アトピーのための漢方

くぅ

今年も春のお彼岸の季節。
水仙や菜の花が美しく咲いてるね！

らら

花がきれいに咲く季節いいね。
でも　花粉症やアレルギーがひどくなる
季節だよ。
今日はママさんがアトピーについての
漢方を紹介するって。。

皆様　ごきげんよう
本当にお花の綺麗な季節になりました。
思いっきり外出したいって、、思うのは私だけではないですね。
今年はマスクをしているので、春のアレルギーが目や皮膚にでやすいという事でしたので、今日は皮膚に関する漢方をご紹介致しましょう。

なかなか治らない湿疹、アトピーなどにまずは　　十味敗毒湯
　　　　　　　　　　もし便秘があれば　黄連解毒湯を併用

全然　改善しなかったら　　じくじくした湿疹の時　消風散

　　　　　　　　　　　　　乾燥した湿疹なら　　　温清飲

頭部に特に湿疹がひどい時　　　　　　　　　治頭そう一方

皮膚がかさかさして痒みがひどい　　　　　　当帰飲子

とにかく　痒みがひどい時　　　　　　　　　黄連解毒湯

黄連解毒湯で効果が十分でない時　　　　　　白虎加人参湯

※西洋薬で効果が十分でない方にお勧めです。
　便秘のある方はそちらの治療も大切です。
　西洋薬の内服や外用薬も続けて下さい。
　すぐ効果がでるものではありません。数日で少し悪化することも、
　副作用がなければ、１か月は続けてみましょう。

漢方紹介

十味敗毒湯
　●痒みを止める生薬を配合、鎮痛消炎作用のある生薬で構成されています
　●体力は中程度。身体の表面に熱がある状態です。
　●化膿性皮膚湿疹　蕁麻疹　急性湿疹に使われます。

消風散
　●熱を冷まし炎症をとる生薬、痒みを止める生薬、分泌物を抑える生薬
　　で構成されています。
　●体力中程度、身体の表面に熱があり、血の不足がある。
　●分泌物が多く、痒みの強い慢性の皮膚疾患にお勧めです。

温清飲
　●熱を冷まし炎症をとる生薬と、身体に血、栄養を補う生薬で構成。
　●体力中程度、身体の中に熱があり、血の不足があり、気が上がってい
　　る。皮膚は炎症がひどく、乾燥している。
　　黒く乾燥したアトピー性皮膚炎に。　
　●皮膚のつやがなく、のぼせ、血の道症、神経症、アトピー性皮膚炎。

治頭そう一方
　●痒みや痛みをとる生薬、血の流れを良くする生薬、水の滞りをとる
　　生薬。炎症をとる生薬で構成。
　●体力は中程度、身体の表面に熱があり、血の滞りがある。
　　炎症があり、滲出性のある湿疹で痒みがひどい皮膚炎に。
　●湿疹　くさ　とくに頭部のアトピー性皮膚炎に。

当帰飲子
　●血を補う生薬、元気をつけ、痒み、炎症をとる生薬で構成。
　●体力がなく、血の不足があり、身体の中に冷えがある。
　　顔色がすぐれず、皮膚がかさかさし、元気がなく、痒みはひどい時。
　●冷え性のある方、慢性湿疹、痒みに。

黄連解毒湯
　●冷やして炎症や痒みをとる生薬、いらいらや怒りを抑える生薬で構成
　●体力があり、身体に熱があり、気が上逆した状態の時。
　●のぼせ気味、いらいらする、高血圧、心悸亢進、皮膚の痒み、胃炎に

白虎加人参湯

　●汗を抑える生薬、熱を冷ます生薬、体力の消耗を補い、胃腸を改善。
　●体力は中程度、身体の中、表面に熱がある、津液の不足がある。
　●喉の渇き、ほてりがある、顔面に赤みの強い湿疹のあるアトピー性皮膚
　　炎に。

いろいろ試して自分にあう漢方薬を見つけて、西洋薬の補助に服用してみましょう。西洋薬を処方して頂く主治医に漢方を試してみたいと話してみて下さい。保険で処方して頂けますよ。
お大事に！