今日は小児によいアーユルヴェーダ
を紹介するの!
そうらしいね。
年を重ねて方の生活は以前書いていたもんね。
皆様 ごきげんよう
アーユルヴェーダでも、小児に良い生活があります。
一般的にアーユルヴェーダの小児の特徴は、カパが旺盛な時期でカパ性疾患にかかりやすい事。
常に成長している事、薬剤などの外からのストレスに敏感な事。
インドでは 下のような諺があります。
3歳までは神のように、16歳までは召使のように、その後は友達のように
育てなさい。
元気に育てるために
1)母乳で育てる
母乳は免疫力を高めます。(初乳にはIgAが含まれていて新生児が消化
器官から吸収されると免疫がつくと言われています。)
ただし 母親が病気のときは 母乳を中止した方がよいでしょう。
2)オイルマッサージ
生後11日過ぎには、オイルマッサージがいいと言われています。
オイルマッサージは病気の予防や情緒を安定させるのに効果的です
新生児のオイルマッサージは神経組織の発達を促すと言われています。
使用するオイルは寒いところではごま油、暑いところではココナッツオ
イルやオリーブオイルがおすすめです。
3)お昼寝
お昼寝をお勧めします。昼寝も夜と同じように成長ホルモンが分泌
されるのです。
4)小児の食事
小児はカパが旺盛の時期ですので、カパを安定させる事が大切です。
時どき、苦味の野菜を、適当に甘いものを摂りましょう。
ギーは知力を高めると言われ毎日とる事を勧めてます。
1-2歳からスプーン1杯とるようにしましょう。
肉食ばかりでなく、バランスのよい食事に致しましょう。
5)生活スタイル
3歳以上は召使のように厳しく育てる事が大切です。
早寝早起きの習慣をつけたり、協調性を養ったり、心を安定させる
ように生活していきましょう。
過度な運動や偏った身体の動きはさけ、表現力豊かなヨガなどがお勧め
です。
※アトピーの小児のために
甘いもの、油っぽいもの、肉類は控えめに。
野菜などの植物をとってビタミン、ミネラルを十分にとりましょう。
小児期の皮膚炎は成長すると改善していきますので、ゆっくり治して
いきましょう。両親の心を整える事も大切です。
ターメリックオイル
ごま油か、オリーブオイル200ccを80-100℃に温め、ターメ
リック大さじ1杯を加えて30分おいておく。
※喘息の小児のために
小児の養生法として昔から伝えられてきています。
乾布摩擦です。絹の手袋やタオル(ガルシャナ)でマッサージして
カパを調節していきます。
体毛と反対方向に、手足は胴体に、背中とお腹は水平、上下の方向に
マッサージしてみましょう。
小児にもアーユルヴェーダの生活があります。
それぞれの年代に合った生活があるのですね。
心穏やかに過ごす事、ヨガをする事、食事に
注意する事はどんな年代でも大切ですね。
投稿者プロフィール
- 東京都在住。
薬剤師、健康管理士など
趣味;ヨガ、自然の中にいる事
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