ヨガ 杖のポーズ 金剛座

クゥ

ララさん
今　黄砂が飛んでるらしいよ。

らら

えっ❣
東南アジアの砂漠から飛んでくる砂。
粒子が小さいと肺まで入っちゃうんだって
おちおち　お散歩もいかれないね。

皆様　いかがお過ごしでしょうか？
空いている時を見計らって、お花見に行ってきました。
お花の中にいると、本当に幸せになりますね。

立位のポーズはまだまだありますが、ここで座位のポーズを少しご紹介致しましょう。

ヨガの聖典として知られるヨーガ、スートラの中でアーサナとして書かれているものは、瞑想の座位のポーズでした。
他の聖典にも座位のポーズが多く書かれています。
アーサナは、もともとは座るというところからきているようです。

杖のポーズ　ＤＡＮＤＡＳＡＮＡ
金剛座　　ＶＡＪＲＡＳＡＮＡ

杖のポーズ　ＤＡＮＤＡＳＡＮＡ

日本語では、長座と言われます。
足を前に伸ばして座る安定したポーズです。
座位のポーズの基本になります。
このポーズで脊椎骨を正しく保つ事は健康作りの基本です。

ポーズ
両足をそろえて、床に座ります。左右の坐骨に均等に体重を乗せ、腹筋と背筋をバランスよく使い、背筋を伸ばします。
両足つま先を上に向け、膝裏は伸ばしましょう。
足の裏で壁を押す感覚をもつと、背筋が伸びてきます。
胸は軽く上げ、肩甲骨は下げ、重心が後ろに行かないようにします。
手は後ろに指先を自分の方に向けて体重はかけないように。
自分自身が杖になる感覚です。
目線、正面。踵は前に押し出す感じ。

坐骨で座り、骨盤をまっすぐに立て、背筋を伸ばし頭頂から尾てい骨まですっと伸ばしましょう。
自然な呼吸を繰り返しましょう。
※膝が伸ばせない、腰が後ろにいってしまう方はお尻の下にブランケットを
　ひいて調節しましょう。

動作；バランス
効能；心身を安定させる。
ドーシャへの影響；落ち落ちつきのないヴァータの症状を抑えてくれます。
　　　　　　　　　このポーズは内臓や骨盤などあるべき位置にまとめる作
　　　　　　　　　用があります。
　　　　　　　　　ヴァータが過剰な時は、始めと最後にこのポーズをいれ
　　　　　　　　　るといいでしょう。
関係チャクラ；骨盤底にある第一のチャクラ、ムーラダーラ、
　　　　　　　頭上にあり自己を超越する　第七のチャクラ、サハスラーラ
　　　　　　　その両方に働き、心身をトータルに整えます。

効果；姿勢を整える　ウエストのひきしめ　集中力を高める
　　　気持ちを安定させる

注意；腰のトラブルのある方、股関節にトラブルのある方、
　　　太ももの裏に損傷のある方はやめておきましょう。

金剛座　　ＶＡＪＲＡＳＡＮＡ

日本では正座と言われています。ＶＡＪＲＡは金剛石の意味です。
座位の重要なポーズの一つです。
このポーズは太ももをダイヤモンドのごとく固くし、肛門の両脇に足を置く。
ダイアモンドのように固く、揺るがぬ安定のポーズです。
人はもともとは．心身のバランスがとれ健康にできています。
余計なものを手放し、自然にもどればバランスが整っていくのです。
余計なものをとっていくとそこには、輝く自分がいると言われています。

ポーズ
握りこぶし１個くらいの間をあけて足の甲を床につけ、両踵に均等に体重を乗せましょう。
手は桃の上、目線は正面。自然な呼吸を繰り返しましょう。
肩と首の力は抜く。骨盤はまっすぐに立て、首筋を伸ばします。
足の親指は重ねない。
※つらい方は、かかととお尻の間にブランケットをいれると楽になります。

動作；バランス
効能；心身のバランスをとり安定させる。
ドーシャへの影響；ヴァータの過剰を安定させる。
関係チャクラ；第一のチャクラ　　　ムーラダーラ
　　　　　　　第七のチャクラ　　　サハスラーラ

効果；消化器官の活性化　集中力向上
注意；膝のトラブルのある方、足首のトラブルのある方はさけましょう。