免疫力アップする習慣

感染した方の咳などで飛沫を介してウイルスが気道にはいり、感染します。発症するかはウイルスの感染力と身体の抵抗力の関係で決まります。
ウイルスから遠ざける事、免疫力をつける事の外部からのケアと内部からのケアが必要になります。

１）外出時のマスク着用、手洗い、うがい。
マスクは完全にブロックできませんが、のどなどの粘膜を潤し防御機能を高める効果があります。
また　人込みを避けたり、外出をひかえる事も大切ですね。

２）過労、睡眠不足などをさけ、バランスのよい食事を摂って免疫力をあげる生活習慣にしましょう。
適度な運動やストレスのコントロールも大切ですね。

３）のどや気道の粘膜を保護するため、こまめな水分補給と、湿度管理,換気が大切ですね。

風邪かなと思ったら

風邪かなと思ったら、無理せず帰宅して暖かくして休むのが第一。
水分をしっかり摂って、消化の良いものを頂きましょう。

風邪のひき始め
●免疫力アップのため、温かくして十分休む
●体力があれば、入浴も、湯冷めには注意！
●水分をまめにとって脱水防止。常温より温かい物を、経口補水液もOK
●食事は消化の良い温かい物を軽めに

治りかけ
●発汗などがあるので、しっかり水分を補給しましょう
●消化のよいもので栄養補給を。果物など

※高熱や食事水分がとれない、呼吸が苦しい時はすぐ受診しましょう。

エルダーフラワー

ヨーロッパの伝統医学で使われたハーブ。インフルエンザの特効薬と言われているハーブ。お茶を熱いうちに飲むと、発汗し、体の毒素を出すと言われています。風邪のひき始め、花粉症、不安を解消し健やかな睡眠へ。
科名：スイカズラ科
使用部位：花
成分：ルチン　クエルシトリン　クロロゲン酸　カリウム等
作用：発汗　利尿　抗アレルギー　鎮痙　解毒　去痰　消炎　抗ウイルス作用
適応：風邪　インフルエンザ　花粉症
※ティーを化粧水でしみ、そばかす予防に、うがいでも。。

エキナケア

インフルエンザなどの感染症や花粉症などのアレルギー対策に。花粉症の時は免疫を活性化するため、シーズン前から飲むように。
免疫力が低下して感染症を繰り返す方にもお勧めのハーブです。抗菌作用があるので、下痢や膀胱炎にも。。天然の抗生物質と言われています。
科名：キク科
使用部位：地上部　根部
成分：エキナコシド　シナリン　イソブチルアミド　ポリアセチレン　ベタイン　イヌリン
作用：免疫賦活　創傷治癒　抗ウイルス　抗菌　抗真菌　抗炎症
適応：風邪　インフルエンザ　治りにくい傷　尿道炎　ヘルペスにも
※自己免疫疾患のある方、キク科アレルギーの方は使用しないように。

ミント

気持ちをリフレッシュするハーブ。清涼感のある香りをもつペパーミント、甘味のある穏やかな香りのスペアミントがよく使われます。食べ過ぎの後の胸やけを防ぎ、消化を助けてくれます。鼻づまり解消にも。。
科名：しそ科
使用部位：茎葉
成分：lメントール　メントン　メントフラン　アビゲニン　ルテオリン　ロスマリン酸　カフェ酸　クロロゲン酸
作用：賦活のち鎮静　鎮痙　利胆　駆風　健胃　発汗　制吐　殺菌　
適応：精神状態安定　腹部膨満感　食欲不振　鼓腸
※ペパーミントは胆石、てんかん、高血圧　小児　妊娠授乳中の方は注意が必要です。
スペアミントも小児、妊娠授乳中の方は注意が必要です。

ハーブの力を摂れるシロップ

材料
レモン　　　半個
砂糖　　　　２００ｇ
水　　　　　１５０ｃｃ
エルダーフラワー（ドライ）　２５ｇ

作り方
●レモンは皮を削り、果汁をしぼる
●水を沸かし、火をとめ、ハーブ、砂糖、レモンを加える
●ふたをして　涼しい所に１－２日おいておく
●こして　消毒した容器に入れる
※冷蔵庫で１週間。炭酸水、ワインなどでわって頂きましょう。

風邪ひき始め　予防にお勧めハーブティー

材料
エキナセア　　　２ｇ
リンデン　　　　２ｇ
ジンジャー　　　１ｇ
お湯　　　　　　適量

作り方
●ポットにハーブを入れ、熱湯を注ぎ、ふたをして５分。