更年期障害

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
雨の日曜日になりました。九州では災害が発生しています。
これ以上被害がでませんように 祈ります。

今日はアンチエイジングのアーユルヴェーダ、更年期障害について書かせて頂きます。

更年期とは

アーユルヴェーダでは、更年期障害を病気とは扱いません。生まれて、年齢を重ねていく間に現れる症状の一つと考えます。アーユルヴェーダでは、年齢を重ねると、だれでもヴァータの働きが強くなり、アンチエイジングが必要になります。全身的なアンチエイジングと女性特有のアンテイエジングとが必要になります。

現代医学では、45-55歳ごろ、閉経をはんだ期間、10年間を更年期といい、ほてり、イライラ、動悸、めまいなどの症状が現れ、日常生活に支障がでると更年期障害と言われます。ひどくなるのは、2-3割と言われています。
更年期障害は、民族、社会的背景、習慣などの違いで、ヨーロッパなどでは、毎月の生理、妊娠から解放されるので、肯定的にとらえて、アメリカなどでは、自分の存在がなくなってしまったように感じ、否定的にとらえるので、症状は、強く現れるようです。

アーユルヴェーダで更年期をどう対処する

アーユルヴェーダでは、どのように対処しているのでしょうか?
1)全身オイルマッサージを行う
2)心を落ち着かせる
3)アーマラキー、シャターワリーを飲む

まずオイルマッサージについて考えてみましょう。
不安、冷え、疲れ、便秘、食欲不振、めまい、耳鳴り、動悸、ドライスキン、抜け毛、手足のしびれ、頻尿などの症状の緩和にオイルマッサージが効果があるのです。

こんな話しもあります。
仕事をバリバリしている独身の更年期の女性がストレス解消とリラックスのために、1度全身のオイルマッサージをうけられたところ、閉経したと思っていたのに、生理が始まってその後もオイルマッサージを続けたところ、生理が続いたというお話しです。オイルマッサージが生理を取り戻したという事ではなく、本来の機能をうまく働かせる効果がある考えられます。

オイルマッサージは自分で 頭、耳、足の3点にマッサージする方法と、アーユルヴェーダの専門の施設でマッサージしてもらう事もできます。

ハーブに関しては副作用など確認しながら 試してみましょう。

ヴァータの過剰を整えるヘッドマッサージ
(不眠、肩こり、緊張型頭痛などの症状の緩和)
髪質;乾燥気味、まとまりが悪い 量は少ない
トリートメント;オイルトリートメント、温めて潤す
お勧めのオイル;ごま油
お勧めのハーブ;オレンジピール、カモミール、ジンジャー、ラベンダー

ピッタの過剰を整えるヘッドマッサージ
(白髪、円毛脱毛症、いらいら、眼精疲労、消化不良の緩和)
髪質;赤っぽい毛色、つやがある、白髪になりやすい、はげやすい)
トリートメント;クリームトリートメント、冷やして鎮静
お勧めのオイル;ココナッツオイル、サンフラワーオイル
お勧めのハーブ;カレンデュラ、ハイビスカス、ペパーミント、ラベンダー

マッサージの方法もそれぞれのその方の体質によって異なりますので 注意しましょう。

鏡の前の自分を見て、若い時とは表情も顔も変わって少し残念に思いますが、人生経験を重ねてきて内面的に成長したと考え、これからの人生をよりよいものにしていこうと考えてはいかがでしょうか。

アーユルヴェーダのアンチエイジングのための食材

ごま油
味;甘味 渋味 苦味
消化後の味;甘
属性;油性、温性
効力;温
使用部位;種子
効果;ヴァータを鎮静、カパを増加させない ピッタを増加
   体力増進、皮膚、毛髪によい、
●他の薬草と調合して使用できる

一度 アーユルヴェーダのマッサージを受けてみる事をお勧めいたします。

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