旬の食材を頂こう

薬膳
らら

ママさん
今日はなんだか穏やかな感じがする・・

わたし

ララさんのいいたい事、わかる。
今日はなんだか ぼっとしてしまうわ。
立春を過ぎて 大雪が降ったのに。。

くぅ

今日は薬膳と言うより 暦の勉強みたい。

わたし

日本には 四季があって
その季節にあった旬の食品があって
その季節の健康を守るようになっているのよ。
今日は楽しんで読んでほしい内容にしています。

日本は本当に赴きのある国ですね。
季節にこんな素敵な名前がついているなんて。
千代田線の新お茶の水のホームに季節が書かれていて
いつも素敵だなと思っていました。

日本には、七十二候という72の季節を表すものがあって、5日ごとの自然の変化を知り細かな季節の移り変わりを感じる事ができるようになっています。あまりに細かすぎるので、1年を冬至から冬至を24等分する24節気があります。それぞれの季節にお勧めの食品や生活で注意してほしい事を書かせて頂きます。

春 二月 三月 四月


春は動物が冬眠から目覚め、木々が芽吹く陽気が増える季節です。新陳代謝が盛んになって細胞が活性化します。五行では木、臓腑は肝、風が起こります。冬があけたての季節で抵抗力が落ちていると風邪をひきやすく、肝のトラブルでイライラやめまいなどの症状が出やすいですね。
芹 筍 そら豆 菜の花 韮 ふき 三つ葉 ヨモギ イチゴ わかめ ひじき あさり

立春  二月四日
立春とは旧暦の春が始まる日。1年のスタート。寒さは腎に負担がかかるので、腎をいたわりましょう。

雨水  二月八日
降る雪が雨へと変わり、氷が溶けだす季節。草木の芽が出てきます。冬は日照時間が短かったのでビタミンDの不足、運動不足があったので、骨に負担がかかっています。

啓蟄  三月六日
陽気に誘われ土の中の虫が出てくる季節。腎への負担が大きく気温変化に対応するので副腎に負担がかかってきます。副腎はアレルギーや炎症を抑え、代謝に関係します。

春分  三月二十一日
太陽が真東から上がり、真西に沈む日。昼と夜の時間が同じ。急に活動的になって肝への負担が。

清明  四月五日
若葉が萌え、草木の花が咲きすべてが生き生きした気のあふれる季節。肝が高まり、脾に負担が。

穀雨  四月二十日
穀物を潤す春の雨の季節。肝臓の負担が続きストレスが増えます。イチゴやインゲンマメがお勧め

夏  五月 六月 七月


梅雨の季節からで湿度が関係してきます。湿度が高いと余分な水分、老廃物が体にたまり、胃腸の負担が。。脾胃のトラブル、湿邪のトラブルが起こります。冷たいものの摂り過ぎや冷房などに注意し、消化のよいものを頂きましょう。
枝豆 オクラ 南瓜 胡瓜 ゴーヤ しそ 西瓜 枇杷 桃 あじ 鰻 冬瓜 トマト 茄子 とうもろこし ショウガ ニンニク

立夏   五月六日
暦のうえでは、夏が始める日。五月晴れの季節。不満、忙しさなど肝や膵臓に負担が。食生活を整えましょう。

小満   五月二十一日
山や野では花が散り、実を結び、万物が健やかに満ちる季節。脳が不安定になりやすい季節。

芒種   六月六日
稲や麦などの植物の種まきの時期。ストレス、梅雨の始まりで胃腸に負担が。

夏至   六月二十一日
1年で一番日が長く、夜の短い日。湿気と暑さで自己免疫力がダウンする季節。

小暑   七月七日
日の時間が短くなり、梅雨があけ暑くなっていく季節。冷たいものの摂り過ぎ、胃、大腸を大切に

大暑   七月二十四日
最も暑い日。うのつく食品がお勧め。心の動きが活発に、日射病、熱射病に注意!

秋 八月 九月 十月


まだまだ暑さが残っています。夏の疲れが出てきます。乾燥や食欲亢進の胃腸のケアを。過ごしやすくなっていきますが、肺と関係し、燥邪に影響されます。肺を潤し、津液を増やしていきましょう。
菊花 銀杏 いちじく さつま芋 柿 栗 梨 しめじ 里芋 まいたけ 鮭 さば 秋刀魚

立秋  八月八日
暦のうえで秋が始まる。暑さから食欲低下に注意しましょう。


処暑  八月二十八日
暑さが少し和らぎ、朝夕涼しくなってくる季節。夏バテがおこりやすい時期です。

白露  九月八日
大気が冷えてきて山野の草に白露がつく頃。大腸に負担がかかり、便秘しやすいので注意。

秋分  九月二十三日
昼と夜の長さが同じで、これから日が短くなる。朝晩の気温差が出てきて乾燥が始まるので、胃、肺、気管支に負担がかかる季節。

寒露  十月八日
山野に晩秋の気が立ち込め寒さを感じ始める季節。鼻や喉の乾燥に注意。

霜降  十月二十五日
朝夕の冷え込みが始まり、山野に霜をみる季節。夏の疲れ、食欲がでて大腸に負担が。。

冬  十一月 十二月 一月


冷えと乾燥などで感染症が起こりやすいので予防しましょう。温度差で 脳梗塞や心筋梗塞などに注意。寒さで腎に負担がかかるので、温熱性で腎を温めるものや腎陰を補うようにしましょう。冬は黒のものを摂り、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
キャベツ ごぼう 蓮根 小松菜 春菊 大根 ねぎ 白菜 ブロッコリー 金柑 ユズ リンゴ
牡蠣 いわし しじみ ぶり

立冬  十一月八日
暦の上で冬が始まる。冷たい風、木枯らしの季節。急に寒くなって体を冷やし肺に負担が。

小雪  十一月二十二日
山頂に雪がみられる季節。本格的寒さと乾燥が始まり、肺、腎臓に負担が。

大雪  十二月七日
本格的に雪が降りだす季節。寒さと温度差で心臓に負担が。

冬至  十二月二十二日
一年で一番昼の短い日。寒さの温度差で血管に負担がかかって脳梗塞などが起こりやすくなる。

小寒  一月六日
本格的寒さの一歩手前。年末年始で胃腸に負担が。

大寒  一月二十一日
1年で1番寒い日。未の日にひのつく物を。糖や塩分などが腎や心に負担をかける。

                   参考;薬膳酵素ごはん

わたし

日本の季語について、今日まとめられてよかったです。
最近は四季を通していろいろな食品を頂く事ができますが、
やはり その季節、季節にあった食品を頂くことは
健康な日々を送っていくのには欠かせないのです。
また 消化吸収がしっかりできなければいけません。
食物酵素(食品に含まれる消化を助ける酵素)が大切!
添加物や加工食品をできるだけさけ、無添加、地産地消を
まるごと頂きましょう。常温に戻しお湯で洗った生の野菜を
すり下ろしたり、酢の物にして頂くようにしましょう。

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投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事