アーユルヴェーダの昼の過ごし方

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
あちこちで町の中で花が咲き始めました。
そして 鳥の声が元気に聞こえるようになりました。
やはり 春になるのは気持ちが軽くなりますね。
コロナで家にこもっていた方は 是非 温かい時間に散歩にお出かけください。
意外と今まで気づかなかった感動があるかもしれませんよ。

今日はアーユルヴェーダ 昼の過ごし方についてお話し致しましょう。

昼がピッタが優性になる時間、ピッタが優性になると消化力が高まります。
多少消化が悪いものでも、摂る事ができますので、食事はしっかりとりましょう。
また 活動的になる時間ですので、仕事や勉強に積極的に取り組みましょう。
午後には、ヴァータが優位になるので、消化力がおちてきますので、おやつは控えめにして、夜にむけリラックス状態に向かっていきましょう。
温かいお茶がいいですね。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

1)昼食
 1日で一番消化の時間です。1日の中で一番 たくさん頂きましょう。
 3回の食事は、朝食;昼食;夕食を1;3;2にするのがいいと言われて
 います。
 体調が悪くて、消化が悪い時は朝食;昼食;夕食を1;3;1か、
 0;3;1がよいでしょう。
 消化を完全にするには、ゆっくり、1口32回噛むように、
 そして 腹八分目に食事するのがいいでしょう。

2)食事の内容
 食事はできる限り6種類の味を取るようにしましょう。
 甘 酸 塩 辛 苦 渋味
 1品では全ての味がとれないと、食事が満足できず、量が増えてしまいま
 す。
 もし いつも同じものを食べている方は一度見直してみましょう
 いつも同じものを食べていると、もし有害物質が入っていれば蓄積される
 ことに、また栄養のバランスが偏ることもありますね。

3)食事の方法
 食事の時間が不規則だったり、食べ過ぎてしまったり、雑誌やテレビを見
 ながらの食事はアーマを作ってしまいます。
 食事には集中して、体質にあった食生活をしっかり見直していきましょう  

4)昼食後
 食事が終わったら、すぐ動かないことが大切です。目を閉じ消化している
 のを感じて下さい。
 運動は食前にしましょう。食後の運動やコーヒーは消化を阻害します。
 運動は食後 45分以上たってからに致しましょう。

5)昼寝
 昼寝はカパを増加させると言われ、糖尿病、皮膚病、頭痛などの原因と言
 われています。
 椅子にこしかけたまま 昼寝をしましょう。
 昼寝をとくに進めたい方は、老人、女性、小児、虚弱者、長期旅行中の方

6)おやつの摂り方
 この時間には、甘い物がほしくなるのですが、間食は控えた方がいいでし
 ょう。
 どうしても食べたい方は自然食のお芋などに、白湯やハーブティーを頂き
 ましょう。

7)仕事前にヨガ
 昼食が終わり、そろそろ肩こりや目の疲れなどがでてくるのではないでし
 ょうか。
 ちょっと工夫して気分転換、ストレスを解消してリフレッシュしましょう
 職場の椅子に座ったままで行いましょう。

 ●まず 楽な姿勢で座り、目を閉じます。両手を組んで頭の上で伸びをし 
  ましょう。
 ●首を息を吐きながら前へ、反らして、右へ、左へ倒しましょう。
  戻す時は息を吸いましょう。
 ●息を吸って肩を耳に近づけます。息を吐きながらストンと落とす。
  次に左右を交代で上げ下げします。
  肩を息を吸いながら前回し、息をはきながら後ろ回しをしましょう。
 ●両手を胸の前にあげ、グーパーします。
  手首を上下して、次にての指を組んで手首を回しましょう。
 ●両手の指を組み、息を吐きながら胸の前に伸ばし、そのまま吸う息と一
  緒に頭の上に伸ばす。その手を後頭部に回し息を吐きながら肘を近づけ
  る。息を吐きながら胸を広げていく。
 ●前の状態で、両肘を広げ、息を吐きながらゆっくりと左脇を伸ばして
  行きます。息を吸いながら元にもどし、次に右脇も同様に伸ばしましょ
  う。
 ●左手を右ひざに、右手は後ろの椅子の背もたれをもち、息を吐きながら
  ゆっくりと捻じっていきましょう。反対も同様に。
 ●膝をそれぞれ抱えましょう。次に両ひざを抱えましょう。
 ●足の指を開いたり、閉じたりしましょう。
  また 足首を前後や回したりしましょう。
 ●両手を上にのばし背伸びをして、息を吐きながら前に倒れていきましょ
  う。
 ●目を上下、左右に動かし、右回り、左周りに回す。
  両手の平を当てる。
 ●ゆっくり呼吸して、息を整えましょう。

いかがでしたでしょうか。
お昼休みにチェアヨガをしたら、午後の仕事の能率が上がりそうですね。
 

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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