アーユルベーダ 口内炎 胸やけ

アーユルヴェーダ

皆様 ごきげんよう
残暑が厳しい毎日  いかがお過ごしですか?
私は先日腰痛になってしまいました。
鍼灸ですぐ良くなったのですが、どうも 冷房と外気の温度差に身体がついていかれていなかったようです。
冷房の温度設定が難しいですね。
自分はしっかり温度調節しているつもりでも。。。

今日はアーユルヴェーダで口内炎や 胸やけをどのように考えていけばいいか書かせて頂きます。

アーユルベーダで口内炎ができやすい、胸やけするのは胃腸の働きに関係すると言われます。ピッタの働きが悪いと考えられます。
ピッタの働きが悪くなると、口内炎ができやすい、酸っぱいげっぷがでる、胸やけ、胃酸過多などの症状がでてきます。

なにが原因なのでしょうか?

食べ方


1)よく噛まない
2)早く食べる
3)お腹がすいていないのに食べる

食事の内容


1)加熱しすぎた物をとる
2)何度も加熱したものを食べる(電子レンジで何度も温める)
3)揚げたものを何度も温めたもの
4)濃い塩味のもの
5)唐辛子の入りすぎたもの

食事の注意


上の書いた内容で自分に思い当たるものがある方はまず、そこに注意しましょう。
他には、黒こしょう、鷹の爪、ウスターソースなど、トマトケチャップ、マスターペースト、ごま油、ブラックコーヒー、飲酒、喫煙は悪い影響を与えます。辛い物がほしいときは 生姜を使いましょう。

口内炎の治療法


1回冷ました牛乳を10分くらい口に含み、後はうがいする。

胸やけの治療法


食事の時、食後に白湯を少しずつとる。(温度は自分の心地よい温度で)

これらの症状が続く方は、まず口内炎は耳鼻科に、胸やけ、胃酸過多の方は消化器内科を受診する事をおすすめします。

アンチエイジングのための薬草

甘草、リコリス
サンスクリット語;ヤシュティーマドゥ
和名;甘草(マメ科)
味;甘
属性;重性。油性。
効力;冷
効果;ヴァータ、ピッタの鎮静
   外用;抗炎症作用、鎮痛作用、育毛作用
   内用;体力増進、目にいい、傷の鎮痛、脳の働きを良くする
使用部位;根、全草
飲み方;粉末

アンチエイジングの食材

ジンジャー
和名;生姜
味;辛味
消化後の味;辛  ドライジンジャーは甘
属性;重性、乾性、鋭性   ドライジンジャーは軽性、油性
効力;温
効果;ヴァータ、カパの鎮静
   消化力促進、嘔吐、痛み、便秘、お腹にガスがたまる、浮腫
使用部位;根茎
※ 摂りすぎに注意しましょう

胸やけはまず、胃腸を休ませる事。空腹になってから食べるのが大切です。
私が今回気づいたのは、何度も温めなおすのはよくないのですね。
今はすぐ電子レンジで温められるので、何度も温めてしまいますね。
胸やけがある方は注意しましょう。
   
   

投稿者プロフィール

ゴールデンミーン
東京都在住。
薬剤師、健康管理士など

趣味;ヨガ、自然の中にいる事
タイトルとURLをコピーしました