![くぅ](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_miniature_dachshund.png)
ママさん
最近食べるもののチェックしたり、ラジオ体操をまめにしているね。
きっと 年始だけだと思うけど。。
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
流石 クウさん
良く気付いたわね。。
最近 体が重いように感じるのよね。
確かに体重も増えたけど。。
私は体重管理と、運動を怠けると
すぐ体調が悪くなって、、
![らら](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_dachshund_blacktan.png)
ママさん
今年は一年頑張って 体操を習慣にしてね。
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
クウさんもララさんも有難う!
頑張るね。
それで 前回運動の全体的な事は話したので
今日からは水泳について、
その次はゴルフについて書きますね。
水泳もゴルフも年齢を重ねても続けられる運動です。
![くぅ](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_miniature_dachshund.png)
ママさん
水泳っていつごろからあるの?
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
すごいのよ。
9000年前の古代ギリシャの彫刻に、日本では古事記に書かれていて、
初めは魚や貝をとったり、生活するためのものだったと思うわ。
19世紀 泳ぎにスピードを求め平泳ぎが、クロールはイギリスの水泳選手が
南アフリカの原住民の泳ぎ方をモデルにできたとか。。
アメリカの水泳選手がクロールを裏返して泳いで背泳ぎに。
バタフライはドイツの選手が平泳ぎから発展させたと言われています。
1956年 メルボルンオリンピックから独立した種目になったようです。
![らら](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_dachshund_blacktan.png)
どうして 水の中だと浮く感じがするの?
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
それはね、浮力が働くからよ。
体にかかる重力とは反対向きに浮力が働くの。
浮力は物体が水中から押しのけた水の量の重さと等しい力を受けるの。
アルキメデスの原理というの。
浮くかは、物体の重さと物体が水中から押しのけた水の重さが重いか。
押しのけた水の重さより物体の重さが軽ければ、浮くのよ。
でも面白いのが人の体は場所によって重さも変わるし、脂肪が多い人と
筋肉質の人では浮力が変わるのよ。体脂肪があると浮きやすく、
筋肉質では沈みやすいと言われています。
![くぅ](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_miniature_dachshund.png)
でも 水の中で歩く時にすごく力がいる感じ。。
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
そうね。水には抵抗が働くからね。
水中と陸では体に作用する抵抗が違うの。
移動する時の抵抗は周りの空気や水の密度に関係するので、
同じような動きをすると水中では陸より800倍の抵抗がかかる
と言われています。
同じ水の抵抗でも、形状抵抗(進行方向と反対向きに水の抵抗が生じる) 摩擦抵抗(水と体の表面との摩擦による抵抗) 造波抵抗( 水と身体がぶつかって生じる波による抵抗) があるのよ。
![らら](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_dachshund_blacktan.png)
それで それで
いろいろな泳ぎ方について教えて、、
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
そうね。
代表的な4つの泳法について話すわね。
1)クロール 運動強度 METs 8.3
全身をバランス良く使って早く泳ぐ事ができる泳法です。
上半身8割、下半身2割、背中から肩の筋肉が特に使われます。
広背筋から体幹をひねるように水をかき、膝が曲がらないように
太ももから足を延ばしキックします。
![水泳のイラスト「クロール・自由形」 | かわいいフリー素材集 ...](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-4.jpeg)
2)背泳ぎ 運動強度 METs 4.8
背泳ぎは仰向けで泳ぐ泳法で、腕はまっすぐ伸ばしてのひらで
水をかくことで進みます。
水を骨盤が大きくぶれないように、水の抵抗を減らすため腹部
にも意識して泳ぐことが大切です。
![背泳ぎイラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-5.jpeg)
3)平泳ぎ 運動強度 METs 5.3
平泳ぎはキックがメインの泳法です。股関節や臀部周辺の筋肉を
使います。下半身の股関節と膝関節を曲げた状態から瞬発的に
力を入れて足裏でしっかり水をける事で大きく進みます。
![水泳の平泳ぎのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-6.jpeg)
4)バタフライ 運動強度 METs 13.8
両手両足の動きを対象、同時に使う難易度の高い泳法です。
ドルフィンキックといううねりのあるキックを行います。
筋力に関節回りの柔軟性も大切な泳法です。
![バタフライで泳ぐ男性の無料イラスト | フリーイラスト素材集 ...](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-7.jpeg)
水泳 水中運動で得られる効果
水泳と陸上で異なるポイントを考えてみましょう。水圧、抵抗、浮力、水温がまず思い浮かびますね。それぞれ 体にどのように働くのでしょうか?
●水圧;血行改善 呼吸機能アップ
・血行改善;水圧によって皮膚に近い静脈に圧力がかかり心臓にもどる静脈の流れが良くなります。水圧は足先に一番大きいので下肢からの血液の循環が良くなります。足のむくみや疲労回復効果も期待されます。静脈還流の促進は心臓への負担を減らすとも言われています。
・呼吸機能アップ;水圧がかかることで呼吸筋が鍛えられて呼吸器機能を高めます。陸と比べると
胸部に0,03-0,05気圧が多くかかり吸気時により強い力で呼吸する努力が必要になり、肺活量もアップします。
●抵抗;筋力アップ エネルギー代謝向上
・筋力アップ 代謝促進;水の抵抗で筋活動が高まり、筋力の向上が期待されます。エネルギー代謝が高まると考えられます。
●浮力;バランス感覚向上 リラックス効果 柔軟性向上
・バランス能力アップ;浮力によってバランスが不安定になりがちに、重心の位置をコントロールする働きが向上します。
・運動の痛み軽減;浮力によって下肢や関節への荷重が軽減するので運動の痛みが軽減します。
・水中の浮力によって 副交感神経が働き、リラックス、癒しを感じる事ができます。
とくに仰向けで浮く状態はストレス改善にお勧めです。水温34-36度は一番リラックス効果が
あると言われています。
![水中ウォーキングのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/01/image-8.jpeg)
●水温;体温調整機能向上 エネルギー代謝向上
・エネルギー代謝向上;水温の低下で酸素摂取量が増加するので、水温が低くなるとエネルギー代謝が高まると考えられています。
・体温調節機能向上;熱伝導率が空気の25倍、体温が奪われやすい状況になります。同じ温度でも陸と水の中では違いますね。お風呂の温度で考えてみてもわかりますね。体から熱が奪われていくと体温を維持しようとする体温調節の働きが高められます。
※温水プール;39℃以上では温熱効果で血圧低下、末梢神経安定に効果があります。
冷水、温水交互浴;温度差が血液循環を向上、自律神経を刺激し、疲労回復に効果があると言わ
れていますが、急激だと血圧などに影響しるので注意が必要です。温水で血管拡張、冷水で血管収縮します。
![くぅ](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/dog_miniature_dachshund.png)
ママさん
水泳を始める人に一言!
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
安全に水泳を続けていただくために
1)プールの階段の周りや排水口、足の届かない所など
危険な所を確認しておく
2)準備体操をして、十分水慣れしておく
3)プールでは上がった後、シャワーなどで清潔にする
4)脱水症 熱中症などに注意しましょう
5)泳ぐ前に体調チェックを
●睡眠不足 疲れはないか
●食欲不振 下痢などはないか
●血圧は正常か
●皮膚炎はないか
●体で痛むところはないか
●頭痛や風邪の症状はないか
●アクセサリーはとっているか
●飲酒していないか、飲食後でないか
‥等 確認して泳ぐようにしましょう。
参考;ほすぴ
![わたし](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/2021/02/youngwoman_45-1.png)
今日は水泳について書かせて頂きました。
私の知り合いで70歳から水泳を始めて
今80歳で週に数回プールに通って1km泳いでいる方が
いらっしゃいます。
生活も前向きで、歩い足の運びにはびっくりします。
そして 尊敬します。プール友達もいらっしゃるようです。
続ける事、お友達がいて楽しむ事が大切ですね。
![](http://wellbelife.xsrv.jp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/b7c3df9031e4efa71c6d81c9f68233ae.jpg)