アーユルヴェーダの夏の生活と食事

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
今日は急に夏らしいお天気になりました。
暑くて。。と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも 夏は夏らしいのが、ナチュラルな生活にはいいのではないかと思います。
薬膳では、夏の食事のポイントを紹介いたしましたが、今日はアーユルヴェーダの夏の食事、生活のポイントをお伝えいたします。

暑くて湿度の高い夏には、水分が溜まって全身がむくみやすくなります。ですから、水分は多めにとることが必要になります。

そして、消化器系のトラブル、感染症、代謝異常の問題が起こりやすくなります。

夏の生活のポイント


1)運動量は減らして、朝に運動をして活力を維持する。
2)水をしっかりとる。
3)この季節、手足への血液循環がよくなり、血圧は下がり、循環器系の疾
  患は減る。
4)皮膚の代謝もよくなる。
5)長時間調理したものや、熱い食事は控える。
6)身体を冷やしてくれるように、サラダのようなものを多くとる。
7)温かいお風呂は10分くらいにして、冷たいシャワーを浴びる。
8)アルコールを減らし、飲むならワインにする。
9)瞑想は朝と夕に行う。心を落ち着かせて、熱いためのいらいらを解消
  するために
※ 今は冷房に1日中入っていて、冷房からの冷えもあるので、上に示した
  程、冷やさなくてもいいと思います。

夏にお勧めの食事

夏は暑さからピッタが乱れやすい季節になります。消化力がおちるので、胃腸に優しく、少し身体を冷やす食事がお勧めです。

クレソンと貝柱のスープ
クレソン    1束
茄子      1個
干し貝柱    5個
カッテージチーズ  お好み
塩 醤油 胡椒  少々
オリーブオイル  少々

1)干し貝柱を200ccの水につけてもどしておく
2)クレソンと茄子は細かく切り、茄子は水にさらしておく。
3) オイルをひいて、茄子クレソンに少しの塩を入れて炒める。
4)そこに、もどした貝柱と戻し汁を加えて煮込む。
5)塩コショウ、醤油で味を調え、最後にカッテージチーズを好みでのせる

※暑さで食欲がない時にお勧めの一品です。
 チーズは好みで、混ぜながら召し上がって下さい!

トウモロコシのすり身

トウモロコシ  1本
だし     200cc
塩コショウ   少々

1)トウモロコシは実をはがす。
2)だし汁に、実としんもいくつかに切り、10分くらい蒸し煮する。
3)実と汁だけをミキサーにかける。
4)しあげに塩コショウで味を調える。

※浮腫みがあって、だるい時にお勧めです。
 しんも一緒にゆがくと風味もでます。
 薬膳では、トウモロコシのひげにも効果が期待できます。

先日 ランチで夏のメニューを頂きました。
とうもろこしのすり身を少し濃厚にしたものが、ソースででてきました。
とても、夏らしく優しい味がしました。
旬のトウモロコシのお料理を楽しみましょう。
今回のように、しんもだしに使ったり、ひげもお茶にしたりして、どうぞ!

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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