アーユルヴェーダのスパイス  2

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
昨日は本当に寒い雨の一日でした。
コロナもなかなか 落ち着かず、毎日 心配しながら生活なさっている事でしょう。

今日は前回に続いて アーユルヴェーダで使われるスパイス、ハーブについてお話し致しましょう。

カレーリーフ


スリランカではお料理にかかせないハーブで、食欲増進の効果があります。
カラビンチャと言われていて、解熱鎮痛、お腹の調子を整えるのに使います
。外用では皮膚炎や傷に使われています。

ゴラク


ガルシニアと言われていて、酸味があり、お料理の,酸味つけやお魚を柔らかくしたりします。
アーユルヴェーダでは、浮腫み、便秘、婦人科系の疾患に使います。
肥満解消の効果があることから、ダイエットで人気です。

メース


ナツメグをおおっている赤い仮種皮で、ナツメグより、香りが優しいのが特徴です。
効果はナツメグと同じで腹痛、下痢、腸にガスがたまるなどお腹の調子を整えます。
身体を温め、心身をリラックスさせる効果も期待できます。

マスタードシード


スリランカでは、マスタードシードを油に入れて弱火で加熱し、お料理で香りを楽しみます。胃腸のガスをとる働きがあり、繊維の多いお野菜と一緒に使うといいでしょう。
また、血行をよくして身体を温める効果もあるようです。

ナツメグ


魚やひき肉のお料理に使われる事が多い甘い香りのスパイスです。
意外ですが、お野菜の本来の甘味をだす効果もあるようです。
アーユルヴェーダでは 腸の働きを高める効果が期待され、心身をリラックスさせると言われています。

ランペ


別名、パンダンリーフと言われ、甘くて爽やかな香りはお料理の香りつけに使われます。
アーユルヴェーダでは、胃腸にたまったガスをとり、解熱、解毒の効果があると言われています。
外用では皮膚の疾患、傷にも使われます。

スリランカでは、母親が朝家族の体調をみて、その時その時に応じたスパイスやハーブを使ってお料理をすると聞きました。
母親が家族の健康を考えてお料理を作る、中国などの薬膳にも共通ですが、
母親の愛の力を感じます。

スリランカで使われているミックススパイスの一例をご紹介致しましょう。

ミックススパイス  (インドラーニママ特製ミックススパイス)



材料;コリアンダー   大さじ5
   フェンネルシード 大さじ5
   クミンシード   大さじ5
   フェニグリークシード  大さじ2
   カレーリーフ    10枚
   赤トウガラシ     3個
   胡椒       大さじ1
   アニス      大さじ2

作り方;赤トウガラシの種をとり、全てを中火でフライパンで炒める。
    薄い茶色になったら 完成。冷ましたら ミルで粉末に。
    常温で6か月保存可。

スリランカで頂いたお食事の美味しさが忘れられず、スリランカのアーユルヴェーダ料理の本を買ってしまいました。
腸を整え、リラックスさせる作用が多いように思います。
それが 健康の秘訣ですね。
今日は少し温かそうですね。
どうぞ ゆっくりお過ごし下さい。

         参考;スリランカのアーユルヴェーダ料理

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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