アーユルヴェーダでいう健康とは

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
立春を過ぎて なんとなく春の訪れが感じられるようになりました。
出かける計画を立てたいですね。
まだまだ 自粛中❕

今日はアーユルヴェーダの健康について考えてみましょう。
アーユルヴェーダは治療するばかりでなく、健康増進が目的です。
アーユルヴェーダで、健康の事はスッカと言われ、肉体の健康だけではなく、幸福感や満足感が大切です。身体、メンタル両方の健康が大切です。

アーユルヴェーダの健康とは


1)食欲が正常
2)排尿、排便が快調
3)組織が正常
4)ドーシャのバランスがいい
5)自我と意識が至福に満ちている。

セルフチェック

自分の生活はいかがですか?
1)体調で気になる事は?
2)睡眠は?
3)排便、排尿は快調?
4)身体で痛むところは?
5)食欲は?
6)やる気をもって仕事できていますか?
7)家族との関係は?
8)充実した毎日ですか?

オージャス


オージャスは3つのドーシャのバランスをとったり、免疫力を高めたり
心身の健康に大切なものですね。活力の元です。
オージャスが低下すると、ドーシャが乱れ、痛みや眠気、疲れ、炎症、心配、悲しみなどが起きてきます。

オージャスは喫煙、過度な飲酒、怒り、悲しみ、心配、過労などの生活、
肉、魚、油っぽいもの、卵、チーズ、加工品は良くないと言われています。

確かにアーユルヴェーダの食事は野菜、果物が多かった気がします!

オージャスを増やす食事法
1)落ち着いた雰囲気で座って食事をする。
2)温かく、出来立ての適度な油を含むもの
3)食事中はお湯を飲む。
4)毎食、6種の味(甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味)をとる。
5)腹7分目くらいにする。
6)食後は少し静かにしている。
7)ミルクは食事とはとらず、ミルクだけでとる。
8)加熱した蜂蜜はとらない。
9)食事中は集中し、よく噛んで頂く。
10)食事の間は4-6時間はあける。

ラサーナヤ (強壮長寿法)

以前に書かせて頂いたラサーナヤ(強壮長寿方法)に必要な生活方法も確認してみましょう。


1)季節にあった生活をする。
2)健全な食事をとる。
3)活動と休息のバランスをとる。
4)真実を語る。
5)暴力は振るわない。
6)怒り、攻撃的なことを避ける。
7)酒などにおぼれない。
8)他人を傷つけない。
9)深く心のレベルで考える。
10)施しをする。

アーユルヴェーダでは、一般的な健康方法にメンタルな部分も大切に考えられています。
体と心を一体に考えるところは、中医学と同じですね。

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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