークを水で沸騰させ、常温まで冷まし茶こしで濾す。好みで蜂蜜を。
カルモダンティー
カルモダンの清涼感がすっきり。脳内血流がよくなり頭もすっきり。疲労、風邪、いらいらなどにお勧めです。
材料
カルモダン 2個
紅茶 小さじ2
水 280cc
牛乳 180cc
作り方
水100ccにカルモダンを入れて沸騰したら、紅茶を入れる。30秒煮立たせ、残りの水を入れ沸騰したら牛乳を入れる。沸騰したら1分弱火にかけ、茶こしで濾す。
ホットチョコレート
カカオに含まれるポリフェノールも摂れて、体が温まってリラックスできるドリンクです。声かすれ、鼻づまり、咳、肥満にお勧めです。どの体質でも。
材料
黒コショウ 6粒
水 150cc
ブラックチョコレート 50g
牛乳 200cc
ガラムマサラ 3つまみ
作り方
黒コショウを水と一緒に火にかける。弱火で半分まで煮詰める。チョコと牛乳50ccを電子レンジで溶かす。全てを入れて温め、ガラムマサラを加える。
果物を使った献立
ホットアップルワイン
風邪の症状や消化不良の時にお勧めです。肺と胃の症状に効果的です。食後に飲めばリラックス効果も。どの体質にもお勧めです。
材料
リンゴ 半個
クローブ 6個
水 300cc
シナモンスティック 2cm
赤ワイン 100cc
粗糖 大さじ2
レモン 4枚
作り方
りんごは2枚薄切りに。しんをとり残りはすり下ろす。クローブ、シナモン、水と一緒に火にかけ沸騰したら弱火で5分。シナモンとクローブをとって赤ワインを入れて煮る。擦ったリンゴを入れ沸騰前に止め、粗糖を入れ、リンゴ、レモンを入れる。
ホーリーバジルティー
くせがなく飲みやすいお茶です。インドの聖なる薬草。毎日飲めば免疫力がアップします。どの体質でも。風邪 頭痛 関節痛などに。
材料
ホーリーバジルの葉 小さじ2
水 400cc
粗糖 好み
作り方
ホーリーバジルを水に入れ ひと煮立ちさせる。茶こしで濾す。
アムラーチャトニ
アンチエイジング、生活習慣病が気になる方に。どの体質でも大丈夫です。インドではビヒターキー、ハリータキーと三大薬果の一つで若返りの薬です。血液、骨、肝臓、心臓を若返らせ、歯や骨なども丈夫にすると言われています。
材料
アムラ粉末 15g
ギー 大さじ1
生姜(擦って) 小さじ1,5
黒砂糖 15g
岩塩 小さじ1/3
レッドペッパー 小さじ1/4
作り方
アムラは水大さじ3で練っておく。フライパンにギーを入れ、生姜をいため、黒砂糖、岩塩、レッドペッパーを入れて混ぜる。アムラを入れ弱火で練る。好みで蜂蜜を入れる。
スパイシーアップルティー
1日1個のリンゴは医者いらずと言われています。下痢、便秘、口内炎に。どの体質にでも。
材料
リンゴ 1個
ミントの葉
紅茶のティパック 2個
シナモンスティック 1本
水 400cc
作り方
リンゴは皮ごと四つ切にして芯をとって薄切りにする。鍋にリンゴ、ミント、シナモン、水で火にかけ、沸騰したら火を止め、ティーパックをいれて3分。茶こしで濾す。
簡単に作れるアーユルヴェーダのお茶から、
アンチエイジングや生活習慣病にいい献立まで
いろいろご紹介しました。
今は通販でいろいろなスパイスなどは手に入ると
思いますので、ご自分に合うものを探してぜひ
試してみて下さい。
もちろん アップルティーもいいですが、、
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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