皆様は薬膳というと 生薬や乾燥した昆虫など特別な食材で作ったお料理を思い浮かべる方も多いでしょう。
薬膳とは自然を重視し、季節やその人の体調に合わせて作る料理をいい、特殊なものではないのです。
日常頂く食材には大なり小なり効能があるという事です。
ですから、好き勝手なものを食べるばかりではなく、季節に合わせ食べる人の体調を考えて、それに適した食材でお料理して頂く、 これを習慣として、病気にならないようにする事が薬膳なのです。
例えば、日本には四季があり、夏は蒸し暑く、身体には余分な熱がたまり、水分を取りすぎると、浮腫みやすくなります。夏バテ 熱射病のような症状がでてきます。
それでは どのような食材を、選べばいいでしょうか?
身体にこもった余分な熱をのぞくような食材や、体内にたまった水分を排出するような食材をとればよいのです。
食材:西瓜 苦瓜 冬瓜 胡瓜 もやし 茄子 ズッキーニ など
ここで気づかれたでしょうか?
その季節の食材でその土地でとれた物が、一番身体にいいと言われています。
是非これからは、食材一つ一つを、少し考えながらとってみて下さい。
投稿者プロフィール

- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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