
ママさん
今日はすごい風と雨
吹き飛ばされそう!!

せっかくの桜も散ってしまうかしら。。

そうしたら
今年の桜は咲くのが遅くて
強風でもう散っちゃうの?

散らないで 頑張っていてくれると
いいわね。。
今日は面白い漢方をご紹介します。
なななんと 甘草だけなのです。
甘草湯
急性ののどの痛みに使われる漢方です。成分が甘草だけ。たんにのどの痛みを抑えるだけに使われます。甘草は急性の症状に利用されます。清熱解毒作用、緩和作用と消炎作用を期待して処方されます。
体質
とくに関係ありません
症状
激しい咳、咽頭痛 嗄声
適応
激しい咳 咽頭炎
時々 急性の胃痛、歯痛 打撲痛 痔の痛みなどに使われる
構成成分
甘草
肺の機能改善;感染などで邪が肺にはいり、機能が低下して熱を持ち、咳がでるので、肺の熱を冷まし、咳を抑える
のどの熱をとる;肺の熱がのどにくると、咽頭痛に。のどの熱をとる
服用の注意
1)他の漢方に追加するときなどは、甘草の量に注意しましょう。
2)服用して 急な浮腫みや体重増加があったら、すぐ服用中止して主治医に相談しましょう。
3)服用していて脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢の痙攣などの症状があったら、中止して主治医に相談しましょう。
扁桃炎にお勧めの漢方
桔梗石膏
炎症が強く 喉の渇きがある時。急性の咽頭痛、腫脹、発赤に、軽度の発熱、咳、胸苦しさがあるときがある。
桔梗湯
咽頭痛のひどい時、痰が多い時。
葛根湯
発病したての時、熱性疾患の初期に用いる時は悪寒、発熱、頭痛、背中のこわばりがある。慢性の耳鼻、咽頭、上気道炎、皮膚症状などには鼻閉、咳、喘鳴、皮疹、運動器の疼痛などがある。
小柴胡湯加桔梗石膏
ただの扁桃炎から、反復や慢性扁桃炎まで。のど、鼻、耳などの炎症性疾患に用いる。微熱があることが多く、食欲不振や悪心、口中不快感などを伴なう。
参考;漢方処方のトリセツ

耳鼻科の患者様は、のどの痛みで受診している事が多いですね。
喉の痛みは辛いですね。
この漢方はあまり使われないですが、ご紹介しておきました。
本来は1日2回服用ですが、効果が早いので、頓服の服用も。
のどの痛みには白湯に溶かして、のどをくぐらせながら、ゆっくり
飲むのがお勧めです。
また 風邪の症状について書かせていただきましたが、
抗炎症作用をつかってアトピーなどの外用でも使われますよ。
